2025.08.06

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男性のビジネスカジュアルとは?オフィスカジュアルとの違いやNGな着こなしも紹介

「ビジネスカジュアル」と言われても、どこまでカジュアルで良いのか、何を着れば正解なのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ビジネスカジュアルの基本ポイントや避けるべきNGアイテム、そしてすぐに使えるおすすめアイテムまで、初心者でもわかりやすく解説します。

オフィスでの服装選びで悩む男性の方は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次
 
   

■男性の皆様!仕事の服装、どのくらいカジュアルですか?

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グンゼが行ったアンケート調査によると、「年中ネクタイ不要」と回答した人が36.5%、「ネクタイ&スーツ持っていません!」が33.7%と、全体の約7割が1年を通してカジュアルな服装で仕事をしていることが明らかになりました。

一方で、「夏場だけネクタイ不要」が26.9%、「年中スーツ&ネクタイ必須」が2.9%と、きちんとした服装を求められる職場も存在します。

「ビジネスカジュアル」の許容範囲は、職場によって大きく異なるようです。

   

■ビジネスカジュアルとは「社外の人と対面できるような服装」

ビジネスカジュアルとは「社外の人と対面できるような服装」

ビジネスカジュアルは「社外の人と対面できる服装」として、多くの企業で採用されています。スーツほど堅苦しくはないものの、取引先やお客様の前でも失礼にあたらないことが大前提です。

ポイントは、相手に清潔感や誠実な印象を与えられるかどうか。ネクタイの有無や素材の選び方に幅がある一方で、だらしなさやラフすぎるスタイルはNGです。

きちんと感とラフさをバランスよく取り入れるのが、求められるビジネスカジュアルといえます。

・オフィスカジュアルとの違い

「ビジネスカジュアルとオフィスカジュアルって何が違うの?」と思う方も多いのではないでしょうか。

ビジネスカジュアルは取引先やお客様の対応を想定した「社外でも通用する」きちんと感が重視されるスタイルです。一方、オフィスカジュアルは自社内で働く際に適した服装で、多少リラックスした着こなしも許容される場合があります。

とは言うものの、どちらも会社や業界によって具体的な定義や基準が異なり、線引きが曖昧なケースも少なくありません。ご自身の職場のルールを確認しておくことが大切です。

   

■ビジネスカジュアルにふさわしくないNGアイテム

ビジネスカジュアルにふさわしくないNGアイテム

ビジネスカジュアルの服装で迷ったときは、まず「これは避けたい」というアイテムをおさえておくと安心です。たとえば、以下のようなアイテムはビジネスシーンにはふさわしくありません。

・デニムパンツやカーゴパンツ
・派手なプリントやビッグシルエットのTシャツ
・サンダルやボリュームのあるスニーカー

上記のようなことに気を付けておけば、きちんとした印象を保ちやすくなります。ここから、詳しく見ていきましょう。

・デニムパンツ、カーゴパンツ

デニムパンツやカーゴパンツは、ビジネスカジュアルの場面では避けておくのが無難です。どちらも一般的にカジュアルなイメージが強く、休日のリラックスしたコーディネートに適しています。

オフィスで着用すると、ラフすぎる印象を与えてしまい、きちんと感が求められるビジネスシーンには合いません。

・カジュアルすぎるデザイン、シルエットのTシャツ

ビジネスカジュアルでTシャツを着る場合は、無地やワンポイントなどシンプルなデザインに限るのが基本です。

ジャケットの中にTシャツを合わせるスタイルは広まっていますが、派手なプリントやロゴ、ビッグシルエットのTシャツはカジュアルすぎてビジネスシーンには不向きとされています。あくまでも清潔感ときちんと感を意識し、ベーシックなアイテムを選びましょう。

・パーカーやビッグシルエットのトップス

パーカーやスウェット、ビッグシルエットのプルオーバーなどは、どうしても部屋着のような印象を与えてしまうため、ビジネスカジュアルには不向きです。トップス1枚で着こなす場合は、襟付きのシャツやポロシャツなど、きちんと感のあるアイテムを選んでおくと安心です。

