2024.01.19

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【マスクでメガネが曇らない方法を徹底検証!】メガネ派必見!マスクをつけたときメガネが曇る原因は?

メガネをかけた状態でマスクをすると、レンズの曇りが気になりませんか?新型コロナウイルスの影響もあり、例年以上にマスク着用の機会が多くなるでしょう。メガネ派の方は、レンズを曇らせない対策をぜひ行っておきたいところです。そこで今回は、メガネが曇る原因を解説するとともに、巷で言われている「メガネが曇らない方法」を検証してみました。

   

メガネが曇る原因は?

メガネが曇る原因は?

メガネの曇りは結露によるものです。

【結露によりメガネが曇るメカニズム】

①口や鼻をマスクで覆うことにより、普段より温かくなった吐息がマスクと顔の間にできたスペースから流れ出す
②冷たいメガネのレンズとの温度差で、レンズについた水蒸気が水に戻って結露が起き、レンズが曇る

冬場は特に、冷たい外気にさらされているメガネと温度差が大きくなるため結露が起きやすく、レンズの曇りが発生しやすくなります。
冬以外にも冷房の効いた部屋から暑いジメジメした屋外に出る時・湿気の多い梅雨の時期などもレンズが曇りやすくなりますので、どの季節でも油断できないですね。

さらに、レンズが皮脂やホコリなどで汚れていると水滴が付着しやすくなり、結露によるレンズの曇りがより生じやすくなります。

【徹底検証】メガネを曇りにくくする方法はどれがベスト?

【徹底検証】メガネを曇りにくくする方法はどれがベスト?

インターネットを見ると、マスクをしているときのメガネの曇り対策方法がたくさん出てきますよね。そこで、巷で言われているメガネを曇りにくくする対策方法5つを実際に検証してみました。

通常時 息を吐くと

不織布のプリーツタイプのマスクを何もせずにつけた状態です。メガネ派の皆さんはご存知のとおり、息を吐くたびにメガネがくもってしまい、視界が非常に悪いです。

方法①.マスクの上からメガネをかける

マスクの上からメガネ 息を吐くと

【方法】マスクの上からメガネをかける
【結果】曇りにくさ× 手軽さ◎ つけ心地× 見た目△

普通につけるより多少曇りにくいものの、マスクやメガネが少しでもずれると曇ってしまいました。
また、メガネのつける位置を通常よりもずらすことになるため、視界も悪くなってしまいます。
メガネをかける位置が不自然で見た目もあまりよくありません。

方法②.マスクの上部を折り曲げる

マスクの上部を折り曲げる

※マスクの上部を折り曲げる

マスクの上部を折り曲げる 息を吐くと

【方法】マスクの上部を内側に折り曲げてからつける
【結果】曇りにくさ△ 手軽さ○ つけ心地△ 見た目×

上部を折るだけで普通につけるよりも、曇りが半減しました。かなり手軽にできる方法ですが、つけ心地と見た目には違和感があります。少しずれると曇ってしまうこともありました。

方法③.マスクの内側にティッシュをはさむ

マスクの内側にティッシュをはさむ

※上の写真のように、マスクの内側にティッシュをはさむ

マスクの内側にティッシュ 息を吐くと

【方法】マスクの内側に四つ折りにしたティッシュをはさむ
【結果】曇りにくさ○ 手軽さ△ つけ心地△ 見た目△

②の上部を折り曲げるよりさらに曇りにくくなりました。マスクが少し膨らんで大きく見えるものの、見た目の違和感は少ないといえるでしょう。ただし長時間着用しているとティッシュで鼻がムズムズする感覚がありました。またティッシュがずれてしまわないか着用中は気になってしまいました。

方法④.立体型の不織布マスクをつかう

立体型の不織布マスク 息を吐くと

【方法】立体型の不織布マスクを使用する
【結果】曇りにくさ○ 手軽さ◎ つけ心地○ 見た目○

立体型で顔にフィットするため、マスクからの吐息の漏れが少なくなり、プリーツタイプと比べると、かなりメガネが曇りにくくなりました。特別な曇り対策をせずに曇りにくくできるため、手軽です。

