流行のオフィスカジュアルスタイル。スーツのジャケット襟汚れは大丈夫?洗濯方法と予防法をご紹介
昨今、ビジネススタイルのカジュアル化が進み、Tシャツ×ジャケットのコーディネートをしている方も増えてきました。
それに伴い、「汗をかいてスーツのジャケットの襟を汚してしまった」「スーツのジャケットの襟についた汗ジミがとれない」そういった経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか。
ジャケットを脱いだ時に見える襟元、首元から覗く襟元が汚れていると、清潔感に欠け、せっかくのおしゃれも台無しになってしまいますね。そこで今回は、ジャケットの首元・襟元についた汚れの落とし方や予防方法についてご紹介します。
■ ジャケットの首元・襟についた汚れの落とし方
●まずは手洗いOKなジャケットか確認しよう
汚れを自分で落とす前に、まずはジャケットの洗濯絵表示を確認してください。手洗い不可なジャケットの場合は、クリーニング店に持っていきましょう。手洗い可能なジャケットの場合のみ、以下の方法を活用してみてください。また、以下で紹介した方法は、目立ちにくい所で色落ちをしないか試す必要があります。
使用する洗剤等を少量ティッシュにつけ、目立たない所を軽くふいた後、5分放置して色落ちをしないか確認してください。少しでも色落ちした場合はクリーニング店に相談する事をおすすめします。
●襟元についた汚れの落とし方
①セスキ水とハンドソープで落とす
1、 水500ccに対して粉末の「セスキ炭酸ソーダー」を小さじ1杯の割合で混ぜ合わせ、「セスキ水」を作ります。
2、 セスキ水を小さなブラシやハケなどにつけて、汚れが気になるところに塗っていきます。
3、 ハンドソープに少量の水を混ぜて2の箇所に塗り、優しく洗います。
4、 2・3を洗い流します。
②酵素系漂白剤と重曹を使う
1、 酵素系漂白剤大さじ1と重曹小さじ1を混ぜ合わせ、50度前後のお湯に溶きます。
2、 小さなブラシやハケを使って汚れが気になる部分に塗ります。
3、 お湯で洗い流します。
洗った後は、洗濯絵表示に従い、軽く脱水するかタオルで水気を切り、形崩れをしないよう出来るだけ早く干すようにしましょう。
■ 襟汚れをスムーズに落とすためのポイント
●時間を置かずになるべく早く落とす
汗に含まれている皮脂は、ついたばかりは透明ですが、時間が経つと黄ばんでいきます。また、繊維の奥に汚れが染み込んでしまうと、どんどん落ちづらくなっていきます。ジャケットを着ていて「汗をかいたな」と感じたら、できるだけその日のうちにその都度洗うことをおすすめします。
■ ジャケットの襟汚れを予防するには
●Tシャツをジャケット専用Tシャツに替える
BODY WILD(ボディワイルド)【ジャケット対応】Tシャツ(メンズ)<BW5413B>
こちらは、スーツのジャケットに合わせやすいTシャツです。一般的なTシャツよりも首元の後ろのテープを高く設計し、ジャケットの襟裏に皮脂や汗などの汚れがつきにくいパターンにしています。
生地は綿100%のスムース編みできめ細やか。また、光沢感のある素材なので、ジャケットとあわせてもカジュアルになりにくいのもポイントです。ネックデザインやシルエットが計算しつくされた、ジャケットスタイルにオススメの1枚です。
●着用時こまめに首回りの汗を拭く
ジャケットの襟汚れの正体は「汗」と「皮脂」です。着用しているときにウエットティッシュなどでこまめに首回りをふき、汚れがつかないようにしましょう。
●衣類用の撥水スプレーを襟周りにかけておく
衣類用の撥水スプレーには、水分が衣類に染み込むのを防ぎ、汗などの汚れを弾く効果があります。
ジャケットを着る前に襟周りにかけておくと、汚れがつくのを防いでくれます。
●汚れ防止用テープを活用する
汚したくないところに貼っておくだけで汚れがつくのを防止してくれる「汚れ防止用テープ」が販売されているので、こういったものを活用するのも良いでしょう。
まとめ
気になるスーツのジャケットの襟周りの汚れ。襟周りに汗ジミや皮脂汚れがついていると、清潔感に欠け、せっかくのスーツも台無しになってしまいますね。今回ご紹介したように、これらの汚れはちょっとした工夫で防ぐことができます。ジャケット専用Tシャツを中に着るなどの対策をして、お洒落にカジュアルスタイルを楽しみましょう。