2024.02.15

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急なお葬式の用意は大丈夫?忘れがちな服装や持ち物のマナーを紹介

お葬式はいつ呼ばれるか分からないものですので、いざという時のために色々と用意しておかないと何かと困ることが多いのではないでしょうか。特に服装や持ち物などは急にこしらえようとしてもなかなか難しいものです。
そこで今回はお葬式にはどのような恰好や持ち物がふさわしいかをご紹介いたします。

お通夜と告別式の違いって?

お葬式には「お通夜」と「告別式」の二つの行程が存在します。
どちらも耳にしたことがあると思いますが、どのような違いがあるのか、おさらいをしてみましょう。

「お通夜」
生前、故人と親交のあった人たちが別れを惜しんで 最期の夜を過ごす儀式。
一般的に夕方から夜に行われる。

「告別式」
故人とゆかりのあった人たちが、 最期の別れを告げる儀式。
一般的に午前中に行われる事が多い。

近年は仕事などの都合により、日中に行われる告別式よりも夕方から夜に行われるお通夜のほうが参列しやすいという理由で、仕事関係者や知人もお通夜に参列することが多くなっています。

お葬式に適した服装とは

お葬式イメージ

お通夜・告別式も、喪服を着用するのが基本です。しかしお通夜の場合は、会社帰りに参加する事も考えられます。その場合は、平服であっても地味な色で肌の露出の少ないものであれば問題ありません。

男性

●スーツ
ダークスーツか黒のフォーマルスーツが一般的です。

●ネクタイ
黒色の無地のネクタイが一般的です。また、着用する際はネクタイピンの使用は控えましょう。

●ワイシャツ
柄や色の入っていない白色のものを選ぶようにしましょう。また、お葬式では、なるべく肌を見せないのがマナーですので、長袖を着用するようにします。夏でも半袖は避け、式中はジャケット着用をしましょう。

●ベルト
黒無地で光沢素材ではないものを選び、バックルが大きく目立つもの、ワニ革やヘビ革など殺生をイメージさせるデザインのものは避けるようにしましょう。

●腕時計
シンプルなものを選び、華美な装飾やデザインのものは避けましょう。

●アクセサリー
結婚指輪は身に着けていても問題ありません。

●靴下
カジュアルな雰囲気を感じさせてしまわないような、黒の無地で柄や飾りの入っていないシンプルなものを選びましょう。また、座った時に肌が見えてしまわないように、長めの丈のものを選ぶのがベストです。

おすすめの靴下を紹介!

SEEK(シーク) ソックス〈SXH036〉

SEEK(シーク) ソックス〈SXH036〉

高性能素材・すぐれた設計・巧みな縫製力。
高い技術力で大人のリアルライフに見合った、快適で上質なはき心地を提供するブランドSEEK(シーク)。
お葬式のスーツにも合う上品な生地感のソックスです。
オールシーズン着用いただける生地感で、履き口は締め付けず、ずり落ちにくい設計になっています。

SEEK(シーク) ロングホーズ〈SXD101〉

SEEK(シーク) ロングホーズ〈SXD101〉

ふくらはぎ部分にキュプラ繊維を使用することで、パンツの纏わりつきを軽減した平無地のハイソックスです。座ったときに肌が見えないのが特徴です。

●靴
紐で結ぶタイプの黒の革靴を選ぶようにしましょう。エナメルやスエード素材のものは避け、金具なしのシンプルなものを選びましょう。

●かばん
数珠や香典はスーツのポケットに入れ、手ぶらが一般的です。どうしても必要な場合は、光沢のない黒色の素材で金具なしのシンプルなものかつ、邪魔にならない大きさのかばんを選ぶようにしましょう。

女性

●服装
ワンピースやアンサンブルが一般的です。
夏の場合は、ジャケットを脱いだ5分袖か7分袖のワンピーススタイルが基本です。
スカートの長さは短くても膝が隠れる程度の長さにするよう気を付けましょう。
受付などで動くことが多い場合は、動きやすい黒のパンツスーツスタイルでも問題ありません。