方法⑤.立体型の布マスクを使う

立体型の布マスク 息を吐くと

【方法】立体型の布製マスクを使用する
【結果】曇りにくさ○ 手軽さ◎ つけ心地◎ 見た目○

こちらも④同様に、立体型で顔にフィットするため、マスクと顔の間からの吐息の漏れが少なくなり、メガネが曇りにくくなりました。立体型をつけるだけで曇り対策ができ、非常に手軽です。さらに布製なのでつけ心地もやわらかく、長時間着用していてもストレスを感じにくいこともメリットです。

布マスクだけでは感染対策が不安な方には、不織布マスクとの重ね付けがおすすめ

感染対策が不安な方には、布マスクと不織布マスクの重ね付けがおすすめです。
※ただし、着用方法による感染(ウイルス侵入)を防ぐ効果については検証しておりません。

方法⑥.内側に布マスク+上から不織布マスク

布マスクだけでは感染対策が不安な方には、不織布マスクとの重ね付けがおすすめ

※上の写真のように、不織布マスクの内側に布マスクをはさむ

布マスクの上に不織布マスク 息を吐くと

【方法】布製マスクの上から不織布マスクを着用する
【結果】曇りにくさ◎ 手軽さ◎ つけ心地〇 見た目〇

息を思いっきり吐いても眼鏡は全く曇らなかったです。
布マスクの密着感がUPしたような感じがしました。ただ、つけ心地に関しては、二枚重ねる分息苦しく感じました。

方法⑦.内側に不織布マスク+上から布マスク

内側に不織布マスク+上から布マスク

※上の写真のように、布マスクの内側に不織布マスクをはさむ

不織布マスクの上に布マスク 息を吐くと

【方法】不織布マスクの上から布マスクを着用する
【結果】曇りにくさ◎ 手軽さ◎ つけ心地△ 見た目〇

不織布マスクを外側につけた時と同様に息を思いっきり吐いても眼鏡は全く曇りませんでした。
不織布マスクの密着感がUPしたような感じで安心感はありましたが密着する分、不織布のごわつきが気になりました。マスクの肌荒れを気にする方にはおすすめできないかもしれません。また、息苦しさもありました。

検証結果まとめ

方法 曇りにくさ 手軽さ つけ心地 見た目
①マスクの上からメガネをかける × ×
②マスクの上部を折る ×
③マスクにティッシュを挟む
④不織布製の立体型マスク
⑤布製の立体型マスク

最もレンズが曇りにくく、なおかつ手軽で着用感も見た目も良かったのは、布製の立体マスクでした。また、不織布マスクと布マスクを二重につけると、息苦しさは感じるものの、より曇りにくくなりました。

メガネにもくもり止め対策をするとなお効果的

メガネにもくもり止め対策をするとなお効果的

さらにくもり対策を強化したい方は、マスクだけでなく、メガネのレンズ自体にも工夫をしましょう。

●くもり止めスプレーをかけておく

市販のくもり止めスプレーは、くもり防止に有効です。薬局や100円ショップ・バラエティショップで気軽に購入でき、持ち歩きにも便利です。アルコールや界面活性剤が配合されたくもり止めスプレーをレンズに吹きかけ、その後クロスで拭いて水分をとります。お出かけ前や使用前にやっておくと、よりクリアな視界になるので、ぜひやってみてください。

●くもり止めコートを施したメガネを使用する

メガネのレンズの中には、くもり防止加工があらかじめ施されているものがあります。こういったレンズの入ったメガネを使用すれば、マスクをしていてもレンズが曇りにくく、毎回くもり止めスプレーを使用せずに済みます。大手メガネチェーンではくもり止めコートレンズを扱っているところがたくさんあるので、チェックしてみてください。

●くもり止めクロスを使う

アルコール成分や界面活性剤が配合された液が含まれているメガネクロスも販売されています。外出先でレンズのくもりが気になった時にサッと拭くだけで、くもりを改善&それ以上のくもりを予防してくれます。

まとめ

メガネ派の方にとって、マスクによるレンズの曇りはぜひとも解決したい問題ですよね。マスクがなかなか手放せない昨今、ご紹介した方法を試してメガネとマスクを快適につけることができる方法を探してくださいね。

   

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