脱げないフットカバーがすごい!選び方&グンゼのおすすめアイテム厳選

パンプス・スニーカーを履くときに重宝するフットカバー。
靴から見えないのが良いところ、でもその形状ゆえに脱げやすいという問題が……!
「歩いているうちにフットカバーが脱げてきて、イライラした」なんて経験がある方は多いのではないでしょうか。そんな方は、フットカバー自体を脱げにくいものに替えてみるのがおすすめ!
そこで今回は、フットカバーが脱げてしまう原因や脱げにくいフットカバーの特徴・おすすめ商品をご紹介します。
■【あるある話】どうにかしたい!パンプス・スニーカーでフットカバー脱げる問題

フットカバーが脱げるのは女子の間では、かなりあるあるな出来事。
今回はオフィスで働く女性4人に「フットカバー脱げる問題」について意見を聞いてみました。
―皆さんはどんなときにフットカバーを履いていますか?

オン・オフ関わらず、パンプスのときは絶対履きます。ストッキングは暑いから履きたくないけど、素足で靴を履くとニオイそうなので(笑)

私はフラットなバレエシューズが好きなので、いつもフットカバーを着用してます。

スニーカーを履くことが多いので、いつもちょっと深めのフットカバーですね。

フットカバーは脱げるイメージがあるので、履かない派です。夏は素足にパンプスを履いてます。素足で靴を履くのもイヤなんですが、歩いているうちにフットカバーが脱げてくるストレスよりはマシかなって……

それはすごくわかる!
―皆さんも「フットカバーが脱げる」と感じることはありますか?

めっちゃありますね(笑)

歩いているうちにどんどんズレてきて、気づいたときには半分くらい脱げています。信号待ちのたびにズレを直して、みたいなことをしています(笑)

私もです。歩いているときにズレたり脱げたりするのは、もう半ばあきらめてます(笑)

でも比較的脱げにくいフットカバーもありますよね?私は手持ちのラインナップの中に脱げにくいフットカバーがあるので、たくさん歩くときはそれを選んでます。

逆に、歩き出して一瞬にして脱げるものもありますよね(笑)

脱げにくいものとすぐ脱げるものって何が違うんだろうね!そもそもなんでこんなズレたり脱げたりするんだろう。

形状に問題があるんですかね……

素材とかも関係しているのかな……
普段からフットカバーが脱げる問題に悩まされている皆さん。
それではここからは、皆さんからあがった疑問「フットカバーって何でこんなに脱げちゃうの?」の理由をご紹介します。
■フットカバーがそもそも脱げやすい理由

実は、フットカバーは“そもそも”脱げやすいものなのです。その中でも、以下のような条件のフットカバーは脱げやすいと言えます。
- ・表面が滑りやすい生地や素材を使用している
- ・足のサイズに合っていない
- ・歩き方に問題がある
一つずつ解説します。
・表面が滑りやすい生地や素材を使用している
フットカバーが脱げやすい原因は、生地や素材の問題です。一般的なフットカバーに使用されるナイロンやポリエステルなどの化学素材は、滑りやすい特性があり、靴の中で足が動くたびにズレやすくなってしまいます。
また、レース素材のフットカバーは編み目の隙間が多く、足に密着しにくい構造のため、歩行時の動きに合わせて生地が伸び縮みし、さらに脱げやすくなります。
・足のサイズに合っていない
立っているだけで脱げる・靴を履いていないときにも脱げるものは、足のサイズと合っていない可能性があります。
自分の足のサイズよりも大きすぎるフットカバーを選んでしまうと、余分な生地がたるみ、靴の中で生地が寄ってしまい脱げやすくなります。また、小さすぎると、履いた瞬間はフィットしているように感じても、足の動きに伴ってカバーが引っ張られる形になり、結果として脱げやすくなるのです。
・歩き方に問題がある
「いつも決まって片足だけ脱げる」という方は、歩き方に問題があるのかもしれません。例えば、まっすぐにかかとを持ち上げずに外側に擦るような歩き方をしていると、フットカバーにも不自然な力が加わって、脱げやすくなります。
■フットカバーが脱げる原理! フットカバーはこうして脱げていく
では、フットカバーはどのように脱げていくのでしょうか? その理由を、歩行中にフットカバーが脱げていく様子の写真と共に解説します。写真を見ると、歩くたびにフットカバーに”脱げる力“が働いているのがわかります。
① 歩行時、足を前に出します。このときはまだ大丈夫!

② 足が地面に着地。まだまだ脱げていません!

