【3色検証】メンズ白シャツにベージュインナーは透けない?

Yシャツをスマートに着こなすのは、ビジネスマンの必須課題!
特に気をつけたいのは、シャツの下に着るインナー。シャツから透けているインナーは、意外と周りから見られています。お世辞にも見た目が良いとは言えないため、営業先・女性からの評価を下げてしまう可能性も。
では、どんな色のインナーを選べばYシャツをスマートに着こなせるのでしょうか?
【一般論】メンズYシャツに透けないインナーは何色?

インナーを透けさせないためのポイントは、肌に近い色のインナーを選ぶこと。インナーのカラーは「ベージュなどが良い」と言われています。また、たとえ肌色に近くても、肌より明るい色は避けたほうが無難です。

……と、ここまではよく巷で言われていること。しかし実際、Yシャツの下に着ても透けない色はどれなのでしょうか?また、白いYシャツ以外のカラーシャツやストライプシャツの場合は、どうなるのでしょうか?
そこで今回は、白・ピンク・ストライプの3種類のシャツと、透けないと噂のベージュ・一般的な白・男性がカジュアルに着やすいブラック杢(もく)のインナーを用意。シャツの下にインナーを着て、透け具合を比較してみました。

※モデルはインナーごとに違いますが、着用するシャツは同じものを着回して公平に比較しています

今回使用したのは、GUNZE(グンゼ)YGVネックTシャツ。襟・袖・裾に縫い目のないカットオフ仕様で、スムーズな肌当たりが特徴のインナーです。
※使用のインナーは廃番となりカラーバリエーションを変更して新品番で販売しています。
使用品番の後継品はこちら: YG(ワイジー)【きりっぱなし】VネックTシャツ(YN1515)
【検証】白いYシャツの下で一番透けないインナーはどれ?

まずは、定番の白いYシャツから検証スタート。
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・まず左の白いインナー。こちらは、遠目からは透けては見えません。
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・真ん中のベージュは全く透けず、インナーを着ていることもわからない印象。
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・右のブラック杢は色味が透けて、白シャツがくすんで見えます。
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こうしてみると、白いインナーとベージュのインナーは微々たる差の様子。しかし腕に寄ってみると、違いは歴然。白いインナーは、地肌とインナーの境目がかなりはっきりと見えました。
●白シャツ×白インナー

▲【白いインナー】地肌とインナーの境目がくっきりと見えています
●白シャツ×ベージュインナー

▲【ベージュのインナー】姿勢の都合でインナーの境目の形はわかりますが、色はほとんど透けていません
●白シャツ×ブラック杢インナー

▲【ブラック杢のインナー】濃い色が透けて見えていて、地肌との境目もくっきりとわかります
【検証】ストライプのYシャツの下で一番透けないインナーはどれ?

次に、白地にグレーと青の細いストライプが入ったシャツの下に、それぞれのインナーを着用してみました。先ほどの白シャツやピンクシャツよりも生地の薄いシャツを用意したので、インナーの実力がよりわかる結果に。
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・白いインナーは、腕部分の地肌とシャツの境目がくっきりと目立ちます。
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・ベージュの透けなさは健在。襟元にも腕周りにも、インナーの影響は全くありません。
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・ブラック杢は、境目が目立つばかりかシャツの色がくすんで見えます。
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検証の結果、白いインナーは、シャツの生地が薄いとかなり目立つことがわかりました。
●ストライプシャツ×白インナー

▲【白いインナー】インナーと地肌との境目がかなりくっきり!生地が薄いシャツと、白いインナーは相性が悪いことがよくわかります
●ストライプシャツ×ベージュインナー

▲【ベージュのインナー】ストライプシャツでも、地肌とインナーの境目がほぼわからないベージュ!すごい!
●ストライプシャツ×ブラック杢インナー

▲【ブラック杢のインナー】かなり透けて見えるし、色ぐすみが目立つ
【検証】カラーシャツの下で一番透けないインナーはどれ?

