セーターを着るとチクチクするのは何故?快適に着るための6つの対策
秋から冬になると着たくなるセーター。暖かいセーターは、寒い季節の定番スタイルですよね。
ですが、セーターのチクチクがかゆい・痛いと気になる方も多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では、セーターのチクチクを軽減するための方法についてご紹介します。
■セーターがチクチクするのはどうして?
セーターがチクチクする・肌がかゆくなるのには以下のような理由が考えられます。
・1. セーターの素材自体がチクチクしやすいから
セーターを着たときのチクチク感やかゆみは、セーターの素材によって大きく変わります。中でも、「毛」などと表記されている羊毛を使ったウール素材のセーターは、チクチクしやすい傾向があります。その理由は、繊維が太く固いものが多いので、肌に繊維が刺さってチクチクした刺激に感じるのです。触ってみてゴワゴワしているものは繊維が太く、着用すると刺激が出やすいといえます。
・2. 肌にピタッとフィットしているから
タートルネックのように首回りを覆うタイプや、肌にピタッとフィットするタイプはチクチクしがちです。特にタートルネックは、皮膚の薄い首に直接触れることが多いため、擦れによって刺激を感じやすいといえます。
・3. タグが肌に当たるから
襟についているタグや取扱い表示記号(洗濯表示)タグが首元の皮膚に擦れてチクチクの原因になっていることもあります。
・4. 肌が乾燥しているから
肌が乾燥していると、かゆみを起こしやすくなります。そこにセーターによる摩擦や刺激が加わると、よりかゆみやチクチクを感じやすくなります。
■対策【1】チクチクしない素材のセーターを選ぶ
前述したように、ウール素材のセーターは刺激が出やすい傾向があります。気になる方は、ウール素材を避けて以下の素材を選ぶことをおすすめします。
・チクチクしにくい素材
カシミヤ
カシミヤ山羊の毛を使ったカシミヤセーター。カシミヤは動物の「毛」ですが、繊維が細くしなやかなので、肌触りの柔らかさ・刺激のなさを求める方におすすめです。他の素材に比べてお値段は少し高くなりますが、保温性に優れ、劣化しにくく長く着られるというメリットもあります。
シルク
しなやかな素材で肌当たりの良いシルクもおすすめです。保温性も高いので、寒い日にも重宝するでしょう。
コットン
セーターらしいフワフワ感はあまりありませんが、柔らかな風合いで肌にやさしく低刺激です。
ナイロンやポリエステル
軽くて丈夫なナイロンやポリエステル素材のセーター。摩擦による肌刺激が起きにくく、洗濯のしやすさなど、扱いやすさもポイントです。なお、ウールと混ぜて使用されていることも多いので、チクチク感を気にする方は配合を見て検討すると良いでしょう。
■対策【2】ゆったりしたシルエットのセーターを選ぶ
肌とセーターの間にゆとりがあれば、セーターの摩擦による肌刺激は軽減されます。タートルネックやぴったりしたシルエットのものは避けて、普段の洋服よりも大きめのサイズやゆったりとしたシルエットのものを選ぶと良いでしょう。
■対策【3】一度洗って柔軟剤でふっくらさせる
洗剤で手洗いした後に柔軟剤につけると、繊維の毛先がふっくらするのでチクチク感が軽減します。 ただし、洗剤が残っているとそれらが刺激になるおそれもありますので、すすぎはしっかり行いましょう。
■対策【4】タグを外す
襟部分についているタグや取扱い表示記号(洗濯表示)タグがチクチクの原因になっていることも。着用時にこれらをハサミでカットしましょう。ただ、切り取ってしまうと、取り扱い方法がわからなくなってしまう危険性もあるので、スマートフォンで撮影して保存するなど、大切に保管しておきましょう。
■対策【5】肌を保湿してから着る
肌が乾燥していることもチクチクを感じやすい要因のひとつです。秋冬は特に空気が乾燥していて肌も潤い不足になりやすいので、ボディクリームなどで保湿しましょう。
■対策【6】セーターの下にインナーを着る
セーターの下に肌当たりのやさしいインナーを着ると、チクチク感が軽減されます。セーターがタートルネックの場合は、首元まで覆われるタイプのインナーを着ると刺激を抑えられるでしょう。 ただし、刺激に敏感な方は、インナー自体にかゆみやチクチクを感じてしまうことも。セーターの下に着るインナーも、チクチクやかゆみを起こしにくいものを選びましょう。さらに、1枚でも暖かく、なおかつセーターのシルエットを邪魔しないものが理想的ですね。
■おすすめアイテム
肌刺激が少なく、防寒性にも優れ、シルエットがきれいにフィットして着られるインナーとしておすすめなのが、KIREILABO(キレイラボ)の完全無縫製®インナーシリーズです。
・完全無縫製®ウォーマー
こちらは、敏感肌と感じる方におすすめです。「完全無縫製®」という名のごとく、糸で縫わず、生地と生地を接着剤で貼りつけることで、肌への刺激を軽減します。さらに、取り扱い表示記号(洗濯表示)タグがプリントなので、タグによるチクチクも起こりにくい仕様です。
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■まとめ
暖かいセーターは、冬の定番。チクチク感が気になっていた方は、ぜひ今回ご紹介した対策を参考にしてみてくださいね。