ショーツがお尻に食い込むのはなぜ?女性のための食い込み対処法を解説
外出中にショーツがお尻に食い込んでしまい、不快感が芽生えたり、お尻のラインが気になったりといった経験はありませんか?
ショーツがお尻に食い込んでしまうと、人目が気になってしまい恥ずかしくなるときもありますよね。
そこでこの記事では、人には相談しにくいショーツの「食い込み」について、その理由を詳しく紹介します。
また、お尻に食い込まないショーツの選び方、その場でできる対処法もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
目次
■お尻にショーツが食い込む原因
ショーツが食い込むといっても、人によってはお腹や足の付け根など、気になるところが異なりますが、ここではお尻に食い込む場合の原因について紹介します。
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●お尻とショーツのサイズがあっていない
ショーツがお尻に食い込んでしまう1つ目の原因は、ショーツのサイズが不適切であることです。
例えば、自分のお尻に対して適正なサイズより小さいショーツを穿いていると、布地がお尻の動きを十分にカバーできず、動くたびにずり上がります。その結果、Tバックのようにショーツがお尻に食い込んでしまうのです。
ショーツもブラジャーを選ぶのと同様、サイズ選びが重要です。
●お尻とショーツの形があっていない
2つ目の原因は、お尻の形とショーツの形があっていないことです。
形があっていないとショーツが動く原因となり、結果としてショーツがずり上がって食い込んでしまいます。
お尻の形は人によってさまざまなので、自分のお尻の形にフィットしたショーツを選ぶことが大切です。
いろいろな形状のショーツを試して、自分のお尻にあわない形を覚え、次回から購入しないように気をつけましょう。
ボクサーパンツの食い込みが気になる男性はこちらの記事をご覧ください。
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■お尻にショーツが食い込むのを放置するのはNG
ショーツの食い込みが気になっているにもかかわらず、何の対処もせずに放置しておくのは基本的にNGです。
なぜなら、食い込みによる刺激を継続的に受けることで、肌に色素沈着を起こす可能性が高まるためです。
摩擦などの刺激を受けると、肌を守るためにメラニン色素が生成されます。
本来であればメラニン色素は肌のターンオーバーと一緒にはがれ落ちるため、しばらくすると元の肌にもどります。
しかし、ショーツの食い込みによる刺激を受け続けると、ターンオーバーのスピードより、メラニン色素の生成スピードのほうがはやくなってしまいます。
その結果、メラニン色素が過剰に生成されてしまい、色素沈着を起こしてしまうのです。
■サイズ選びが重要!お尻にショーツが食い込むのを防止する方法
食い込みを防止するにはサイズ選びが重要です。ここからは、自分のお尻にあった適正サイズのショーツの選び方について見ていきましょう。
●まずは正しくお尻のサイズを測る
自分のお尻にあったショーツを選ぶためには、自分のお尻のサイズを正しく測ることが大切です。
サイズを測るときは、身体のラインに沿わせられるくらい柔らかい素材で作られたメジャーがおすすめです。できれば全身が映る鏡を準備し、採寸しやすいよう薄着になりましょう。
ヒップサイズは、以下のような流れで測ります。
- 1.背筋を伸ばして軽く足を閉じ、適度にリラックスした状態で立つ
- 2.鏡に対して横向きに立ち、お尻が一番突き出ている(一番高い)部分をチェックする
- 3.お尻が一番突き出ている部分にメジャーをあて、メジャーを地面と平行にした状態でお尻まわりの寸法を測る
●お尻の大きさにあったショーツを購入する
ショーツのサイズ |
ヒップサイズ |
S |
82~90cm |
M |
87~95cm |
L |
92~100cm |
LL |
97~105cm |
3L |
102~110cm |
ショーツのサイズはメーカーや商品によって異なります。
上記はあくまでも目安ですので、実際に購入する際は商品のタグを見て都度、ヒップサイズを確認するようにしてください。
■お尻に食い込みにくい形状のショーツを選ぶのも効果的
お尻のサイズを測ることが大前提となりますが、お尻に食い込みにくいショーツを意識して選ぶこともおすすめします。
お尻の形が平べったい薄型の体型の方ですと、ボーイズレングスのように足ぐりが浅く、裾がお尻の下にくるタイプのショーツならずり上がりにくいです。
また、裾に縫い目のない「きりっぱなし」タイプも、食い込みにくいだけでなく、足ぐりに縫い目がないため服に響きにくいというメリットがあります。
少し長さのあるガードルタイプであれば、お尻に食い込みにくいだけでなく、お腹や太もももサポートできるため、お腹とヒップラインが気になる方におすすめです。
反対に、お尻の形が筒形に近くボリュームのある体型の方は、お尻が立体パターンになっているものがおすすめです。
立体的になっているかどうかを見分けるには、ショールを平台に置いてみてください。そのとき、写真のようにお尻の端っこの部分に皺が寄ってクルっと立ち上がっているものであれば、立体的な作りになっているといえます。
●お尻に食い込みにくいおすすめのショーツ
ここまで、お尻に食い込みにくいショーツについて解説してきましたが、「実際にどんなショーツがいいのかよく分からない」という方も多いのではないでしょうか?
