【敏感肌の方におすすめ!】肌にやさしいインナーの選び方

インナー選びに迷われている方はいらっしゃいませんか!?インナーは肌にもっとも近い衣類なので、やさしい素材のものを選ぶことが大切です。今回は、インナーに刺激を感じるようになる原因やきっかけを再考しながら、おすすめの素材や商品について迫っていきます。
1 インナーに刺激を感じるようになるきっかけ
なんだか肌にインナーが合わない…そう思っている方はいませんか?
インナーに刺激を感じるようになるきっかけは様々です。肌とインナーに使われている素材の相性が悪かったり、乾燥肌でインナーとの摩擦が負担になってしまったり…。他にも季節の変わり目や手術の後など、体がデリケートになっている影響により刺激に対して反応しやすくなります。敏感肌に気付いたときは、肌に優しいインナーを選んでみてはいかがでしょうか。
・アンケート「インナー対するこだわりは!?」
皆さんは何を基準にインナーを選んでいますか?
2015年、グンゼが皮膚疾患のある方を対象に意識調査を行いました。
その中で「肌着を選ぶ際に重視していること」を質問したところ、以下のような結果になりました。

なんと6割を超える方がインナーを選ぶ際に素材を重視しているのが分かりました。素材が着心地に影響していると感じている方が多いようです。

続いて「インナーの素材に対するこだわり」について質問したところ、「綿100%」が最も多く、その次に「柔らかい」ということにこだわりを持っている方が多くいることが分かりました。
2つのアンケート結果から、皮膚疾患のある方は、柔らかくて肌に優しい綿素材を重視してインナーを選んでいる方が多いことがうかがえます。
2 肌にやさしいインナー素材

それでは実際はどのような素材が肌に優しいのでしょうか。
肌にやさしい素材として次の2つがあげられます。
①肌ざわりがよいこと
②吸湿性が高いこと
この条件を満たす素材としておすすめなのは、先ほどのアンケートでもこだわる方が多かった、綿100%のインナーです。綿にはどのような特徴があるのか、メリット・デメリットから見ていきましょう。
・綿のメリット
綿花を原料とした天然繊維で、インナーではもっともポピュラーな素材です。繊維の一本一本に「撚(よ)り」がかかっているため空気を含んでふっくらと柔らかい性質を持っています。吸湿性・吸水性にも優れているので、汗をかいても蒸れにくく肌にやさしい素材です。
・綿のデメリット
洗濯を繰り返す度に生地が硬くなりやすいので、柔らかい肌触りが徐々に失われてしまいます。綿のデメリットをカバーするためには、他の素材とミックスして作られたインナーを選ぶことがおすすめです。
・綿とレーヨン混の素材がおすすめ
皆さんはレーヨンをご存知でしょうか。パルプ(木材)などの天然繊維を原料にした、肌にやさしい再生繊維です。シルクのようにツルリとしていて、洗濯を繰り返してもなめらかな肌ざわりが続きます。綿以上に吸湿性が高く、ムレにくいため、インナーとしても頻繁に使われている素材です。
綿は洗濯をすると硬さやゴワつきを感じやすくなりますが、レーヨンは洗濯を繰り返しても滑らかな柔らかさを維持することができます。
綿100%素材も肌ざわりが良く、おすすめですが、滑らかで柔らかいレーヨンと混紡することで柔らかさが続きます。お肌に優しい素材を求めている方は、混紡素材を選ぶと刺激を軽減することが期待できます。
3 「メディキュア・2分袖インナー」をご紹介
ここで「メディキュア」の、デリケートな肌にもやさしい低刺激インナーをご紹介いたします。敏感肌の方にも着ていただきやすいように「素材」「設計」「編み方」にこだわり製造いたしました。
肌に触れる素材は吸湿性が高く、肌触りの良い綿とレーヨンのみになっているので、ムレを素早く逃し、汗による刺激を軽減します。さらにグンゼの特許技術である「エコマジック加工」によって、汚れ落ちが向上。皮脂汚れが落ちやすく、洗濯洗剤も残りにくいので、肌が敏感な方にも安心して着用していただけます。(グンゼ調べ・当社従来製品比較)
生地を接着により繋ぎ合わせている完全無縫製と、洗濯絵表示を記事に直接印字したプリントタグにより、縫い目が直接肌に触れないので敏感肌の方でも安心。また襟元や袖、裾はカットオフになっているのでハサミでカットしてもほつれにくく、自分好みの丈にカットすることも可能です。
メディキュアの低刺激インナーは、肌にお悩みの方、縫い目が気になる方のために作られたインナーです。気になった方は2分袖インナー以外にも、チェックしてみてください。
メディキュアブランド一覧
・メディキュアインナー着用試験結果
乾燥性皮膚疾患を持つ方を対象に、大阪大学・大阪市立大学が肌に優しいインナー「メディキュア」の着用試験を行いました。すると日を追うごとに赤み、乾燥、掻きむしり跡が低下していくという結果に!痛みや痒みといった皮膚刺激も同様に低下しています。
~肌着を見直すことの効果~
メディキュアインナーの着用により、皮膚所見(紅斑、乾燥、掻破痕)およびVAS SCORE(瘙痒、疼痛)が有意に改善しました(※皮膚疾患の治療は継続しながら、メディキュアインナーを着用していただきました)
対象患者:アトピー性皮膚炎、皮脂欠乏性湿疹、尋常性乾癬、結節性痒疹、皮膚瘙痒症、アミロイド苔癬の患者33例
28日間のメディキュアインナー着用前後での皮膚所見およびVAS SCORE(痒みおよび痛み)の比較

越智沙織ほか:皮膚の科学 16,2017 より一部加工して引用
4 まとめ
インナーに刺激を感じるようになった時は、肌そのもののケアも大事ですが、インナーを見直してみることも大切です。肌に密着するインナーは、もう一つの皮膚だと言えるでしょう。インナーを選ぶ際は、肌に優しい素材を身に付けて、健やかに過ごしてください。

この記事に関連する商品について
MediCure(メディキュア)2分袖インナー