2019.09.12

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乳がん患者様の皮膚症状のお悩みと下着によるセルフケアサポート

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がん治療により、皮膚トラブルが発生する方は少なくありません。そんなときは直接肌に触れる「下着」を工夫しましょう。適した下着を選ぶことで、QOL(クオリティーオブライフ)の向上につながります。

1 乳がん患者様のお悩み

乳がんの手術や治療を受けた女性200人を対象に、患部に対して自身が抱えている悩みや肌着選びに関するインターネット調査を行いました。

調査では「乳がんになって困っていること」「乳がん専用の下着を購入したきっかけ」「購入に伴い参考にした情報」を質問しました。

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それによると、「術後の傷が痛む」と回答された方が最も多い結果となりました。また、医療関係者に勧められた事をきっかけに乳がん専用の下着を購入した方が最も多く、実際に購入する際には、売り場の方や家族や友人の意見等、医療関係者以外の方の情報も多く参考にしている事がわかりました。

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また、2015年11月~2016年3月に大阪国際がんセンター(旧大阪府成人病センター)で、乳がん手術後、放射線治療後の患者様それぞれ10名に皮膚症状のお悩みを聞きました。

乳がん手術後の患者様は「乳頭上部とリンパ節切除により、キリキリ擦れるような痛みを感じました(48歳 部分切除)」「術部の周りか痒く、時々針で刺すような痛みもありました(52歳 全摘)」、放射線治療後の患者様は「治療の副作用で、固い下着をつけると痒み・痛みがありました(37歳 )」「放射線治療が終わってから、1週間ぐらいは痒みがありました(48歳)」と回答していました。

以上より、乳がんを経験された患者様は「痛み、痒み」のお悩みが多いことが分かります。

一般的なブラジャーは背中でホックを留め、ワイヤーでバストを支えます。しかし術後や治療中の方々にとってはブラを着けることが困難だったり、着けている間に痛みや痒みなどの不快感が現れる場合があります。術後や治療中に着けるブラを見直すことが、不快感や悩みの軽減につながるのではないでしょうか。

2 術後・治療中の「痛み・痒み」対策:下着の選び方

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ブラを見直すためのポイントと悩みに応じたおすすめブラをご紹介いたします。

■胸のサポート(ブラジャー等)選び方のポイント

・前開きタイプ

手術直後は切開などの影響で創口(きずぐち)が痛み、腕を上げたり後ろに回すのが辛く感じます。術直後に着けるブラは着脱時に負担がかかりにくい前開きタイプのブラジャーがおすすめです。前開きタイプのブラジャーなら、診療時や治療の際にも便利です。

・GUNZE MediCure(メディキュア) ハーフトップ(前開きタイプ)

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ハーフトップの商品URLはこちら:https://www.gunze.jp/store/item/NP1055_4_4_1

前面についたスナップボタンが特徴的で、大きめの設計になっているので留め外しが簡単です。ボタンはプラスチックでとても軽く、衣服に響きにくい仕様。胸のサポートには取り外し可能の胸パッドが入っています。パッドを挿入する部分は無縫製なので、縫い目が肌に当たるチクチクした感覚もありません。生地は柔らかいストレッチ素材で、襟元は女性らしい印象のお花形カッティングを採用しました。

・肩ひもが太いタイプ

肩ひもの細いブラジャーは、肌への圧力が一点に集中し、負荷がかかりやすい傾向にあります。術後や治療中は肩ひもが太いブラジャーで着圧の負担をできるだけ軽くし、快適に過ごせることを優先させましょう。

・GUNZE KIREILABO(キレイラボ) ラン型インナー(パッド付)

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ラン型インナーの商品URLはこちら:https://www.gunze.jp/store/item/KL1858R_69_4_1

完全無縫製なので、「縫い目」や「商品タグ」によるかゆみやチクチクが軽減されます。さらに胸元や袖、裾には切りっぱなしの「カットオフ®」を採用。伸縮性のある綿混素材で体にフィットし快適な着ごこちです。

また、グンゼオリジナル加工の「スキンタッチ加工」で生地面に肌の保湿構造を再現し、水分をためこむ層をつくりました。乾燥しがちな肌をうるおいヴェールがやさしく包みます。

■下着選びのポイント

・縫い目・タグがないもの

下着を着けていて、縫い目やタグが肌に当たってかゆみを感じたことはありませんか?患部の肌周辺は敏感になっているため、小さな刺激にも反応してしまいがちです。
縫い目やタグによる刺激が気になる時は、切りっぱなしや無縫製、転写プリントなどを選びましょう。肌にあたる余計な刺激を減らし、肌トラブルを軽減してくれます。

・フィットするもの

肌と下着の間に空間があると、体の動きと生地が連動せずに摩擦となって痛みや痒みをもたらします。十分な伸縮性があり、体の動きにフィットする生地を選ぶことで、皮膚への摩擦刺激を軽減することができます。

・濃色のもの(放射線治療の場合)

乳がん治療には放射線を当てる治療がありますが、照射する際にマーカーの色移りが気になるという声をたくさんお聞きします。マーキングに使用されるインクは洗濯しても落ちにくく、お気に入りの肌着が台無しになったという経験を持つ方もいらっしゃるようです。
放射線治療中に着ける肌着の色は、マーカーの色移りが目立ちにくくなるような色の濃いものがおすすめです。

・GUNZE MediCure(メディキュア)ハイウエストボクサー

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ハイウェイボクサーの商品URLはこちら:https://www.gunze.jp/store/item/NP9004_4_3_1

体を締め付けることなく体にフィットする「やさしさ発想」のハイウエストボクサーショーツです。ウエストゴムを使用せず、ソフトなフィット感とストレッチ性があるので、ウエストゴムの締め付け感が少ないショーツです。

自由にカットできるようになっているので、生地が患部に当たらないようにする事も可能です。(マチ部分及び裾の縫い目は切らないようにご注意ください)天然素材の綿を65%も配合しているので、ソフトな肌ざわりです。

・GUNZE MediCure(メディキュア)2分袖インナー

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2分袖インナーの商品URLはこちら:https://www.gunze.jp/store/item/NP0052_34_4_1

肌刺激を抑えることを第一に考えて作られた低刺激インナーです。
縫い目やタグが無く、柔らかく体にフィットする生地なので、摩擦などによる痛みや痒みを低減してくれます。直接肌に触れる部分には綿と天然由来の素材(レーヨン)を使用。伸縮性と通気性に優れているので、サラサラ快適な着心地が続きます。皮脂汚れを落としやすくする「エコマジック加工」が施されているので、洗濯で汚れが落としやすい点もおすすめポイントの一つです。

3 術後経過をみながら“わたしらしい”下着をみつけてください。

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術後や治療中の悩みや、体への負担を軽減してくれる下着選びについてご紹介してまいりました。

下着を見直すことで、QOL(クオリティーオブライフ)の向上につながります。
退院後や治療中の時は、伸縮性のある生地や無縫製、プリントタグ、切りっぱなしなど皮膚への刺激を軽減するタイプがおすすめです。

その他にはアンダーバストや肩にかかる着圧が分散されるものや、体にフィットして摩擦が起こりにくい生地など、生活に応じて体をサポートする下着や肌着を選びましょう。

「わたしらしく」快適な毎日を過ごすために、ご自身のお悩みやご希望にあう下着を見つけてくださいね。

MediCure(メディキュア)ハーフトップ(前開き)(レディース)

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