ここからはお尻に食い込みにくいおすすめのショーツを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※おすすめする商品は、体型によってあう・あわないがあり、全ての方に食い込みにくいとは言い切れません。サイズをご確認のうえお選びください。
柔らかくて低刺激かつ、完全無縫製タイプのソフトガードルは、足ぐりや腰のゴムによる刺激、締め付けが苦手な方におすすめです。
肌あたりが柔らかい素材のため、肌への圧迫感が少なくフラットな着用感で、お腹とお尻まわりを優しく補整します。どちらかというと、お尻の形が平べったいタイプの方におすすめです。
こちらは、お尻をスッポリ包み込む綿リッチなショーツです。
独自のこだわり設計と高い綿混率で、ここちよいフィット感に定評があります。
また、裾はきりっぱなしのため、ごろつきにくくショーツラインが目立ちにくくなっています。
デニムや細身のスカート、ラインの出やすいとろみ感のあるボトムとの相性が良く、デイリーに使いやすいアイテムです。裾の丈が長めなので、体型を選びにくいショーツです。
こちらは、縫い目がゼロでヌーディな着用感が魅力のハーフショーツです。
縫い目の凸凹がないため下着のラインが目立ちにくく、洗濯表示を転写プリントにしたことで、チクチク感を軽減しています。ガードルを履くときにもおすすめです。
また、立体的ではありませんが、丈が浅めで体型を選びにくいショーツです。
こちらは、ブラジャーとのペアショーツとなりますが、隠れた名品のショーツです。
お尻のパターンが立体的に作られており、足ぐりがレースになっているため食い込みにくい作りになっています。
レースが苦手でなければ、お尻が立体的な方には試してみてほしいショーツです。
お尻にショーツが食い込んでしまったときの対処法
外出先でショーツが食い込んでしまうと、不快感があり「なんとかしたい」と思う方は多いでしょう。
ここでは、お尻にショーツが食い込んでしまったときの対処法を紹介します。
●人目につかない場所に移動して直す
人前から移動ができる状態であれば、人目につかない場所でショーツの食い込みを直しましょう。
トイレの個室、もしくは周囲の目につかない物陰などに移動して、お尻を壁側にしながら手早く直してください。
●人前なら身体を動かしてみる
人前から移動ができない状態のときは、さりげない動作で食い込みが直せる場合もあります。
以下のような動作で食い込みを直せるか試してみてください。
・立ったりしゃがんだり、動作にはずみをつけることでショーツの位置を動かす
・座り直すように見せかけて、さりげなく手で押さえたり摘まんだりしてショーツの位置を直す
・ボトムスのポケットに手を入れて、ショーツを引っ張ってみる
●ショーツと一緒にストッキングやタイツをはく
出先でショーツが食い込んでしまわないよう、ショーツの上からストッキングやタイツをはくのもおすすめです。
ストッキングやタイツがお尻とショーツを密着させるため、ショーツがずり上がりにくくなります。
出先で何度も食い込みが気になるようなときは、コンビニなどでストッキングやタイツを購入してみてください。
■お尻への食い込み防止には適切なショーツ選びが大切
ショーツがお尻に食い込むのは、お尻とショーツのサイズがあっていないのが原因です。放置していると、摩擦により色素沈着を起こしてしまう可能性もあります。
そのためまずは、お尻のサイズを正しく測り、自分にあったサイズのショーツを選びましょう。
サイズを測ったうえで、ボーイズレングスなど、お尻に食い込みにくいデザインのショーツを選ぶのもおすすめです。
また、お尻の形が筒形でボリュームがあるタイプの方は、極力立体的なデザインのショーツを選ぶようにしてください。
お尻の形は十人十色。これらのショーツは、残念ながら誰にでもあうというものではありません。
お尻への食い込みを卒業できるよう、この記事を参考にぜひチャレンジしてみてください。
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