③ かかとが地面を離れる瞬間、足には上に上がる力が働いていますが、靴は重力で下に引っ張られます。そして靴との摩擦で、フットカバーも下方向に引き寄せられます。つまり、歩くたびにフットカバーには下方向に落ちる=脱げる力が働いているのです。

■脱げやすいからこそ、「脱げにくいフットカバー選び」が重要!
フットカバーが脱げていく様子の写真からわかるように、歩行中のフットカバーは脱げやすいのです。だからこそ、フットカバーは脱げにくい形状・素材のものを選ぶことが大事!そこでこの章では、フットカバーの正しい選び方を2つ紹介します。
・選び方①: 足にフィットしやすい生地・素材を選ぶ
フットカバーは足にフィットしやすく、脱げにくい生地や素材を選びましょう。ツルツルしている素材は、靴の中で滑りやすくなります。コットン混の素材は、肌との摩擦が適度にあるため、足に程よくフィットしやすく、脱げにくいのが特徴です。
・選び方②: 脱げにくい加工がされたアイテムを選ぶ
脱げにくいフットカバーは、かかと部分や床に触れる部分に滑り止めが施されているのが特徴です。シリコンやゴム素材など、滑り止めがついたアイテムなら、かかとをしっかりとホールドしてくれます。また、履き口に滑り止めテープが施されていることで、足全体がフィットし、フットカバーが脱げるのを防ぎます。
■【レディース】グンゼの脱げないフットカバーおすすめ2選
SABRINA(サブリナ)の脱げない浅履き・綿混フットカバーは、パンプスに合わせやすい浅履きタイプのフットカバーです。つま先やかかとなどの破れやすい部分が補強されているほか、かかとの滑り止めにより、フットカバーのズレを防止します。
また足底はクッション性のある綿混素材のパイル地を使用しており、足に違和感なくフィットします。3足セットでお得に購入できるため、デイリー使いにおすすめです。
é CALME(エカルム)は、3D CADを用いた立体パターンで、足の形状に合わせた左右非対称設計を実現したフットカバーです。吸いつくようなフィット感と一体感を徹底的に追求することで、脱げにくくストレスフリーな履き心地を実現しました。
技術革新により無駄なシームやパーツを排除し、つま先部分は縫い目のない一体構造を採用しています。これにより縫い目の違和感がなく、一日中快適に過ごせます。
■【メンズ】グンゼの脱げないフットカバーおすすめ2選
SEEK(シーク)の深履きフットカバーは、ビジネスシューズとの相性が特に優れた商品です。SEEK(シーク)定番のストレッチテープやかかとの滑り止めのほか、足の甲部分が深めの設計になっているため、脱げにくいのが特徴です。
さらにつま先の補強のため、破れにくい生地(COREDURA®)を採用しています。綿混素材を使用しているため、通気性が良く蒸れにくい素材となっています。
履きくちストレッチテープ、かかとTOPシリコン、立体縫製で足にそってしっかりフィットしてくれる仕様で脱げにくく快適な着用感です。さらに足底、かかと、甲の生地強度を改善し、破れにくく、長持ちするフットカバーになりました。使用しやすいデザインで活躍間違いなしです。
■脱げやすいだけじゃない!フットカバーのよくある悩みとおすすめアイテム

