2024.03.14

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作業着の下に着る冬用インナー!おすすめを紹介

インナーは、仕事中の快適さだけでなくパフォーマンスにも影響するため、最適なものを選ぶ必要があります。

しかし、好みのデザインや生地で選ぶ衣類とは違い、どのようなものが適しているか悩んでしまう方も多いでしょう。

そこでこの記事では、作業着の下に着るおすすめの冬用インナーを紹介します。また、インナーの重要性や機能、素材の違いについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

   

冬の作業着におすすめの防寒インナー4選

冬の作業着におすすめの防寒インナー4選

まずは、冬の作業着に合わせられるおすすめのインナーを紹介します。どの商品も暖かく、寒さ対策の役立つアイテムばかりですので、着用シーンと照らし合わせながら、あなたに合う商品を選んでみてください。

コットンインナーがお好きな方におすすめ

高品質なコットンを使用した秋冬用のクルーネックシャツです。綿が従来もつ吸湿性を高めた「NextRA+WARM」を使用しています。従来の綿と比べ発熱効果が高いため、自然で心地良い暖かさを実現します。

また、ストレッチ性のある素材なので、体の動きに心地良くフィットします。体をよく動かす場合にも、動きの妨げになりにくいインナーです。

なお、コットンインナーは、糸の中が空洞となり空気の層ができます。これに加え、吸湿発熱性が高いため、通常の綿より薄くても暖かさを感じやすいインナーです。

 

【作業着着用スタッフおすすめコメント】
寒い時期は「インナー・カッターシャツ・作業着」に加え、カッターシャツと作業着の間にジャージやパーカーを着こんで寒さをしのいでいます。作業を開始して体が温まると中に着こんでいるジャージを脱いで調整しています。そんな寒い時期でもインナーは暖かいものを選ぶのですが、このインナーは何の違和感もなく体にフィットしてくれ作業しやすく、体へのストレスがかかりにくいです。作業中は基本的に、動いていることがほとんどですので、このインナーにはお世話になっています。

寒冷地で作業をする方におすすめ

「極(きわみ)」シリーズのハイネックロングスリーブシャツには、一枚で綿肌着7枚分の暖かさ(※)があり、保温力にたいへん優れたアイテムです。吸湿発熱する素材を使用しているため、ムレにくく心地良い暖かさが続きます。

また、驚くほどよく伸びる抜群の伸縮性も特徴の一つです。屋外や冷蔵倉庫など、寒さが厳しい環境下で常に体を動かして仕事をする方におすすめします。

なお、同じ素材のタイツもありますので寒冷地にお住まいの方は、上下での着用もおすすめします。

※「綿肌着7枚分の暖かさ」は、自社製品と保温性測定値比較に基づいて表記しています

 

【作業着着用スタッフおすすめコメント】
積雪地域のため、屋内作業時でも上着を着ないといけないくらいの寒さです。場合によっては狭いところでの作業もあり、かさばる上着は着られないため肌着で調整しています。
中でもこの下着はおすすめです。暖かいにもかかわらず、かざばらないので現場で作業しやすくパフォーマンスを落としません。また、生地が横に2倍以上伸びるため、さまざまな体勢をとっても体にフィットした状態を維持してくれます。さらに、袖や裾がずれにくく、暖かさを逃しにくいです。寒い環境下の現場作業で重宝しています。
家では、極の上下セットのみの着用で十分暖かいのでパジャマ代わりに愛用しています。

