着ぶくれしにくい防寒インナー着用のコツ!おすすめも紹介
寒い冬は、防寒対策が欠かせません。
しかしながら、「着込みすぎてしまい、着ぶくれが気になってしまう」という方が案外多いのではなないでしょうか?
そこでこの記事では、寒さと着ぶくれの両方の対策ができる防寒インナーを紹介します。
一枚着るだけで暖かいアイテムや重ね着しやすいインナーなど、普段使いしやすいものをピックアップしていますので、ぜひ参考にしてください。
「寒い季節 着ぶくれ対策していますか?」というアンケートを実施
※グンゼ公式X(旧Twitter)にて実施(2023年調べ)
グンゼが独自に行ったアンケート調査では、「インナー選びで対策している」と回答した方が45.6%と最も多く、全体の半数近くを占める結果となりました。
こうしてみると、「少しの工夫ですっきりしてみえる」ことを意識されており、実際に実践している方が多いと分かります。
着ぶくれしてしまう原因
まずは、着ぶくれする原因についてみていきましょう。主に、以下の4つがあげられます。
・サイズがあっていない・オーバーサイズを着ている
・膨張して見える色やデザイン、素材を選んでいる
・ボリュームのあるアウターを着ている
・重ね着のしすぎ
原因1.サイズがあっていない・オーバーサイズを着ている
サイズがあっていない、またはオーバーサイズの服を着ると、着ぶくれしやすくなります。
オーバーサイズの服は、ゆったりと着られるため体のラインが出にくいものの、横幅が増して見えてしまうからです。
例えば、ゆったりとしたスウェットにワイドパンツやAラインのロングスカートを合わせると、着ぶくれしてしまい野暮ったい印象になることがあります。
原因2.膨張して見える色やデザイン、素材を選んでいる
白やパステルカラーは、太って見える色の代表格です。
同じサイズの服でも、明るい色は大きく見え、反対に暗い色は引き締まって見えるといわれています。
例えば、上はパステルカラー、下は白のボトムスを選ぶと、実際の体型よりも太って見えてしまいがちです。
原因3.ボリュームのあるアウターを着ている
着ぶくれを防ぐには、アウターの選び方にも注意が必要です。
例えば、最も着ぶくれしやすいものとして、ダウンジャケットやボアコートがあります。
全体的にボリュームがあるアウターは、体型が大きく見えるため、着丈の長いトップスを選んだり、スリムなボトムスを合わせたりして縦のラインを強調すると良いでしょう。
原因4.重ね着のしすぎ
寒くなるとどうしても重ね着をしがちです。しかし、過度な重ね着は着ぶくれする原因になってしまいます。
また、重ね着をしすぎると、動きにくくなるというデメリットもあるでしょう。
体の動きが制限されてしまうと、肩や腰周りに負担がかかるため、過度な重ね着はなるべく避けるほうが良いといえます。
冬の着ぶくれ対策には防寒インナーを活用しましょう
寒さが増す冬は、保温性の高いインナーを着ることで外気に影響されにくくなり、衣服内の温度を一定に保ちやすくなります。
また、防寒インナーには、優れた保温機能があるだけでなく、薄手のタイプも豊富にあります。
次項で、8分袖ウォーマーやタンクトップ、そしてブラトップや腹巻などのアイテムを紹介していますので、この冬の防寒対策としてぜひとも取り入れてみてください。
一枚プラスで暖かい!発熱素材の防寒インナー
吸湿発熱素材は、繊維が汗などの水分を吸収した時に生じる「吸着熱」により発熱します。
発熱するため、厚みがなくても暖かさを感じられるのが特徴です。
おしゃれを楽しみながら防寒対策をしたい方は、吸湿発熱素材のインナーを一度試してみてください。
吸湿発熱素材かつ、完全無縫製のウォーマーです。
薄手でも機能的な吸湿発熱素材を使用しているため、かさばりにくく、アウターにひびきにくい仕様になっています。
締め付けがなくサラッと気持ちよく着られるので、着ごこちが良いアイテムです。
ハイネックタイプの8分袖インナーは、冷えやすい首周りを保温するインナーとして、多くの女性から支持されています。
薄手の生地で、袖口や裾に縫い目がないため、アウターにもひびきません。
また、ハイネックタイプなので、タートルネックのニットやベストとの相性が良いです。
重ね着しやすい!タンクトップや半袖の防寒インナー
