【検証画像あり】透けないブラジャーの選び方!色の選び方を解説
季節にあわせたコーディネートを楽しみたいけれど、薄手の白いシャツやTシャツを着たときに「ブラジャーの透けが気になる」という女性は多いでしょう。
基本的に、ブラジャーの上にはインナーの着用を推奨しますが、トップスをそのまま着たいというシーンでは、どのようなブラジャーを選べばいいか迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、実際にブラジャーの透け具合を比較したうえで、透けないブラジャーの色や選び方を解説します。
また、着ごこちが良いだけでなく透けにくいブラジャーやインナーについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
「ブラジャーの上にインナーは着用しますか?」というアンケートを実施
※グンゼ公式X(旧Twitter)にて実施(2023年調べ)
グンゼが独自に行ったアンケート調査では、春夏の寒くない時期にインナーを「必ず着用する」という方が60.5%と最も多く、半数以上を占める結果となりました。
一方、あわせる洋服によってインナーを着用する方やブラトップを着用している方は約33%と、 柔軟に選んで着用していることが分かります。
また、インナーを着用しない方は6.4%と少数でした。
ポイントは肌の色!透けないブラジャーの色について
透けにくいブラジャーの色は、一人一人の肌の色によって異なります。
なぜなら、ブラジャーの色と肌の色の差が透けに影響し、ブラジャーの色と肌の色との対比が大きくなるほど、ブラジャーの色が浮きやすくなるからです。
・自分の肌トーンと同じカラーのものを選ぶ
・自分の肌よりもやや濃い目のカラーを選ぶ
・ブラウン、グレー、ピンクなど、透けにくいベージュと同系色の色味を選ぶ
・血色に近いボルドーなどを選ぶ
どの色が透けにくいのか迷ったときは、明るさの異なる2種類(同系色)のブラジャーを腕にかけたり、試着したりしてどちらがより肌にあっているかチェックしてみるのがおすすめです。
【検証結果】ブラジャーの透け具合を比較
検証にはシンプルなノンワイヤーブラジャーを使用し、色白スタッフと小麦肌スタッフが着用しました。カラーは以下で比較しています。
・ベージュ系(ロッシュベージュ)
・赤系(メキシカンルビー、ワインピンク)
・グレー系(ローズグレー)
・ブラック
・ホワイト
※ホワイトのみ参考商品で検証しています
色白のスタッフ
小麦肌のスタッフ
全色を比較すると、ブラジャーの肩ひもを腕にかけただけでも、肌の色によって色の透けやすさに差があることが分かります。
また、色白のスタッフに比べ、小麦肌のスタッフのほうがなじみやすい色が多いことも分かりました。
では、実際に着用するとどうなのかを次項でみていきましょう。
ベージュ系(ロッシュベージュ)
色白のスタッフ
小麦肌のスタッフ
ベージュ系(ロッシュベージュ)は、色白・小麦肌のスタッフのどちらが着用しても透けにくい結果となりました。
赤系(メキシカンルビー)
色白のスタッフ
小麦肌のスタッフ
メキシカンルビー(赤みの強い血色カラー)の場合、色白スタッフは肩ひもが目立つように見えます。
一方、小麦肌スタッフはカップ部分が若干目立つ気がするものの、注意深く見ない限りはそれほど透けているようには感じません。
赤系(ワインピンク)
色白のスタッフ
小麦肌のスタッフ
ワインピンク(青みががかったピンク)では、色白・小麦肌スタッフともに透けにくい結果となりました。ワインピンクは血色に近いカラーなので、肌になじみやすいのだと考えられます。
グレー系(ローズグレー)
色白のスタッフ
小麦肌のスタッフ
ローズグレーは一見、色白・小麦肌スタッフともに透けにくいです。しかしながら、色白スタッフは若干、背中などに色が浮き出る結果となりました。
ブラック
色白のスタッフ
小麦肌のスタッフ
透けやすい色として知られるブラックは、色白・小麦肌スタッフともに透けて見えることが分かります。他の色に比べ、ブラジャーの形まで見えてしまう結果となりました。
ホワイト
色白のスタッフ
小麦肌のスタッフ
ホワイトにおいてもブラックと同様、ブラジャーの形まで透ける結果となりました。色白・小麦肌のスタッフともにです。