最後に、薄いピンク色のシャツの下に3種類のインナーを着用してみました。
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・白いインナーは形が若干透ける程度!
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・インナーの色・形が全く透けないベージュ、やはり強い。
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・ブラック杢は色も形もかなり透ける
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白いインナーが健闘しました。それでは腕に寄って見てみましょう。
●ピンクシャツ×白インナー

▲【白いインナー】うっすら形がわかりますが、シャツの生地がしっかりしているからか、さほど目立ちません。
●ピンクシャツ×ベージュインナー

▲【ベージュのインナー】地肌との境目もほとんどわからないベージュのインナー
●ピンクシャツ×ブラック杢インナー

▲【ブラック杢のインナー】白いシャツやストライプシャツのときほどではありませんが、やはり色は透けて見えるブラック杢
ベージュが透けないのは本当だった!白やブラック杢は合わせるシャツの色調や柄・素材次第でOK!

今回の検証では、どんなシャツの下でも透けないのはベージュという結論に。しかし、白インナーやブラック杢も、シャツの色調や柄・素材・着こなしによっては、それぞれの良さが引き立つことがわかりました。
【1】どんなシャツでも透けない!シャツの下に着るならベージュが最強!
今回の検証において、ベージュインナーの透けなさは「すばらしい」の一言。白シャツ・ストライプシャツ・カラーシャツともに、インナーの形や色がシャツ越しに透けて見えることはありませんでした。

このように胸を反らしてみても、インナーのラインや色味が全く透けていません。このインナーの襟元はVネックですが、その形状さえ外からは判別不能。今回着用したインナーが胸元に縫い目のないカットオフ仕様だという関係もありますが、それでもここまでインナーの形が出ていないのは驚きです。
ベージュのインナーと言うと、「おじさんくさい」「ダサい」と敬遠する人も多いかと思います。しかし、シャツを着たときのスマートさを考えると、ベージュインナーを1枚持っておくことをおすすめします。
【2】白シャツはカラーシャツや柄シャツの下に!実はジャケット着用時にもおすすめ
白いインナーは、ピンクシャツやストライプシャツの下であればそこまで透けないという結果になりました。白よりも彩度の濃い色が入ったシャツであれば、透けにくいのだと考えられます。
また、今回のようにYシャツ一枚のスタイルでは透け感が気になった白インナーですが、実は上からジャケットを羽織る着こなしではむしろおすすめ!白インナーがVゾーンの白を強調してくれるため、清潔感がアップし、スタイリッシュに見えます。
【3】ブラック杢インナーは濃い色・厚手のシャツの下に!カジュアルレイヤードにも映える
検証では比較的薄手のYシャツを着用したため、いずれのシャツとも相性が悪かったブラック杢インナー。ダークカラーが透けて、シャツの色がくすんで見えるというのが難点だと言えそうです。しかし、黒いYシャツや綿素材の厚手のシャツの下であれば問題なく着用できます。
また、ブラック杢インナーはシャツとのカジュアルなレイヤードスタイルにおすすめ。シャツのボタンを大きく開けて首元からインナーが覗いていても、ブラック杢なら肌着っぽく見えないというメリットが。ビジネスシーンでは白やベージュのインナーを選び、休日のカジュアルスタイルではブラック杢を……という選択は、大いにあり!
実際のところ、インナーを着ることに慣れていない人にとっては、ブラック杢が一番取り入れやすいかとは思います。今回の検証の場にいた男性陣からも、「濃い色のインナーのほうが気持ち的に着やすい」「濃い色のインナーが透けているのは、スポーツ選手みたいでそこまで気にならないのでは?」との声が上がっていました。※個人的見解です。
好きな色を着ればOK!でもTPOはわきまえて
基本的には、相手に不快感を与えさえしなければ、好きな色のインナーを着るのが一番だと思います。毎日周りの目を気にして、シャツとインナーの透けない組み合わせを考えるのはちょっぴりストレスですもんね。
とはいえ、シャツの下からインナーが透けているのは、大人の男性としてあまりスマートとは言えません。例えば重要なプレゼンの日や大切な記念日はTPOをわきまえて、シャツの色や素材に合わせた適切なインナー選びをしてみてくださいね。
商品:YG(ワイジー)【きりっぱなし】VネックTシャツ(YN1515)
※本記事の検証の商品の後継品ですのでカラーバリエーションが変更されています。
ベージュ以外の透けにくい色を探している方はコチラの記事もチェックしてください。
※最も透けにくいインナーはどれ?ベージュ以外の色も検証!
メンズ インナートップス・肌着・下着一覧ページ
URL:▶https://www.gunze.jp/store/r/r9000/
メンズ 半袖・ 5 分袖インナーシャツ 一覧ページ
URL:▶https://www.gunze.jp/store/r/r5314/
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