・派手色や奇抜な柄アイテム

派手な色や奇抜な柄のアイテムは避け、シンプルで落ち着いたデザインを心がけましょう。

ビジネスカジュアルでは、取引先やお客様などに好印象を与えたいところ。遊び心のあるデザインやインパクトの強いカラーは、ビジネスシーンで「誠実さ」や「信頼感」を損ないやすいので注意が必要です。

・ボリュームのあるスニーカー、サンダル、素足

ビジネスカジュアルでは、サンダルや素足でのシューズ着用は避けた方が無難です。肌が見えるとどうしてもラフでだらしない印象になってしまいます。また、ボリュームのあるハイテクスニーカーもカジュアル度が強くなり、オフィスや社外の人と会うシーンには不向きです。

足元は革靴やシンプルなスニーカーで締め、靴下も必ず履くようにしましょう。

   

■男性のビジネスカジュアルでおさえておきたいポイント5選

男性のビジネスカジュアルでおさえておきたいポイント5選

ビジネスカジュアルといっても、何から意識すればいいのか迷ってしまいますよね。前章では「避けたい服装」を解説したので、ここでは「押さえておきたい」5つのポイントをご紹介します。

シルエットや色選び、襟の有無など、すぐに取り入れられるポイントとなっています。ビジネスカジュアル初心者の方も、ぜひ参考にしてみてください。

・シルエットは細めに、全体的にスマートなサイズ感を選ぶ

ビジネスカジュアルでは、全体的にすっきりとした細めのシルエットを意識することが大切です。

ビッグシルエットやダボッとした服はカジュアルになりすぎるため、避けましょう。身体に程よくフィットするサイズ感を選ぶことで、清潔感とスタイリッシュさを演出できます。

スマートなシルエットは爽やかな印象を与え、相手に好印象を持ってもらいやすくなります。

・トップスorジャケットのいずれかに「襟」を取り入れる

トップスかジャケットのどちらかに「襟あり」を取り入れることを意識しましょう。

Tシャツを着る場合は、きれいめなテーラードジャケットを重ねるとバランス良く決まります。トップス1枚で着る場合は、Yシャツやポロシャツなど襟付きのアイテムを選ぶことで、ビジネスシーンにふさわしい印象をつくれます。

・清潔感のあるベーシックな色味をチョイスする

黒やネイビー、グレーなど落ち着いたベーシックカラーを基本にコーディネートすると、清潔感が引き立ちます。シーンを選ばず好印象を与えやすい色味なので、毎朝の服装選びに迷いたくない方にもおすすめです。

季節や気分に合わせて、明るめのブルーや落ち着いたカーキなどをアクセントとして取り入れるのもOK。全体のトーンをまとめることで、ビジネスシーンにふさわしい洗練された印象を演出できます。

・洗練されたシンプルなデザインのアイテムを選ぶ

ビジネスカジュアルでは、できるだけシンプルで洗練されたデザインの服を選ぶように意識しましょう。派手な柄や装飾が多いアイテムはカジュアルな印象になりやすく、ビジネスシーンには不向きです。

無地やワンポイント程度のさりげないデザインを選ぶことで、清潔感や誠実さが伝わりやすくなります。控えめで上品なコーディネートを心がけましょう。

・迷ったらセットアップやジャケパンコーデからはじめれば間違いなし!

ビジネスカジュアルの着こなしに迷ったときは、全体がまとまりやすいセットアップや「ジャケパン」スタイル(テーラードジャケット+きれいめパンツ)から始めるのが安心です。

トップスは襟付きシャツや、首元が詰まった上品なTシャツを選ぶと、どんなシーンでも安心して着こなせるコーディネートが完成します。

   

■ビジネスカジュアルに使える基本アイテムと選び方

ビジネスカジュアルに使える基本アイテムと選び方

ここからは、ビジネスカジュアルを実践する際に揃えたい基本的なアイテムと、その選び方のポイントをご紹介します。

パンツやシャツ、ジャケットなど、どんな点に気をつけて選べば「ビジネスカジュアル」を演出できるのか、アイテムごとに詳しく見ていきましょう。

・パンツ、スラックス

ビジネスカジュアルのパンツ・スラックスは、テーパードやストレートなど、きれいめなシルエットを選ぶのが基本です。

カラーはブラックやネイビー、グレーといったベーシックな色が好印象。ツヤ感のない生地を選ぶと、落ち着いた印象に仕上がります。

丈は、靴がしっかり見えるスラックス程度がベストで、長すぎるフルレングスは避けましょう。ベルトループ付きやセンタープレス入りのパンツなら、よりフォーマル感が出せます。自宅でお手入れしやすい素材だと、日々の着回しも便利です。

