【医師監修】脚がジンジンしてだるい!!重い!!シーン別のケア方法とは。着圧アイテムもご紹介!
在宅勤務の浸透や外出自粛の影響で運動不足になっていたり、冷房の効いた部屋に長くいたりすると、「脚がだるい」「脚が重い」と感じることはありませんか?脚のだる重感はとても不快なものですよね。そこで今回は、仕事中・運動時・就寝時にできる脚のだる重さ予防解消方法と、シーン別でオススメの着圧アイテムをご紹介します。
【監修医】さいとう内科・循環器クリニック院長 齋藤幹
北海道大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院、公立昭和病院などを経て、「さいとう内科・循環器クリニック」を開業。医学博士、内科認定医、総合内科専門医、循環器専門医・指導医、臨床研修指導医。
どうして脚が重たく感じるの!?
筋肉疲労じゃないのに脚が重い・だるいのはなぜ?
たくさん歩き回ったりスポーツをしたりすると、筋肉に疲労がたまって血流が悪くなり、脚がだるく・重く感じます。でも、特に激しい運動はしていないのに脚がだるく・重くなることがありますよね。この原因は、脚の血流が悪くなって水分や老廃物が溜まっているからかもしれません。
ふくらはぎの筋肉がこわばると血液循環が悪化、老廃物が溜まりやすくなる
ふくらはぎの筋肉が「第二の心臓」と呼ばれているのをご存知でしょうか?この理由は、ふくらはぎが血流を循環させるのに重要な役割を担っているからです。脚の静脈血を重力に逆らって心臓に送り返す際に、ふくらはぎの筋肉はポンプのような役割をしています。ふくらはぎの筋肉が静脈をグッと押し上げることで、脚の血液循環は保たれているというわけです。
このことから、ふくらはぎの筋肉が疲労などでこわばっていると、ポンプの役割がうまく働かなくなり血液循環が悪化してしまいます。すると、脚には水分や老廃物がたまり、だるさや重さを感じるようになるのです。
医師コメント
一日中座ってパソコン作業をしていたり、長時間立ち仕事をしていたりすると、ふくらはぎの筋肉がこわばってしまいます。すると、静脈が心臓に血液を正常に送り返せなくなり、足に老廃物や水分が溜まりやすくなるのです。その結果、足がだるい・重いと感じるようになります。
【Twitteアンケート】脚がだるい・重いと感じた時、どんなケアしてますか!?
Twitterで脚がだるい・重いと感じた時どのようなケアをしていますかというアンケート実施しました。
アンケートでは、半数近くの人がマッサージケアをしているという結果が得られました。脚のだるさや重さを手っ取り早く解消する方法として効果的と考えている人が多いことが分かります。一方、着圧アイテムやストレッチはなじみがなかったり、脚のだるさ解消と結びつきにくいというイメージを持っていたりする人が多いのかもしれません。
医師コメント
市販の着圧アイテム(ただし圧が強すぎない、弱圧のもの)を身につけたり、マッサージやストレッチを行ったりするのは、脚のだるさ・重さをすっきりさせるのに効果があると考えられます。着圧は足首が最も圧迫圧が高く、上方に行くにしたがって圧が低くなるようなものを選ぶといいでしょう。ただし、症状がひどい・なかなか改善されないという場合は病気が潜んでいる可能性もあるので、一度医療機関で相談することをおすすめします。
シーン別・おすすめケア方法
脚の重さやだるさは、ちょっとした工夫やケアで軽減できます。シーン別のおすすめケア方法をご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
仕事中にできるケア方法
①着圧アイテムを着用する
手軽なのは、着圧アイテム(ストッキングやレギンスなど)の着用です。着圧アイテムをはくことでだるさや重さがすっきりします。
【ストッキング派の方には・・・】
・SABRINA(サブリナ)Acti-Fit(アクティフィット) 丈夫 着圧 <SB725M>
こちらは足首13hPaの着圧タイプストッキングです。ほどよく脚を引き締め、だるさを感じにくくしてくれます。破れにくく伝線しにくいのも良いところです。
【在宅ワークでストッキングを履きたくない方には・・・着圧レギンスがおすすめ】
・UCHICOLLE(ウチコレ)【おやすみ・涼感】着圧レギンス<AUR601R>
こちらは、レーヨン混の涼感とろみ素材を使用した着圧レギンスです。段階着用圧になっており、足首は20hPaでしっかり引き締めて、キュッとすっきり美脚効果。お腹ゆったりで縫い目のないシームレス設計なので、脚はしっかり引き締めつつも、お腹は楽に過ごしたい方にオススメです。リラックスしながら、快適なおうち時間に使える1足です。
②土踏まずを刺激する
足のだるさや重さを軽減するには、土踏まずを刺激するのも効果的です。仕事中にできる方法としては、デスクの下で靴を脱ぎ、ゴルフボールをコロコロ転がして足裏を刺激するのがおすすめです。ゴルフボールの位置をずらしながら、土踏まずだけでなく足裏全体に刺激を与えましょう。
③ふくらはぎの疲労をとるツボを押す
ふくらはぎを刺激してあげると、筋肉の凝りが解消され血行やアップし、脚のだるさや重さが楽になります。椅子に座ったまま足を組み、上の脚のふくらはぎを下の脚のひざにこすりつけるようにして刺激しましょう。このマッサージは、仕事中だけでなく、就寝前にベッドに仰向けに寝転んで行うのもおすすめです。
④立ち仕事の方は、時々つま先立ちをする
立ち仕事の方は、時々つま先立ちをしてみましょう。ふくらはぎから足首にかけての筋肉が刺激され、血行改善につながります。
スポーツする時
①着圧レギンスを着用する
スポーツによる筋肉疲労は、脚のだるさを招くことがあります。これを防ぐには、スポーツ時にも着圧レギンスをはきましょう。買い物や散歩などで長時間歩くときにもおすすめです。
【おすすめアイテム】
こちらはGUNZEとRIZAPとの共同企画によって誕生した着圧レギンスです。足首から太ももにかけての段階着圧で、脚全体を適度に加圧します。また、ヒップ周りは「ムーブコントロール設計」により体の動きにあわせて適度な加圧がかかるようになっています。UV機能・消臭加工・吸水速乾加工なども施されているので、スポーツ時の着用におすすめです。
睡眠時
①就寝前に脚マッサージをする
1日活動した脚には、日中の疲労が溜まっています。寝る前のマッサージで疲れをリセットしてあげましょう。床やベッドに仰向けに寝転んで足を組み、上の脚のふくらはぎを下の脚のひざでトントンと刺激するのがおすすめです。
②クッションなどを使って脚を高くして眠る
脚のだるさがひどいときは、10〜15センチ程度の高さのクッションをベッドの足元に置き、脚を乗せて寝ましょう。
医師コメント
脚を心臓よりも高くすることで、下半身の血流が改善され、だるさがすっきりします。
②おやすみ用着圧アイテムを着用する
就寝時用の着圧アイテムを使うのもおすすめです。
なお、睡眠中に圧が強すぎる着圧アイテムを使用すると血行不良に陥ることがあります。必ず就寝用のアイテムを着用するようにしてください。
まとめ
1日の終わりに出やすい不快な脚のだるさ・重さの解消には、マッサージやツボを押すことなども効果的ですが、やり過ぎすると逆効果になりかねません。もし、痛みを感じることがあれば医者に相談するなどしてください。脚のだるさ・重さは着圧アイテムの着用でも緩和することができます。グンゼの着圧アイテムは「段階的着用圧設計」こだわっているのが特徴です。運動不足や冷房の影響が出やすい時期に、ぜひご利用してみてください。
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