2024.02.15

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冬、ヒートインナーを着てランニングはアリ?ナシ? おすすめアイテムもご紹介

■結論:ヒートインナーを着てランニングはナシ!

結論:ヒートインナーを着てランニングはナシ!

まず結論からいうと、ヒートインナーを着てランニングするのは良くありません。でも、冬のランニングは、家を出るときに寒くてつい暖かいヒートインナーを着たくなってしまうものですよね。そこで、なぜランニング時にヒートインナーを着用するのが良くないのか解説します。

■そもそもヒートインナーとは?

そもそもヒートインナーとは?

ヒートインナーとは、一般的にはレーヨン、綿などの吸水性が高い繊維を使って作られた吸湿発熱機能のついたインナーのことを指します。人は何もしていない状態でも体から水分を放出しています。その水蒸気を繊維が吸収することで、発熱するという「吸着熱」を応用した衣類のことです。

■ヒートインナーを着てランニングするのがダメな理由

ヒートインナーを着てランニングするのがダメな理由

では、なぜヒートインナーを着用してランニングをするのはダメなのでしょうか?

●ヒートインナーが水蒸気(汗)を吸収して、発熱するから

ヒートインナーは体が温まって汗をかき始めると、その水蒸気を利用して発熱性能を発揮します。一度温まるとそこからは発汗量が増えていくため、運動をしている間に暑くなりすぎる可能性があります。

●汗が乾きにくいから

ヒートインナーはレーヨンなどの吸水性が高い繊維を使用しています。レーヨンは濡れると乾きにくいため、かいた汗で体を冷やしてしまいます。また、汗で濡れた生地が体にべったりとまとわりつくようになるので、不快感も感じやすくなります。

■運動するときに向いているインナーとは?

運動するときに向いているインナーとは?

ランニングなどの運動をするときのインナー選びは、体を汗で冷やさないためにも快適に運動をするためにもとても重要です。選び方のポイントをご紹介します。

●速乾性に優れているもの

基本的に、綿などと比べて、ポリエステル、ナイロンなど化学繊維は、汗の吸収はしませんが、汗を放湿しやすい素材なので、この混率が多いものを選ぶのがおすすめです。

しかし、注意点があります。
「速乾加工」という表示がない商品は、化学繊維でも生地の目が詰まっているものもあり、水分をため込んでしまう場合もあるので、汗冷えの原因となってしまいます。同じ化学繊維でも、速乾効果を得られることが難しい場合もありますので、確認しておきましょう。

●サイズが合っているもの

サイズが合っているものを選ぶことも大事です。大きすぎたり小さすぎたりすると、動きを妨げる原因となり、運動しにくくなってしまいます。

●おすすめアイテム

【メンズ】

・adidas(アディダス)【360°高伸縮】VネックTシャツ <APK115A>

adidas(アディダス)【360°高伸縮】VネックTシャツ <APK115A> APK115A

こちらは、汗を素早く吸収・発散する「吸汗速乾」機能付きの半袖Tシャツです。シンプルな一枚なので、冬場のインナーとしてはもちろん年間通じてスポーツ時に活躍してくれます。フィット感のある設計なので、動きやすさも魅力です。

【レディス】

・ RIZAP(ライザップ)ノンワイヤーブラジャー <RZ1055>

RIZAP(ライザップ)ノンワイヤーブラジャー <RZ1055> RZ1055

運動時にも嬉しい通気性の良いメッシュ素材を使用しています。立体モールドカップを採用しており、立体的できれいなバストにみせてくれます。

・ RIZAP GOLF(ライザップゴルフ)ロングスリーブハイネック<RGW100>

RIZAP GOLF(ライザップゴルフ)ロングスリーブハイネック<RGW100> RGW100 

通気性の高いメッシュ生地で快適性を追求した長袖インナーです。パワーネットサポート&樹脂プリントサポートで肩甲骨の動きやすさと着用による姿勢補整を追求したデザイン。運動時の姿勢に気を配りたい方におすすめです。

■冬のランニング時の寒さ対策、どうすればいい?

冬のランニング時の寒さ対策、どうすればいい?

ヒートインナーを着ずとも暖かくなれば、着用する必要はありませんよね。以下のような工夫をしてみると、寒さ対策になります。

●準備運動を入念に行う

冬に限らず、スポーツをする前は準備運動が大切です。念入りに準備運動をすることで体が温まり、寒さ対策になりますよ。
また、寒い中をいきなり走ると、硬くなっていた筋肉に突然強い負荷がかかることになり、傷めてしまうおそれがありますので、寒さで硬くなっている筋肉をほぐすという意味でも、準備運動はしっかり行う必要があります。

●ウインドブレーカーなど、脱ぎ着できる衣類を着用する

最初は寒くても、運動をして体を動かしているとだんだん暑くなってくるものです。冬場の運動時は、暑くなってきたらすぐに脱げる羽織りものを活用し、重ね着しておくのがおすすめです。また、アームウォーマーやレッグウォーマー・ネックウォーマーなど、簡単に着脱できる部分用アイテムを身につけるのも良いでしょう。

アーム・レッグカバー(男女兼用) <NP9007>

アーム・レッグカバー(男女兼用) <NP9007>

こちらは、天然由来のレーヨン混のアーム&レッグウォーマーです。アームウォーマーやレッグウォーマーは、簡単に着脱できるので、冬の運動時の重ね着にとてもおすすめです。肌触りも柔らかく、汗をかいても不快感を感じにくい仕様になっています。

【メディキュア】ネックカバー(男女兼用) <NP9005>

【メディキュア】ネックカバー(男女兼用)<NP9005>

こちらは、首回りを包み込むネックカバーです。優しいフィット感で締め付けが強すぎないので、運動時に使用しても快適です。また、縫い目が柔らかでムレにくい天然素材由来のレーヨンを使っているので、チクチク感や刺激感を感じにくくなっています。冬の運動時に首元を温めてくれるだけでなく、紫外線対策としてもおすすめです。

■まとめ

今回ご紹介したように、ランニングなどの激しいスポーツや着替えがなかなかできない環境でスポーツを行う場合は、ヒートインナーの着用を控えておいたほうが良いでしょう。
ヒートインナーを着なくても、今回ご紹介したようなインナーや羽織りもの・防寒グッズを活用すれば、冬も暖かく快適に運動ができます。ぜひ今年の冬のスポーツに取り入れてみてくださいね。


▶ヒートインナーに関するお悩みや疑問はこちらの記事でも解説しています。

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