ストレッチ性の高いタイツを探している方におすすめ

「寒さ知らず」シリーズのタイツは、下半身の寒さ対策にぴったりなアイテムです。吸湿発熱素材を使用しているため、ムレにくくなっています。

前述した「極(きわみ)」シリーズよりも少し薄手で、綿肌着5枚分の保温力(※)があります。

また、よく伸びて動きやすいスーパーストレッチ素材のおかげで、屋内外の作業だけではなく、通勤通学やウィンタースポーツなどさまざまなシーンで重宝するタイツです。

※「綿肌着5枚分の暖かさ」は、自社製品と保温性測定値比較に基づいて表記しています

パンツ自体を暖かいものにしたい方におすすめ

綿100%に加え持続抗菌防臭加工を施されており、イヤなニオイの原因となる菌の増殖を持続性の高い加工(ポリジン・ステイフレッシュ)で抑制します。

一枚で膝上までカバーするため、ひざまでの冷え対策にピッタリです。 ボクサーパンツとタイツの重ね穿きが苦手な方や、スラックスの皮脂汚れ、股ズレが気になる方におすすめです。

   

作業着の下に着る冬用インナーが大切な理由

作業着の下に着る冬用インナーが大切な理由

冬用インナーは、普段使いはもちろん、作業着の下に着用する場合にも最適なアイテムです。ここからは、作業着の下に着る冬用インナーが大切な理由やメリットについてみていきましょう。

・動きやすい
・作業着に汗や皮脂がつくのを防ぐ
・衣服のこすれなどから肌を守る

理由1.動きやすい

冬は、暖かさを確保しようと、作業着の下に何枚も重ね着をする方もいるでしょう。

しかし、厚着をすると着ぶくれしやすく、体を思うように動かせなくなってしまうことがあります。

その点、冬用インナーの多くは、保温性の高い素材や吸湿発熱性のある点が特徴です。

ストレッチ性の高いものを選ぶことで、重ね着によるストレスを感じにくくなり、仕事がしやすい環境を作れます。

理由2.作業着に汗や皮脂がつくのを防ぐ

汗じみや皮脂汚れは、知らず知らずのうちに蓄積され、衣服の劣化につながりかねません。

しかし、インナーを着用することで皮脂汚れが作業着に直接つきにくくなるため、作業着を長持ちさせられる可能性があるでしょう。

インナーなら汗や皮脂がついても、作業着に比べ洗濯しやすく、洗濯頻度も高いので清潔を保ちやすくなります。

特に、襟元や脇など汗ジミが気になる方は、インナーの着用を検討してみてください。

理由3.衣服のこすれなどから肌を守る

作業着は、予期せぬケガから体を守るために、厚手の生地で作られている場合が多いです。

中には、ゴワゴワしているものもあるため、体を動かすと作業着と肌がこすれてしまうおそれがありますが、インナーには肌を守る役割もあります。

肌触りの良いインナーを選ぶことで、肌への負担を減らせるため、敏感肌や乾燥肌の方は特に重宝するアイテムといえるでしょう。

   

冬の作業着のインナーに必要な5つの機能

冬の作業着のインナーに必要な5つの機能

作業着の下に着る冬用インナーは、以下5つの機能性を考慮したうえで選ぶことをおすすめします。
・保温性
・吸湿性
・抗菌性
・速乾性
・伸縮性、ストレッチ性

機能1.保温性

保温性の高いインナーは、外気との熱移動を遮断または抑制することで、衣服内の温度を一定に保ちやすくします。

綿やシルク、ウールなどが保温性の高い素材です。これらの繊維は内側に空洞があるので、空気を含みやすい特徴があります。

他にも、裏起毛を施すことで保温性が高まるのは、空気層に厚みが増すためと考えられます。

機能2.吸湿性

寒い日でも、作業をしていると体からでる湿気によりムレてしまうことがあります。

そのようなときに吸湿性の低いインナーを着用していると、ムレによる不快感を覚えてしまうでしょう。

作業で暑くなるときやムレを軽減したいときは、吸湿性の高いインナーの着用をおすすめします。

機能3.抗菌性

実は、汗そのものにニオイはありません。汗の原因は、人間の皮膚に生息している菌が、汗や皮膚を摂取して排泄した分解物にあります。

衣類の汗臭を防ぐには、ニオイの元である菌の増殖を防ぐことが重要です。そのため、衣類のニオイが気になる方は、抗菌防臭機能のあるインナーを選ぶと良いでしょう。

機能4.速乾性

速乾性のあるインナーは、文字通り速く乾くメリットがあります。

梅雨の時期や寒い季節だけでなく、汗でぬれた場合にも乾きやすいため、汗冷えしやすい冬に嬉しい機能です。作業着の下に着る冬用インナーは、保温性のみならず速乾性にも注目しながら冬用インナーを選んでみてください。

