Tシャツと肌着って何が違うの?今すぐ知ってほしい、子どもの為の肌着の役割

普段、子どもに着せるものにどんなものを選んでいますか?
Tシャツと肌着の違いが分からず使用している方もいらっしゃるかもしれませんが、肌着を着せることで得られるメリットがあります。
今回は大事な子どものための、子ども用の肌着選びについてご紹介いたします。
Tシャツと肌着の違いは「役割」!
Tシャツと肌着は似ているようでも実は違うもの。
まずはTシャツの役割についてご紹介いたします。
Tシャツの「役割」
「プリントデザインのあるTシャツならアウターとしてのTシャツだと分かるけれど、無地だとTシャツなのか肌着なのか分からない!」という方は多いのではないでしょうか。
・Tシャツの役割は『ファッション性』?
Tシャツは洋服の仲間であり、ファッション性を重視して着用するものです。Tシャツはアウターとしての要素があるため、肌とTシャツの間に隙間が生じるものが肌着より多いのです。
Tシャツと肌着で素材が同じでも、Tシャツは肌との隙間が生じるため、汗の吸収という面では肌着に劣ってしまうものもあります。
・Tシャツ1枚じゃダメなの?
子どものTシャツにはかわいいイラストやロゴがプリントされているものが多くあります。たとえ綿100%でもプリント部分は加工が施されているため、通気性が悪く、汗も吸いにくいです。
背中に大きなプリントの入ったTシャツを着てリュックを背負うと、背中の汗がこもって気持ち悪さが増してしまいます。
Tシャツの下に肌着を着用することで汗を効率的にしっかりと吸い、プリントによる肌への刺激や不快感を軽減してくれます。
知っておきたい肌着の役割

肌着を着るということには大きな意味があります。
肌着の役割
■汗を吸着する
汗を吸着して、ムレによる不快感を軽減してくれます。
子どもには肌着を着せて快適な状態を維持してあげましょう。
■洋服の刺激から肌を守る
洋服のタグや、毛・アクリルなどの繊維のチクチクが気になる子には、肌着を着せましょう。
肌への刺激が少なくなり、不快感も軽減されます。
■肌を清潔にする、ニオイ予防
肌着には汗や皮脂を吸着してくれる作用があります。
毎日洗濯された状態の肌着に着替えることで、いつも肌は清潔な状態に保たれます。また肌が衣服に直接触れないので汗による衣服の黄ばみ予防もできます。
肌着選びのポイント
子ども用の肌着として相応しい特徴をまとめましたので、選ぶ際のポイントにしてみてください。
■やわらかいものを選ぼう
子どもの肌は大人よりも薄くて柔らかく、とてもデリケート。
洗濯を繰り返して硬くなった繊維は汗の吸収率だけでなく肌触りも低下するため子どもの肌に負担をかけてしまいます。子ども用肌着は洗濯しても繊維が硬くなりにくい生地を選びましょう。
■しめつけず動きやすいものを選ぼう
子どもは全身を使って遊びます。目の前の遊びに精いっぱい集中できるよう、体をしめつけ過ぎず自由に動き回れる肌着を選びましょう。
伸縮性があり適度に体にフィットする生地の肌着なら、動いてもしめつけられたり引っ張られたりするような違和感が少ないので快適に過ごせます。
■ムレにくい素材を選ぼう
子どもはよく汗をかきます。汗をよく吸いムレにくいものを選びましょう。
ほかにも襟や袖口の縫い目や洗濯絵表示がなく肌に当たらないといったこだわりから選ぶのもおすすめです。
綿と化学繊維だったらどっちを着せるべき?
「綿は汗を吸う」「化学繊維は汗を発散させる作用が高い」ので、どちらが優れていると言い難いのが実際です。例えば日頃は綿の肌着を着用し、部活や運動時は化学繊維といったように肌状態や汗のかき方によって、肌着の使われている繊維を比較し、使い分けてみることをおすすめします。
汗を放置してしまうと
<雑菌が繁殖してニオイの原因に>
汗は本来無臭ですが、放置すると雑菌が繁殖しやすくなり嫌なニオイを放つようになります。清潔な肌を維持するためにも、子どもには肌着を着せるようにしてあげましょう。
子どもが毎日快適に過ごすためには子ども目線の肌着選びが大切です。
肌にやさしい肌着選びは子を想う両親の深い愛がたくさんつまっています。
子ども肌着の選び方について詳しく知りたい方はコチラをチェックしてみてください
「親子でいっしょに学ぼう 子供肌着の選び方」
まとめ
今まで子どもに肌着を着せていなかったお母さんやお父さんも、この機会に一度子どもの肌着について考えてみませんか?