2023.03.30

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不快!タイツやストッキングの股下がずり下がる原因と7つの対策

■ 【アンケート】タイツやストッキングのズレが気になりますか?

【アンケート】タイツやストッキングのズレが気になりますか?

グンゼが207名の方に実施したアンケートでは、6割以上の方がタイツやストッキングのズレが気になっていると答えています。お仕事柄毎日タイツやストッキングをはかなければならない方にとって、これはとてもストレスですよね。

■ タイツやストッキングが下がってくる原因とは

タイツやストッキングが下がってくる原因とは

タイツやストッキングの構造をおさらい

原因をご紹介する前に、まずはタイツやストッキングの構造を知っておきましょう。タイツやストッキングは下の図のような構造になっています。

タイツやストッキングの構造をおさらい

タイツやストッキングが下がる原因

・はきこみが浅い

はきこみが浅いと、タイツやストッキングはどうしてもずれやすくなってしまいます。はく時にヒップや股下部分をしっかりフィットさせることが大事です。

・サイズが合っていない

そもそもタイツやストッキングのサイズが体に合っていないと、やはり股下がずり下がりやすくなります。大きすぎるサイズをはいている場合も、小さすぎるサイズをはいている場合も、フィット感が悪くなってしまいます。ヒップ周りのサイズ・レッグ部分の長さが体に合うものを選びましょう。

・タイツやストッキングが滑りやすい下着を穿いている

タイツやストッキングをはく時にお尻や股下部分をしっかり深くはいても、サイズが体に合っていても、ショーツが滑りやすい素材だとツルツル滑ってずり下がってきやすくなります。滑りにくいショーツの選び方については後の項目で詳しくご紹介します。

・タイツやストッキングのパンティ部分がズレやすいものをはいている

タイツやストッキングが下がってくるのは、パンティ部がしっかりフィットしていないからです。伸ばしてはいたタイツやストッキングが、戻ろうとする力に負けて下がってきてしまうのです。逆に言えば、サイズがしっかり合っていてパンティ部のフィット感が保たれていれば、下がりにくいと考えられます。

・タイツやストッキングのゴムが伸び劣化している

タイツやストッキングのウエストゴムが伸びていたり劣化していたりすると、着用中にズルズルと下がってきてしまう可能性があります。

■ タイツやストッキングを下がりにくくする対策7つ

タイツやストッキングを下がりにくくする対策7つ

① はき方を見直す

はきこみが浅いとずり下がりやすくなってしまいます。正しいはき方を身につけましょう。

① はき方を見直す

1 たぐり寄せ

まずは、両手でウエストからつま先までたぐり寄せ、つま先を先まで入れるのが大切です。

2 親指引き上げ

両手の親指を内側にいれて、しわができないようによく伸ばしながら引き上げましょう。

3 交互に引き上げ

親指を内側に入れて、少しずつ左右交互にひざまで上げましょう。

4 最終引き上げ

ひざから太もも、股下までぴったりくるように引き上げてください。

5 フィッティング

最後に、股下に隙間がないのを確認したら、ウエストまで引き上げてお尻やお腹を包みましょう。

失敗しないストッキングをはくコツ

・爪を立てない。(さかむけや爪の形に注意)
・ゆっくり、優しく引き上げましょう。
・時計や指輪ははずしてからはきましょう。

② サイズを見直す

まずはサイズ表を見て、自分に合うサイズのものを探してください。

ストッキング・タイツ

普通サイズ S M L LL EL
ヒップ 80~88 85~93 90~98 95~103 95~103
身長 145~155 150~160 155~165 160~170 165~175

(単位cm)

普通サイズ S - M M - L L - LL S - L
ヒップ 80~93 85~98 90~103 80~98
身長 145~160 150~165 155~170 145~165
特別サイズ J L J S - M J M - L
ヒップ 95~113
身長 155~165 145~160 150~160

(単位cm)

特別サイズ JJ L JJ S - M JJ M - L JJ S - L T L - LL
ヒップ 105~128 105~128 80~95
身長 155~165 145~160 150~165 145~165 155~170

※上記は目安となります

ヒップ周りが大きめでパンティ部分がフィットしにくい方は、ヒップサイズが大きく作られたJ付のサイズを選んでいただくことをおすすめします。単純にサイズを上げるだけではレッグ部分が長すぎて生地が余ってしまうこともありますが、J付きのサイズなら、レッグ部分のはき心地はそのままに、お尻周りのフィット感がアップし、ずり下がってくるのを防ぎやすくなります。

▶ストッキング・タイツのサイズ別商品一覧はこちら!

