【失敗しない!】下着の紙タグの正しい取り方、外し方とは?
新しい下着を買ったとき、「縫いつけられている紙タグを外すのに失敗して生地を傷つけてしまった」「糸が残ってしまった」なんて経験がある方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、紙タグの正しい外し方をご紹介します。
トップスインナーやショーツの紙タグとは?
紙タグとは、上記の写真のようなものを指します。商品名や商品番号・サイズ・使用にあたっての注意点などが書かれています。ショーツの場合、ウエスト部分にミシン糸で縫いつけられていることがほとんどです。
紙タグはどうして縫いつけてある?
紙タグの役割
衣類やインナー・下着などについている紙タグには、下記のような役割があります。
・値段などの商品の情報を商品と紐付ける役割
・未使用だとわかるようにする役割
試着などの際に商品をハンガーから外したりパッケージから出したりしてしまうと、サイズやサイズ・洗濯絵表示など必要な商品情報がわからなくなってしまいますよね。しかし、紙タグがついていればそのような問題もありません。また、紙タグがついていることで未使用だと判別することができます。
ショーツなどに紙タグが縫いつけてある理由
ラン型インナーやキャミソールの多くは、紙タグはアンビタッチ(写真)というプラスチック製のもので外れないように紐付けています。しかし、ショーツなどの場合はアンビタッチを取り付ける穴を開けてしまうと、生地をいためてしまうことがあります。そのため、これらの紙タグはミシン縫いで縫いつけてあるのです。
紙タグの取り外しに失敗した事例
紙タグを引っ張って生地を傷めてしまった
紙タグを取り外すときに、ビリビリと適当に引っ張って取っている方もいるかと思います。しかし、このように強引な取り外し方をすると、上記の写真のように生地を傷めてしまうことがあります。ショーツは特に生地が薄いので、少しの引っ張りでも破れたり穴が開いたりしてしまう恐れがあります。
ハサミで切り取ろうとしたら生地を切ってしまった
紙タグをはさみで切り取ろうとした際に、誤って生地を切ってしまったことがある方もいるのではないでしょうか。特に、装飾の多い、薄い生地のアイテムの紙タグを切り取る際には、なるべくハサミを使用しない方が良いでしょう。下図のような、リッパー(手芸用の縫い目を切る道具)を使って切ると、糸だけをきれいに切ることができるのでおすすめです。
せっかく買った新しいショーツをダメにしてしまわないために、紙タグの正しい取り外し方法を知っておきましょう。
紙タグの正しい取り外し方法
紙タグは以下の方法で簡単に取り外すことができます。
①ミシン目に沿って、紙タグを3~4回折り曲げる
②ミシン目に沿ってゆっくりと紙タグをちぎる
③残った紙タグを取り除き、糸を抜く
以下、紙タグの取り外し方を静止画で細かく方法を解説します。
①紙タグを表向きに置く
②紙タグを上方向に折り曲げる
③紙タグを元の位置に戻す(※②③を3~4回繰り返す)
④ミシン目に沿って紙タグをちぎる
⑤ミシン目に沿ってをゆっくり紙タグをちぎる
⑥余った紙タグの上部分も取り除く
⑦糸だけが残った状態にする
⑧糸の左右の端周辺をつかんで、生地を引っ張る
⑨生地を元に戻す
⑩生地から浮き出た糸を引っ張る
⑪糸をゆっくりと引っ張る
⑫裏側の糸もゆっくりと引っ張り生地から取り外す
⑬完成
③で糸を抜く際にきれいに抜けない場合は、リッパー(手芸用の縫い目を切る道具)や細いピンセットなどを使うと上手にできます。
また、グンゼのショーツなら、紙タグの裏側に取り外し方の説明が記載してあります。取り外す際に再度確認してみてくださいね。
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まとめ
これまでショーツなどについた紙タグの取り外しで失敗したことがある方は、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。
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