フットカバーには、脱げる以外にも以下のようなさまざまな悩みがあります。
悩み①:蒸れやにおいが気になる
悩み②:つま先がやぶれやすい
悩み③:冬は重ね履きに利用したい
この章では、それぞれの悩みに対応したおすすめ商品を紹介します。
・悩み①:蒸れやにおいが気になる
足の蒸れやにおいは、フットカバーを使用する上で多くの方が抱える悩みです。特に夏場は靴の中が蒸れやすく、不快なにおいの原因となります。
また、蒸れによって足が滑りやすくなるため、フットカバーが脱げやすくなります。このような方には、通気性や消臭・防臭機能に優れたフットカバーがおすすめです。
アセドロンのスニーカーソックスは、珪藻土の自然な吸水性能にヒントを得た新素材により、汗を瞬時に吸収して素早く乾かす構造を実現しています。衣服内の湿気を効率的に外へ逃がすことで、ムレやベタつきを軽減し、一日中さわやかな足元をキープ。消臭機能も備えており、足の匂いも気になりません。
スニーカー丈で切替柄をあしらった洗練されたデザインは、カジュアルからスポーティーまで幅広いスタイルに合わせられます。
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・悩み②:つま先がやぶれやすい
つま先の破れは、フットカバーの耐久性に関する代表的な悩みです。つま先部分は圧力によって負担がかかるため、破れやすい特徴があります。また、爪が当たる部分も摩擦で傷みやすい箇所です。縫い目のない設計や、つま先が補強加工された商品を選ぶことで、この問題を解決できます。
SABRINA(サブリナ)のつま先縫い目なし・綿混浅履きフットカバーは耐久性を追求した商品です。つま先部分は縫い目のない一体構造にし、補強糸を使用することで、破れやすい部分の耐久性を高めます。
また、かかとのトップ滑り止めとストレッチ性のある履き口が、足の形にしっかりフィットしてズレを防止します。浅履きタイプなため、パンプスに合わせやすいフットカバーです。
悩み③:冬は重ね履きに利用したい
冬場は足元の冷え対策として、フットカバーの重ね履きがよく利用されています。しかし、くるぶしまでカバーするタイプは重ね履きした時に位置がずれやすく、不快感を感じることもあるでしょう。
そんなときは、つま先だけのフットカバーを使用すると、冷えやすいつま先だけの重ね履きに利用できるのでおすすめです。靴下やタイツ、ストッキングとの相性も良く、快適な着用感を実現できます。
the GUNZE(ザ グンゼ)のシルク5本指つま先カバーは、シルクの優れた吸放湿性と5本指設計を組み合わせたフットカバーです。足指を個別に包み込むことで均一な保温効果が得られるため、タイツやストッキングの下に重ねて履くことで高い防寒効果を発揮します。
シルク素材特有のしっとりとした肌触りで、足指部分の汗を適度に吸収し蒸れを防ぐため、長時間の着用でも快適な履き心地を保てます。
■【検証】グンゼのフットカバーは本当に脱げない?
ここからは、冒頭で登場したらんださんが普段履いているという私物のフットカバーとグンゼのフットカバーを着用し、本当に脱げないのかを比較検証しました。それぞれを着用し、パンプスとスニーカーを履いて歩いてみました。
・らんださん私物のフットカバー×パンプス
① らんださん私物の浅履きタイプはカラーがベージュなので、甲の開きが大きいパンプスでもフットカバーが目立つことなくキレイに見えます。

② しかし、歩き出して数歩でかかと部分が下にズレてきます。土踏まずのところも浮いていて、今にも脱げそうなのがわかります。


浅履きで目立たないので、パンプスのときはいつもこのフットカバーを履いています。でも脱げるのは覚悟のうえなんですよね……
・らんださん私物のフットカバー×スニーカー
① まずは着用。スニーカーからフットカバーが出ることもなく、見た目はキレイです。

② しかし、歩くにつれて徐々にかかと部分がズレていきます。これは途中経過。

③ しばらく歩いていると「靴の中で完全に脱げた!」と、らんださん。スニーカーを脱いでもらうと、完全にかかとから脱げているのがわかります。


途中から、スニーカーの中でフットカバーが脱げてグチャグチャになっていくのを感じました(笑)
■グンゼのフットカバーを開封!
では、次にグンゼのフットカバーで検証してみましょう。
今回使ったのは、超浅履きタイプ。履いている様子がわかりやすいように、ブラックを着用してもらいました。


かかとが大きく包み込まれて安定感があります。それにかかとにすべり止めがついているので、超浅履きなのにフィット感が高いですね。
・グンゼのフットカバー×パンプス
① 今回はわかりやすいようにブラックを着用しているのでフットカバーがのぞいていますが、ベージュカラーを選べば甲の開きが広いパンプスでも目立つことはありません。

② しばらく歩いてもかかと部分がズレることなく……

③ しっかりと足にフィットしています


まったくズレてくる気配がないのがすごい!足と一体化している感じがしてとても快適です!土踏まずの部分もしっかりホールドされています!
・グンゼのフットカバー×スニーカー
① フットカバーがしっかりスニーカーにおさまっているので、外からは見えません。

② 50mほど歩いてもズレてくる気配はなく……

③ しばらくそのまま歩いても脱げることはありませんでした。


感動レベルで脱げないですね!フィット感が良く、見た目もスッキリ、キレイ!スニーカーの下に着用しても、しっかりとカバーしてくれる感覚があります。長時間履いてもつま先が痛くならず、とっても快適でした。パッケージには“つま先補強”という機能の記載が!つま先部分の生地がしっかりしていて破れにくそう!
(※個人の感想です)
■脱げないフットカバーでストレスフリーに!
フットカバーが脱げる原因は、素材やサイズ、歩き方などさまざまです。グンゼの商品は、これらの悩みに応える機能性とデザイン性を兼ね備え、蒸れ、におい、破れといったお悩みにも対応しています。
夏は通気性の高い素材、冬は保温性のある素材など、季節や用途に合わせて使い分けることで快適な着用感が得られます。毎日使用するアイテムだからこそ、自分に合ったフットカバーを慎重に選び、ストレスフリーな毎日を過ごしましょう。