●アクセサリー
ネックレスやイヤリングは「涙の象徴」とされる白い真珠を使用したものが定番です。
連が重なるものは、「不幸が重なる」とされNGです。イヤリングは真珠のみが一粒のものが良いとされていますが、ネックレスは一粒のみのデザインはNGです。また、真珠の粒が大きいものは派手なので控えるようにしましょう。
指輪は結婚指輪であれば身に着けていても問題ありません。

●かばん
黒の布製で光沢のないシンプルなデザインが基本です。
大きさは数珠や袱紗が入るくらいのものがベストです。荷物が多い場合は、黒のサブバッグを持つとよいでしょう。

●ストッキング
無地で黒の薄手のストッキングを選びましょう。柄やラメが入っているようなデザインはお葬式には不向きです。また、冬でも厚手タイツなどは避け、肌が少し透ける程度(30デニール以下)の薄さがベストです。ただし寒冷地の場合は60デニール程度のものなら許容される場合もあります。寒い場合はベージュのストッキングを重ねるなどの対策も有効です。黒色のストッキングは伝線が目立ちやすいので、予備のストッキングを用意しておくと安心です。

おすすめのストッキングを紹介!

SABRINA(サブリナ)【ブラック・着圧】ストッキング<SB540>

SABRINA(サブリナ)【ブラック・着圧】ストッキング<SB540>

穴があいても伝線しにくく、ギラつきにくい素材なので美しく見える!
しっかり脚を引き締めるグラデーション着圧のストッキングです。
幅広ウエストバンドで楽なはき心地で、前後がわかるラベルが後ろについていてわかりやすいのも嬉しい特徴!
パンティ部シェイプ立体設計を採用し、ホールド感の優れた伸縮素材でお腹まわりがすっきりし、ずれ落ちにくく快適にはくことができます!

●靴
布系か革製のシンプルな黒のパンプスを選びましょう。高いヒールやエナメル素材、素足の見えるミュールやサンダルは避けましょう。

意外と見落としがちなインナーは何を選ぶべき?

男性

色は白シャツから透けにくいベージュやグレーがおすすめです。

YG(ワイジー) ステルスインナー〈YV2715〉

YG(ワイジー) ステルスインナー〈YV2715〉

より透けないを楽しむカラーバリエーションが特徴のステルスアンダー。
多彩なカラーリンクは、白いシャツに透けにくいカラーを実験してセレクトしたこだわりのカラーです。
襟や袖、裾に生地の折り返しがないのでそちらも白いシャツに透けにくいポイントになります。

女性

女性は全身黒がマナーのため、インナーが透ける心配はありません。
ただしワンピースの袖が5分や7分と短いため、インナーの袖の長さには注意しましょう。また、襟からはみ出す等にも注意が必要です。

お葬式の持ち物とは

お葬式に参列する際の必需品と、あると便利なものをまとめました。
突然、不幸の知らせを聞いても慌てないように準備しておきましょう。

【必需品】

香典
(袱紗に入れて)
香典は袱紗に包んで持っていくのがマナー。袱紗は不祝儀用のものを選びましょう。
数珠 キリスト教のお葬式を除き、必ず持参しましょう。
ハンカチ 白か黒のものを選びましょう。
財布 最低限の持ち物になるような大きさのものを選ぶようにしましょう。

【あると便利なもの】

予備の黒ストッキング 伝線したり破れたりした際に、すぐにはき替えられるので便利です。
扇子 葬儀場によっては、人が集まった熱気で蒸し暑くなることもあります。持参する際は黒の扇子を選ぶようにしましょう。
黒やグレー、紺のものを持参しましょう。

まとめ

お通夜・お葬式は急に呼ばれるものです。服装などのマナーを守ることは、故人を見送るお葬式の一部といえるでしょう。大切な方を弔う場であるお葬式ではいつも以上に服装に気を遣うことが大切です。
喪服の準備だけでなく、見落としがちなインナーや靴下、ストッキングの準備も前もってしておきましょう。

急なお葬式の用意は大丈夫?忘れがちな服装や持ち物のマナーを紹介

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