タンクトップや半袖の防寒インナーは、セーターやニットを着用した際、インナーのラインが目立ちにくく、すっきりと着こなせるのがメリットです。
また、長袖インナーだけでは物足りないと感じる場合に、重ね着するという活用方法もあります。
「何枚も重ね着をしたくない」といった方におすすめのインナーです。
ふっくらとした厚手の生地を使用しており、裏起毛素材が体をやさしく包み込みます。
タンクトップなので腕周りがもたつかないのも嬉しいポイントです。
軽さとやわらかさが特徴のインナーです。
保温性の高い繊維をたっぷり使っているので、薄手でも暖かさを実感できます。
ストレッチ性が高い点もポイントで、春先など日中の温度差が気になる時期も重宝します。
ファッションと暖かさを両立!おしゃれな防寒インナー
防寒インナーには、ファッションと暖かさを両立しやすいアイテムもあります。
例えば、Vネックのニットに襟ぐりの広いインナーを合わせたり、レースがあしらわれたインナーをあえて襟からちらっと見せたりすることもできます。
バレリーナネックとは、バレリーナの衣装のように鎖骨が出るよう首周りがカットされたデザインのことです。
襟ぐりが広くなっており、どのようなトップスを着ても前後から見えにくい仕様となっています。
その日に着るものをインナーに合わせて選ぶ必要がないため、寒い時期でもお気に入りのコーデを楽しみやすいです。
下着から暖かい!着ぶくれ知らずのブラトップ
ブラトップは、ブラジャーとインナーが一枚になっているため、重ね着が減らせるというメリットがあります。
ブラジャーに比べ締め付けが少ないので、楽に着用できるのも特徴です。
モールドカップを左右一体にしたブラトップは、サイドに流れがちなバストラインを整える働きがあります。
アンダーゴムを使っていないので、締め付け感を軽減できる点も特徴の一つです。
普段使いはもちろん、自宅でのリラックスタイムに着用できるアイテムとしても役立ちます。
不織布タイプのブラインナーもあります。
「締め付けのない下着が欲しい」「かさばりにくいブラトップだと嬉しい」という方におすすめです。
吸湿発熱素材を使っているため、薄手ながらも暖かさを感じられます。
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お腹周りを部分的に温める腹巻&腹巻付きパンツ
腹巻や腹巻付きパンツを活用すると、お腹周りの冷え対策が可能です。
冷えやすいお腹や腰まわりを包むアイテムですので、本格的に寒くなる季節にぜひ試してみてください。
薄いながらも、体にしっかりとフィットする腹巻です。
綿85%でTシャツと同じような生地に見えるため、かがんだ時に腰から見えても、腹巻とは気付かれにくいというメリットがあります。
また、季節を問わない素材なので、エアコンを使う猛暑の夜にもぴったりです。
肌側に、シルク素材を使ったやさしい肌ざわりの腹巻付きパンツです。
ウエストにゴムがなく、よく伸びるニット仕様なので、お腹に段差ができにくいのも嬉しいポイントといえます。
日中はもちろん、寝冷え対策としてもおすすめです。
パンツ(ズボン)着用時の防寒対策
パンツコーデの防寒対策では、着用したインナーが静電気や摩擦で肌にまとわりつき、不快に感じることがあります。
そのような時におすすめなのが、静電気を発生しにくい素材のインナーです。
サラッとしていてすべりが良く、静電気が発生しにくいレギンスです。
肌との摩擦でボトムスがずり上がったり、静電気で貼りついたりしないため、パンツスーツを着用する方や、ストッキングでは寒いと感じる方にもおすすめします。
冬に起こりがちな、小さなストレスを解消してくれるアイテムです。
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暖かい防寒インナーですっきり!冬の着ぶくれを解消しましょう
体を暖かく包んでくれる防寒インナーは、冷え対策にもおしゃれにも欠かせないアイテムではないでしょうか。
保温性や吸湿発熱性に優れた防寒インナーがあれば、寒い冬を暖かく過ごせると同時に、着ぶくれも防げます。
寒い時期は、重ね着をしないと外を出歩くのが億劫になってしまいがちですので、この記事を参考に、着ぶくれしにくい防寒インナーを選んでみてください。