みなさんは普段、どのような服装で寝ていますか？

就寝時の服装次第では、なかなか寝つけなかったり寝苦しさを感じたりして、寝ごこちに関係します。快眠へと導くために、服装はぜひ意識しておきたいポイントです。

そこでこの記事では、寝るときにふさわしい服装とおすすめのアイテムを紹介します。「寝るときはパジャマが良い？」「Tシャツはダメ？」と疑問を抱く方は、ぜひ参考にしてください。

寝るときの服装として、主に以下の5種類があげられます。

　・パジャマ
　・スウェットなどの部屋着、ルームウェア
　・Tシャツ
　・ジャージやスポーツウェア
　・下着、インナーのみ

部屋着やTシャツで寝る場合、起きたあとそのまま過ごす方も多いでしょう。ジャージやスポーツウェアであれば、そのまま近所に出かけたり、ちょっとした運動をしたりできます。

また、解放感を優先し、下着やインナーのみで寝る方も少なくありません。

寝るときの服装は人によって異なりますが、どのような服を着るかによって実は寝ごこちが変わってくることを次項で詳しくみていきましょう。

グンゼが実施したアンケート調査「パジャマと部屋着分けていますか？」では、「分ける」と回答した方が全体の約4割、「分けない」と回答した方が全体の約6割という結果でした。

分けると回答した方からは「着ごこちが良くて寝つきやすい」「就寝時と起床時のメリハリがつく」などの意見がある一方、分けないと回答した方からは「着替えるのが面倒」「洗濯物を増やしたくない」などの意見がみられます。

しかし、結論からお伝えすると、睡眠の環境を整えるためにはパジャマを着て寝るほうが良いです。

その理由を次項で詳しく解説していますので、パジャマで寝ることのメリットをまずは押さえておきましょう。

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パジャマは寝るときのための衣類であり、細やかな工夫が施されています。

睡眠中は一晩にコップ一杯の汗をかくといわれているため、寝るときは吸湿性の良いものが衣類としてふさわしいです。

夏であればサッカー生地やクレープのさらっとした生地、冬は保温性の高いキルトやダンボールニットなど、季節にあわせて適したものを選ぶと良いでしょう。

部屋着はご飯を食べたり動いたりすることで、汚れや汗が服に染みつきがちです。その状態でベッドに入れば、寝具も汚れてしまうでしょう。

さらに、シーツや掛け布団カバーなどのベッドリネンを洗濯しないでおくと、雑菌やダニが繁殖しやすくなり、結果的に皮膚のトラブルへとつながるおそれもあります。

パジャマを着て寝る習慣をつけると眠りのスイッチが入り、体や心が自然と入眠モードに切り替わります。

パジャマに着替えるだけでも入眠儀式になりますが、それでも「なかなか眠れない」という方は、寝る前にハーブティーを飲んだりストレッチしたりと、リラックスできる行動をプラスしてみましょう。

パジャマは無駄な装飾がないことに加え、ゆったりとした作りになっています。そのため、寝返りしやすく不快を感じにくいです。

就寝時には、一晩で20～30回程度寝返りをするといわれています。分厚い素材や体にフィットする形状の衣服を着ていると、寝苦しさを感じてしまうかもしれません。

その点、どの方向に寝ても楽に寝返りをできるパジャマであれば、快適な寝ごこちにつながり、安眠を促してくれるでしょう。

肌触りの良いパジャマで眠るとリラックスすることができ、睡眠の妨げとなるストレスを軽減します。

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「パジャマは苦手」「半袖が好み」という方は、寝るとき専用のTシャツを着用する方法もあります。

寝るとき専用のTシャツは、吸水性や通気性に優れており、暑い季節でも寝苦しさを感じにくくいです。

また、寝返りがしやすい設計になっているので、背中を丸めたりひねったりしたときのツッパリ感を軽減します。

腕を上げ下げしても不快を感じにくく、Tシャツでもパジャマとしての役割を果たしてくれる優れものです。

ここでは、寝るとき専用に設計した「寝るＴ」を男女別に紹介します。

長年にわたって、パジャマやルームウェアを開発してきたグンゼが新たに提案する商品ですので、ぜひその着ごこちを試してみてください。

睡眠専用に設計した男性向けの「寝るＴ」です。

汗をかきやすくて蒸れやすい背中側には、アメリカの航空宇宙局（NASA）のために開発された温度調節素材を使用しています。

前面も、吸水速乾性に優れた綿100%素材にこだわり、オールシーズン着用できるTシャツに仕上げています。

睡眠専用に設計した女性向けの「寝るＴ」です。

男性向けの「寝るＴ」と同様に、汗をかきやすくて蒸れやすい背中側には、温度調節素材の「アウトラストメッシュ」を使用しています。

サラサラとした着ごこちなので、汗をかきやすい季節はもちろん、涼しい季節にはパジャマの下に着用するのもおすすめです。

パジャマは、快適な睡眠のために欠かせないアイテムです。就寝環境は季節によって異なるため、シーズンごとに1～2枚揃えておくと良いでしょう。

また、パジャマではなくTシャツ派の方は、睡眠専用に作られた「寝るＴ」がおすすめです。吸水性や通気性に優れた素材を使用しており、睡眠を邪魔しにくい設計となっています。

パジャマ派の方もTシャツ派の方も自分にあったアイテムを選んで、睡眠の環境を整えましょう。

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