妊娠中・産後の眠気の原因とは?リラックスタイムにおすすめの下着
妊娠中や産後は、「いくら寝ても眠い」「日中は眠くて仕方ないのに、夜になると眠れなくなる」といった方が多くいます。
この主な原因は、女性ホルモンのバランスが変化するからです。
そこでこの記事では、妊娠中・産後の眠気の原因やおすすめの商品についてご紹介します。
■妊娠中・出産後に眠くなるのはなぜ?
妊娠中は、ホルモンバランスの急激な変化によって眠気が起こりやすくなります。
妊娠初期
妊娠初期は日中に激しい眠気を感じる方が多くいます。妊娠初期は、女性ホルモンのひとつ「プロゲステロン」の分泌が盛んになります。プロゲステロンは赤ちゃんが育つ環境をつくったり、出産後に母乳の分泌を促進させる準備をしたりするために必要なホルモンです。しかし、その影響で眠気を感じやすくなります。
「つわり」も関係していると考えられます。つわりは妊娠4週から15週ごろまで続くケースが多く、最もつらい時期は8〜9週目だとされています。症状や程度は人によって差がありますが、吐き気をともなう胃や胸のむかつきがひどく、日常生活に支障をきたしたりする人も少なくありません。
また、つわりによる体調不良や精神的なストレスのせいで夜寝つきが悪くなったり、夜中に起きてしまったりする人もいます。さらに、夜間にうまく眠れないことが日中の眠気にも繋がります。
妊娠中期
妊娠中期になると貧血症状を起こしやすくなるため、そのせいで眠気を感じることもあります。血液中の栄養や酸素が赤ちゃんに使われ、このような現象が起こるようです。
妊娠後期
妊娠後期も、プロゲステロンの影響で引き続き強い眠気を感じやすい時期です。加えて、妊娠後期にはおなかが大きくなってきます。その影響で息苦しさを感じたり、膀胱が圧迫されて夜中にトイレに行く回数が増えたりることで、夜にぐっすり眠ることができなくなります。
■出産後は慢性的な睡眠不足に陥りやすい
出産後は慢性的な睡眠不足に陥りやすい時期です。産後の睡眠不足は、以下のような原因で起こりやすくなります。
・ミルクや授乳でまとまった睡眠がとれなくなる
生まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜問わず数時間おきにミルクや授乳が必要です。そのため、まとまった睡眠がとりづらく、睡眠不足に陥りやすくなります。
・赤ちゃんの夜泣きで夜中に何度も起きる
赤ちゃんによっては夜泣きが激しい子もいます。赤ちゃんはまだ体内時計が未成熟なため、3時間前後で起きてしまうのです。産後は夜泣きによって、睡眠不足に陥りやすくなります。
・「マタニティブルー」によって眠れなくなる
「マタニティブルー」とは、産後3〜5日後に気分がふさいで情緒不安定になる状態を指します。出産によるホルモンバランスの変化や子育てへの不安などが原因です。
このマタニティブルーでも、「眠れない」という症状が出やすくなります。しかし、マタニティブルーは一過性であることが多く、ホルモンバランスが安定するとともに落ち着いてくるのが一般的です。
・「産後ハイ」で疲れているのに眠れなくなる
産後は、「疲れているのに眠れない」という状態になる人も少なくありません。このような状態は「産後ハイ」と呼ばれています。出産後に気分が高揚して興奮状態が続いてしまうのです。産後ハイの状態を経験する人は多くいますが、日が経つとともに少しずつおさまっていきます。
・ホルモンバランスの乱れ
妊娠中から出産にかけて、ホルモンバランスは大きく変化します。産後もまだホルモンバランスが整っていないため、情緒不安定になりやすいうえに、さまざまな体の不調が起きやすくなります。そのせいで日中に眠くなる・寝つきが悪い・眠りが浅いといった悩みが起きやすくなります。
■妊娠中や産後は無理をせずに休むことが一番
妊娠中や、産後の眠気のための一番の方法は、「無理をせずに休むこと」です。妊娠中は自分でも気づかないうちに体力を消耗しています。仕事や家事の間に少しでも体を休めてください。
そんな中、インナーや下着の締め付けや肌触りが気になって思うようにリラックスできないことがあります。そこで、そんな方には以下の商品をおすすめします。
・KIREILABO(キレイラボ)完全無縫製®インナー
【完全無縫製】マタニティブラジャー
肌に寄り添う、マタニティインナー
アンダー部分は、アーチラインにカットした工夫によって、バスト下や胃を圧迫しにくい設計のブラジャーです。赤ちゃんのほっぺにもお母さんにもやさしい肌触りにしました。
【完全無縫製】サポートショーツ
締め付けを軽減したマタニティショーツ
腹部下にサポート帯の機能をつけて妊娠後期の方にも対応できる設計のショーツです。ウエストも足繰りも締め付けのストレスが軽減されるようにこだわってつくられています。
・眠気がひどいようなら医者に相談を
出産後の眠気が深刻な場合は、担当のお医者さんに相談してみましょう。マタニティブルーで落ち込みがひどい方も、ひとりで抱え込まずに専門医を受診することが大切です。
■まとめ
妊娠中や産後は女性ホルモンの急激な変化などの影響で、眠気が起こりやすくなると言われています。心にも体にも大きな負担がかかる時期だからこそ、できるかぎり着ごこちの良いインナーや下着を着用して、リラックスして過ごしましょう。