検証結果のまとめ
色白のスタッフ | 小麦肌のスタッフ | |
---|---|---|
ロッシュベージュ | ◎ | ◎ |
メキシカンルビー | ○ | ○ |
ワインピンク | ◎ | ◎ |
ローズグレー | △ | ○ |
ブラック | ✕ | ✕ |
ホワイト | ✕ | ✕ |
検証の結果、ベージュ系と青みがかったピンクが透けにくい結果となりました。
反対に、今回の検証に参加した2人の肌の色と大きく違うブラックやホワイトは、ブラジャーの形まで透けやすいので、着用の際は注意が必要です。
ただし、ブラジャーの透け方は、トップスや骨格、肌の色、光のあたり加減によっても変わるため、検証結果はあくまでも目安として参考にしてください。
また、検証中は肉眼でみるよりも、写真にしたときのほうがより透けやすさが分かりやすいように感じました。
静止しているときの印象と動いているときの印象も違うので、透けを気にする方は写真を撮って確認してみるのも良いかもしれません。
検証に使用したブラジャー
こちらが、検証用に使用したノンワイヤーブラジャーです。
ノンワイヤーながらも、マシュマロのような特盛パッドが、バストをグイっと持ち上げホールドします。
また、アウターにひびきにくいシャイニー素材を使用しているため、Tシャツ一枚でもラインを気にすることなく着用できます。
透けないブラジャーの色はベージュ
ブラジャーは、肌の色との対比が大きいほど色が浮いてしまい、色が透けて見えやすくなります。
そのため、今回の検証でも(参加した2人の)肌の色との差が大きい「ブラック」は、最も透けてしまう結果となりました。
また、意外にも「白」のブラジャーも透けて見えやすいです。
その点、今回の検証に参加した2人にとっては、肌の色味に近いベージュが肌の色になじみ、さまざまなカラーがある中でも一番透けにくいことが分かりました。
ただし、「ベージュ」といっても、明るくて白に近いベージュから暗くて濃いベージュなどがあります。白に近いベージュを選んでしまうと、人によっては肌の色とのコントラストが大きくなってしまい、ブラジャーの色が目立ちやすくなるため注意が必要です。
多層構造のノンワイヤーブラジャーは、ワイヤーブラジャー並みの補整力を持ちつつも、軽い着ごこちなのが特徴です。
アンダーにゴムがないため背中に食い込みにくく、段差が気になりがちな後ろ姿もすっきり見せられます。
グンゼのおすすめベージュブラジャー一覧
▶ブラジャー [ベージュ]
ベージュの次に透けにくいのはモカ(茶系)・赤・グレー
ベージュの次に透けにくいのがモカ(茶系)、赤、グレーの3色です。中でもモカ(茶系)は、落ち着いたトーンで肌の色になじみやすいといえます。
また、一見すると透けやすく感じる赤も、案外肌になじみやすく薄いピンクや白よりも透けにくいという特徴があります。
例えば、Tuché(トゥシェ)【神業盛スムース】ノンワイヤーブラジャーのラインナップにある「メキシカンルビー」「ローズピンク」など、深みのある落ち着いた赤色がおすすめです。
グレーも同様で、「ローズグレー」などくすみのあるグレーが透けにくいです。
透けにくい赤系カラーのアイテムをお探しの方におすすめなのが、縫い目のないハーフトップブラジャーです。アンダーゴム不使用で、締めつけ感なく楽に着用できます。
また、ノンワイヤーながらも、軽量メッシュフレーム内蔵でバストをしっかりメイクします。
透けにくい「ベージュ」をはじめ、「ダークピンク」もあると便利な色味です。
グレー系のブラジャーをお探しの方には、こちらの商品をおすすめします。
体にほどよくフィットし、肌への刺激も少ないためワイヤーが苦手な方やレースの肌触りが苦手な方にもぴったりです。
「ベージュ」や「レッド」などもあります。
グンゼのおすすめブラジャー一覧
▶ブラジャー [ブラウン・茶色]▶ブラジャー [レッド・赤]
▶ブラジャー [グレー]
透けないブラジャー選びはラインのひびきにくさもポイント
透けないブラジャーを選ぶ際は、カラーだけでなくラインのひびきにくさに注目することも大切です。
ここからは、ラインがひびきにくいおすすめのブラジャーをみていきましょう。
バストラインをきれいに見せたいときはシームレスブラがおすすめ