機能5.伸縮性、ストレッチ性

伸縮性・ストレッチ性も、冬用インナーには欠かせません。作業着の下に着るインナーが伸びにくいと、体の可動域が狭まり、動きにくくなるからです。

動きにくい衣類は、ケガや肩こり、腰痛の一因となる可能性があります。そのため、体を動かすことの多い仕事の方は、伸縮性・ストレッチ性のあるもので、動きやすさを意識しましょう。

   

冬の作業着インナーに使われる素材について

冬の作業着インナーに使われる素材について

作業着の下に着る冬用インナーには主に、以下4つの素材があります。それぞれの素材に長所・短所があるため、2つ以上の素材を混紡して快適なインナーを作ることが多いです。

どの素材が最も良いといったことはないので、それぞれの特徴を押さえておきましょう。

・ポリエステル
・ポリウレタン
・綿(コットン)
・吸湿発熱素材

素材1.ポリエステル

化学繊維の中でも衣服に使われることが多いポリエステルは、繊維が水分を吸わないため速乾性に優れています。したがって、大量の汗をかく場面においても乾きやすいというメリットがあります。

また、ポリエステルは繊維が丈夫という特徴もあります。洗濯に強く乾きやすいので、毎日作業着を着る方に適しています。

しかし、吸水性がないためムレやすく、汗が体に残ってしまうため、吸水性の高い綿などと混紡されたインナーの着用をおすすめします。

 

素材2.ポリウレタン

ポリエステルと同じ化学繊維のポリウレタンは、伸縮性・ストレッチ性に優れた素材です。生地にするとやわらかく、心地良いフィット感があります。

また、吸湿性が低いため、綿レーヨンなど吸湿性の高い素材と混紡することで、ストレッチ性と吸湿性を併せ持ったインナーになります。

動きやすさも抜群なので、肉体労働の多い方に適しているでしょう。

素材3.綿(コットン)

衣服によく使われる天然繊維の綿(コットン)は、保温性や吸湿性の高さが特徴です。綿の繊維は中が空洞になっているため、外に熱を放出しにくく、暖かさをキープします。

また、肌触りが良いことも綿の魅力です。繊維がやわらかく静電気も起こりにくいため、肌への刺激を抑えられます。

ただし、保水性が高いため綿100%のインナーの場合、登山などでは冷えてしまうといった弱点もあります。

気温の低い場所で長時間作業をする方は、速乾性のあるものを選んでみてください。

 

素材4.吸湿発熱素材

吸湿発熱素材は、体からでる湿気を吸収して発熱放湿する、ムレにくく暖かい素材です。

レーヨンやアクリルを混紡して、吸湿発熱機能をもたせているものが多くありますが、メーカーによって使用している素材はさまざまです。織り方や編み方にも違いがあるため、それぞれの特徴をみて選ぶようにしましょう。

また、薄くて暖かい吸湿発熱素材は、冷えているときは発熱が心地良いものの、温度が上がりすぎてしまうと、かえって暑くなり汗が冷えて体が冷えてしまう可能性があるので注意が必要です。

   

冬にぴったりの作業着インナーを選びましょう

冬に作業着を着るときは、インナーの機能性や素材に目を向けましょう。

暖かさはもちろんですが、作業着の下に着る冬用インナーは、動きやすさや吸湿性・速乾性なども重視したいポイントです。

この記事で紹介したアイテムを参考に、作業環境や好みなどに合わせて最適な冬用インナーを選んでみてください。

作業着の下に着る冬用インナー!おすすめを紹介

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