・シャツ

開襟シャツよりも、ボタンが上まできちんと留められるタイプのほうが、落ち着いた印象になります。色は白やブルー、ライトグレーといった明るめのトーンが好印象を与えやすく、シンプルなデザインを意識することで清潔感もアップします。

服装規定がゆるい職場であれば、テーラードジャケットの中に首元が詰まった白Tシャツを合わせるスタイルも可能ですが、その場合もきれいめな質感とデザインを選ぶことが大切です。

・ジャケット

ジャケット選びでは、テーラードジャケットを選択すればビジネスカジュアルの場面で失敗しないでしょう。色はブラックやネイビー、グレーなどのベーシックカラーが無難で、派手すぎないものを意識することが大切です。

シルエットは体にフィットするものから、ややボクシーな(ややゆとりのある直線的な)ラインまでならOKですが、カジュアルすぎるビッグシルエットは避けたいところです。襟付きのシャツと合わせる場合は、ノーカラージャケットでもきちんと感を演出できます。

・靴、靴下

ビジネスカジュアルの足元は、男性の場合は革靴が基本ですが、職場によってはローテク(シンプルな)スニーカーでもOKな場合があります。スニーカーを選ぶ場合は、目立たない落ち着いた色味やシンプルなデザインを意識しましょう。

また、意外と見落としがちな靴下にも注意。座ったときに裾から見えることが多いため、派手な色や柄ではなく、黒やネイビーなどのベーシックな靴下を選びましょう。

細部まで気を配ることで、全体の印象がスマートに引き締まります。

▶グンゼのビジネスソックス一覧はこちら

   

■男性のビジネスカジュアルコーデにおすすめの便利アイテム

ここからは、男性のビジネスカジュアルスタイルにぴったりの、便利で使いやすいおすすめアイテムをご紹介します。着こなしに悩む方や、手軽におしゃれな印象を演出したい方は、ぜひチェックしてみてください。

・セットアップで着こなせるジャケット

ビジネスカジュアルで活躍する、フォーマル感のあるセットアップ対応ジャケットをご紹介します。

毎日のビジネスカジュアルに使いやすい、軽やかな着ごこちが魅力のテーラードジャケットです。しなやかな2WAYナイロン素材を採用しているので、動きやすさとストレッチ性が抜群。通気性が高く、汗ばむ季節でも快適に過ごせます。

さらに、速乾性もあるため雨や湿気の多い日も安心。ご自宅で丸洗いできるので、お手入れも簡単です。同じ素材のパンツとセットアップで着こなせば、ほどよいフォーマル感とこなれ感を両立できますよ。

この商品とセットアップ対応のパンツはこちら↓
▶ファスナー&ベルトループ付き ストレッチパンツ<BDV153>

   

BODY WILDのライトテックストレッチメッシュ素材を採用したジャケットは、通気性と動きやすさが魅力。蒸し暑い季節でもさらっと羽織れて、動きやすさも抜群。ビジネスカジュアルにぴったりの1枚です。

この商品とセットアップ対応のパンツはこちら↓
▶ファスナー&ベルトループ付き ライトテックメッシュ ストレッチパンツ<BDV173>

   

同じくBODY WILDのシアーサッカー素材を使ったテーラードジャケットは、軽やかでさらっとした肌ざわりが特長です。暑い季節も清涼感があり、シワになりにくいので、きちんと感と快適さを両立できます。

   

ビジネスシーンでもプライベートでも活躍するストレッチジャケットです。上質な光沢感とやわらかな肌ざわりが魅力のポリエステルレーヨン混素材を使用し、軽い着ごこちを実現しています。

生地は薄手ながらも高いストレッチ性があり、動きやすさも抜群。さらに、トラベラーズジャケットのようなマルチポケット仕様で、内側にもたっぷり収納スペースを備えています。持ち物が多い方や、出張が多い方にもおすすめの1着です。