シームレスブラジャーとは、カップ部分に縫い目や継ぎ目がないブラジャーのことを指します。
シームレスブラジャーは、表面がつるんとしているため白いTシャツやタイトなニットを着用してもラインがひびきにくく、ブラジャーの凹凸も目立ちにくいです。
特に、薄着になることの多い夏の時期は、一枚持っておくと重宝します。
ベージュや赤、モカ(茶系)、グレーを選ぶと、色の透けとラインの両方をカバーしやすくなります。
かぶりタイプで締めつけの少ないノンワイヤーブラジャーです。
左右一体型のモールドカップが、サイドに流れてしまいがちなバストをしっかり整えます。
環境にも人にもやさしいオーガニックコットン混で、快適な着ごこちなのもポイントです。
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ブラジャーの透けが気になるときはインナーの活用や透けにくいTシャツを選ぶのもおすすめ
ブラジャーの透けが気になる際は、インナーの活用が効果的です。透けにくいTシャツを着てカバーするのも方法の一つといえます。
メリット1.おしゃれな下着を楽しめる
インナーを着用することで、ブラジャーのデザインやカラーを気にせず、お気に入りのアイテムを着用できるというメリットがあります。
レースなどの装飾があり透けやすい色であっても、インナーがあればバストラインをきれいに見せられます。
インナー選びは、ブラジャーと同様にベージュなど透けにくいカラーを選ぶと良いでしょう。
通年で使用できる、なめらかな肌触りが魅力の汗取り付きタンクトップです。
とろっとした肌触りのレーヨン素材で着ごこちが良く、目立ちにくい汗取りパッドのおかげで、こっそりと脇汗対策ができます。
襟や裾は縫い目のない切りっぱなし仕様で、タイトなニットを着用するときに気になる下着のラインも拾いません。
メリット2.洋服の刺激から肌を守る
服のタグや刺繍、衣類の毛羽立ちなど、服を着たときに肌への刺激が気になる方は少なくありません。
その点、インナーがあれば洋服の刺激を軽減しやすいです。
吸水性や速乾性に優れたインナーは、汗を素早く吸収して肌触りをキープするほか、急激な気温の変化から体を守るメリットもあります。
低刺激で完全無縫製の2分袖インナーには、かゆみの原因となる縫い目がありません。袖や襟、裾の部分も切りっぱなしのフラット仕上げにしています。
薄手の白いシャツやTシャツには、「ホワイトベージュ」や「マルシェピンク」が透けにくくておすすめです。
メリット3.トップスの汚れやムレを防止できる
インナーの着用には、トップスの汚れやムレも防止できるメリットもあります。
特に、インナーなしでトップスを着た場合、汗をかくと皮脂汚れがついてしまい、汗ジミやニオイの原因になりがちです。
吸収性や速乾性の高い素材を使用したインナーを着用していれば、トップスを長持ちさせられるでしょう。
透けにくいだけでなく、汗ジミやニオイも軽減できる汗取り付きキャミソールです。
薄くて吸水速乾機能があるため、汗をかいても乾きやすいというメリットがあります。
また、襟ぐりや裾は無駄のないシンプルな切りっぱなしデザインで、薄着の季節でも下着の色やラインの透けを防ぎやすいです。
透けにくいTシャツを選ぶのも一つの方法です。こちらは肌へのやさしさだけでなく、透けや汗ジミ防止にもこだわったアイテムとなっています。
吸水速乾性に優れた素材を使用しているため、汗をしっかり吸収できるだけでなく、リバーシブル天竺編みが下着の透けも軽減します。
サイドにスリットがあり、ボトムにインしても出しても使いやすく、さまざまなコーディネートで重宝します。
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自分にあった透けないブラジャーを見つけておしゃれを楽しみましょう
自分にあった透けないブラジャーを見つけておくと、トップス選びの幅が広がります。
透けにくい色として順に、「ベージュ系」「モカ(茶系)」「赤系」「グレー系」がありますので、お手持ちの洋服にあわせて、バリエーションを増やすのもおすすめです。
お気に入りの下着を見つけて、季節を問わずおしゃれを楽しみましょう。
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