●ストッキング

・S-Mサイズ

・M-Lサイズ

・L-LLサイズ

・J付サイズ

●タイツ

・S-M

・M-L

・L-LL

・J付サイズ

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③ ショーツを見直す

レーヨンやシルクなど、つるつるした素材のショーツは、ストッキングやタイツが滑ってずり下がりやすい傾向にあります。ずり下がりを防止するには、つるつるしていない素材の綿(コットン)のショーツがおすすめです。綿のショーツはストッキングやタイツを落ちにくくするだけでなく、吸水性が高くムレにくいので、汗をかきやすい時期にも重宝します。

▶綿(コットン)ショーツ一覧はこちらから

④ パンティ部がフィットしやすいストッキング・タイツを選ぶ

パンティ部がフィットしやすいマチ付きのものや立体設計のものを選ぶのがおすすめです。マチ付きとは、体にフィットしやすいように、股の部分に別布がついているものをいいます。また、立体設計のものは、マチが無くてもヒップの部分が長く作られていたり、部分的に編み方を変更したりしてフィットしやすくずり下がりにくい仕様になっています。

▶マチ付きタイツ一覧

▶マチ付きストッキング一覧

▶パンティ部分が立体設計のストッキング一覧はこちらから

⑤ タイツやストッキングの上からインナーボトムスをはく

膝上丈のインナーボトムス(ガードル・スパッツ・オーバーパンツ)をはいてタイツやストッキングをおさえてしまうというのも良い方法です。冬場は暖かく、下半身の冷え防止になります。暑い時期にやるのは「ムレそう」と思うかもしれませんが、サラサラ冷感タイプのインナーボトムスを選べば気になりにくくなります。また、冷房がきつい場所での、下半身の冷え対策にも良いでしょう。

▶インナーボトムス一覧はこちらから

⑥ タイツやストッキングにインナートップスをINしてしまう

インナートップスをタイツやストッキングの中に入れてしまうことで、ウエスト部分を固定し、ずり下がりを軽減できます。

⑦ タイツやストッキングの寿命だと認識して新しいものを購入する

原因4で説明したとおり、タイツやストッキングのゴムが劣化していてずり下がりやすくなっている可能性もあります。「はじめは問題なく快適にはけていたのに最近になって下がるようになった」という場合は、寿命と考えて買い替えをしましょう。

▶買い替えはまとめ買いがお得です!!
・ストッキング
・タイツ

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⑧ ズレにくいタイツを選ぶ

you and(ユーアンド) ズレないタイツ 80デニール<YAW080>

you and(ユーアンド) ズレないタイツ 80デニール<YAW080>

こちらは、オリジナル製法のズレないタイツです。ズレない秘密は3つ!

1 すべり止め機能付きガーター

ガーター部分に、摩擦抵抗力とグリップ力の高い超マイクロファイバーの特殊な糸を編み込むことで、すべり止め効果を発揮します。

2 新・立体パンティ部

新原糸「ナイロンストレッチ素材」を使用することで、従来のナイロンよりも高い伸縮性を実現しました。体型にあわせて無理なくフィットし、ヒップ部分のつっぱり感も軽減しています。

3 ダブルウエスト

お腹に食い込みにくいフラット型のウエストバンドと、その下部に配置したサブバンドが、ウエストの締め付けを抑えながらもタイツをしっかり固定します。

タイツのずり下がりに悩んでいる方にぜひおすすめの商品です。また、静電気防止加工と消臭加工もついているので、気になる静電気やニオイも軽減してくれます。

▶こちらのタイツには、50デニール・110デニールもあります。
・50デニール(現在売り切れ)
・110デニール

まとめ

日中にタイツやストッキングがずり下がってくると、とても不快なものですよね。でも、今回ご紹介したように、正しいはき方をマスターする・自分にあったサイズのものを選ぶ・滑りにくい素材のショーツをはく・パンティ部分がずり下がりにくいタイツやストッキングを選ぶなどの工夫によって、ずり下がりのイライラはかなり解消できるはずです。ぜひ試してみてくださいね。

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