この商品とセットアップ対応のテーパードパンツはこちら↓
▶ファスナー&ベルトループ付 テーパードパンツ<SXWL93>

この商品とセットアップ対応のストレートパンツはこちら↓
▶ファスナー&ベルトループ付 ストレートパンツ<SXWL94>

   

・ジャケットに合わせるトップス

ここでは、ビジネスカジュアルのジャケットに合わせやすいトップスをご紹介します。

ビジネスカジュアルのインナーとして使用できるクルーネックTシャツ。後ろ襟がやや高めに設計されているため、ジャケットの襟裏が汚れにくいのがうれしいポイントです。

速乾性に優れた素材なので、汗ばむ季節や長時間の着用でも快適さが続きます。コットンの風合いが感じられる生地は、さらっとした肌ざわりでデイリー使いにもぴったり。シンプルで上品なデザインなので、ビジネスシーンはもちろん、休日にも重宝します。

この商品と同じシリーズの綿100%タイプはこちら↓
▶クルーネックTシャツ(丸首)<BW6912Z>

この商品と同じシリーズの接触冷感生地タイプはこちら↓
▶接触冷感クルーネックTシャツ(丸首)<BW6013A>

   

ジャケットに合わせやすいクルーネックTシャツは、襟元がやや高めに設計されているため、きちんとした印象をキープしながら、ジャケットの首元汚れも防いでくれます。

綿本来のしなやかな風合いが心地よく、着用や洗濯を繰り返しても汗のニオイをしっかり消臭する機能つきなので、ビジネスでもプライベートでも安心して着られます。ベーシックで上品なデザインなので、インナー使いはもちろんのこと、1枚で着てもサマになるTシャツです。

   

夏のきれいめスタイルに欠かせない半袖ポロシャツです。エアドライ鹿の子素材を採用し、汗をかいてもすぐに乾く速乾性と、毛玉になりにくい耐久性が魅力。通気性が高く、さらっとした肌ざわりで、長時間着ても快適です。

毎日のお手入れも簡単なので、忙しい日々にもぴったり。ジャケットのインナーとしても、1枚で着てもサマになるデザインで、オフィスでもカジュアルでも活躍してくれます。

   

・ビジネス仕様のきれいめパンツ

ここでは、ビジネスシーンにぴったりのきれいめパンツをご紹介します。シルエットや機能性にこだわって、毎日のオフィスコーデを洗練させましょう。

オフィススタイルをもっと快適にしたい方にぴったりな、ストレートシルエットのレーヨン混ストレッチパンツです。動きやすさをしっかり確保しつつ、見た目はきれいめな印象をキープ。長時間座っていてもラクな穿き心地で、デスクワークや移動が多い日もストレスフリーです。

お手入れも自宅で簡単にできるので、毎日気軽に着回せます。ビジネスシーンに欠かせないベルトループ付きで、きちんと感も演出できる、便利なパンツです。

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▶ベルトループ付き ドライレーヨン混ストレッチパンツ<BDT101>

この商品と同じシリーズのワイドテーパードタイプはこちら↓
▶ベルトループ付き ドライレーヨン混ストレッチパンツ<BDV103>

   

スリムでまっすぐなシルエットに、センタープレスで上品なきちんと感を演出できるパンツです。縦横に伸びる2WAYストレッチ素材が、動きやすさと快適な穿きごこちを両立します。

綿とレーヨンのブレンド素材は、さらりとした肌ざわりと自然な光沢感が魅力。ビジネスシーンにマッチするベルトループ付きで、デザインも実用性も妥協したくない方にぴったりです。

   

■社会人としてふさわしいビジネスカジュアルを身につけよう

社会人としてふさわしいビジネスカジュアルを身につけよう

ビジネスカジュアルは、単なる「カジュアルな服装」ではなく、社会人としての信頼感や清潔感を意識した装いが大切です。相手に好印象を与えるためには、シルエットや色合い、アイテム選びに気を配り、TPOに合わせてきちんと感を忘れないことがポイント。

今回ご紹介した基本のポイントやアイテムを参考に、ビジネスカジュアルを楽しみながら、毎日の仕事に自信をもって臨みましょう。

   
男性のビジネスカジュアルとは?オフィスカジュアルとの違いやNGな着こなしも紹介

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