2025.06.04

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ブラトップがクサい…洗濯しているのになぜ?ニオイの消し方&予防対策を紹介

「洗濯しているのになぜかブラトップがニオう…。」そんな経験はありませんか?

ニオイが気になると、気分も下がってしまいますよね。「もう捨てちゃおうかな」と諦める前に、ちょっとした対策を行うだけで、ニオイの悩みがぐっとラクになるかもしれません。

本記事では、ブラトップがクサくなる原因からすぐにできる予防策、グンゼおすすめの機能性ブラトップまで、わかりやすくご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

   

■ブラトップがクサいと感じた経験があるのは5割!

ブラトップがクサいと感じた経験があるのは5割!

実際にブラトップを「クサい」と感じたことがある方はどれくらいいらっしゃるのか、グンゼの公式Xでアンケートを行いました!

すると、約半数の方が「悩んでいる」という結果に。いったい、どのような原因でブラトップはクサくなってしまうのでしょうか?

   

■ブラトップがクサくなる原因とは?

ブラトップがクサくなる原因とは?

しっかり洗濯しているのに、ブラトップがニオうのはなぜでしょうか? 実は、ブラトップ特有の形状や素材によって、汗や雑菌が残りやすいことがあります。

ここでは、ブラトップが臭くなってしまう主な原因について解説していきます。

・胸や脇周りには汗腺が多く汗をかきやすいから

胸や脇の下には、エクリン汗腺や皮脂腺が集中しています。腕などより発汗量が多く、とくに胸の谷間やアンダーバストは、生地が密着して汗が逃げにくい部位です。そのままにしておくと汗と皮脂が混ざり、湿度と体温で細菌が増えやすく、酸っぱいニオイが発生しやすくなります。

・化学繊維は汗ムレなどにより雑菌が繁殖しやすいから

ブラトップに多用されるポリエステルなどの化学繊維は、繊維の表面が水分を弾きやすく汗を吸い込みにくい一方で、皮脂やたんぱく汚れを吸着しやすい特徴があります。汗ムレで生地が湿った状態が続くと、繊維に残った皮脂を栄養源に雑菌が増殖しやすくなり、酸味や皮脂臭などのニオイが発生します。

化学繊維は汗を内側に閉じ込めたまま乾きが遅れるケースもあるため、通気性が低い状況では雑菌の温床となりやすい点に注意が必要です。

・着用後すぐに洗っていないから

汗を含んだブラトップを脱いでそのまま洗濯かごへ放置すると、繊維に残った湿気と皮脂が細菌のエサとなり、時間が経つごとに繁殖が進みます。室温が涼しくてもブラトップ内部は蒸れたままなので、雑菌は増え続けニオイの原因に。

「夜まとめて洗うから平気」と後回しにしたり、バッグに入れたまま忘れたりすると、洗った後までニオイが残ることもあります。帰宅後や運動後はぬるま湯で軽くすすぎ、ほかの洗濯物と分けて早めに洗い、通気の良い場所でしっかり乾かす習慣が大切です。

・生地が2重に重なっていて乾きにくいから

ブラトップは、胸パッドを支えるために生地が二重構造になっている製品が多く、布と布の間に空気が通りにくいことが難点です。洗濯後も内部に水分がとどまりやすく、表面が乾いていても裏側は湿ったままということも。その湿気が雑菌の温床となり、ニオイが発生しやすくなります。

特に梅雨の時季や室内干しでは乾燥に時間がかかり、残った湿気が時間とともにニオイを発生させます。気付かないうちにニオイ戻りが起こることもあるため、乾かす際は裏返して風を通す、パッドを外すなどひと手間加える対策を行いましょう。

   

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■捨てる前に! ブラトップがクサい時は浸け置き洗いがおすすめ

捨てる前に! ブラトップがクサい時は浸け置き洗いがおすすめ

「ブラトップのニオイが気になる」と思うとすぐ処分を考えてしまいそうですが、酸素系漂白剤での浸け置き洗いで復活することがあります。手順と注意点についてご紹介します。

【手順】

1.洗面器に約40 ℃のぬるま湯2〜3Lを張り、粉末の酸素系漂白剤を表示通りに溶かします。
2.ブラトップを沈め、軽く押し洗いしたら30分〜1時間浸します。
3.時間が来たらやさしくもみ洗いし、きれいな水でよくすすぎます。
4.洗濯ネットに入れて弱流水コースで本洗いし、形を整えて陰干しします。

【注意点】

・色柄物にも使えますが、念のため目立たない所で色落ちテストを行いましょう。
・塩素系漂白剤や熱湯との併用は、生地を傷める原因となります。
・金具やワイヤー入りの場合は浸け時間を短めにしましょう。
・粉末が直接手につかないようにゴム手袋を着用し、作業後は十分に換気しましょう。

酸素系漂白剤は酸化した皮脂汚れを分解しやすく、洗剤だけでは取り切れないニオイを軽減できる可能性があります。ブラトップを「クサいから」と捨てる前に、ぜひ一度上記の手順を試してみてください。

   

■ブラトップがクサくならないためには?簡単にできる予防対策

ブラトップがクサくならないためには?簡単にできる予防対策

洗うタイミングや干し方、着用中の汗ケアを少し見直すだけで、ブラトップのニオイは抑えられます。以下では、ブラトップがクサくならないための対策として、取り入れやすい方法をいくつかご紹介します。

・着用時は汗をこまめに拭く

外出中にブラトップ内が蒸れてきたら、ハンカチや吸水シートで胸の谷間とバスト下を軽く押さえ、汗をこまめに拭き取りましょう。湿ったままにすると皮脂と混ざった汗が雑菌を増やし、ニオイにつながります。

トイレのついでなど数時間ごとにサッとケアするだけでも清潔感を保ちやすくなります。持ち歩き用の汗取りシートや制汗タオルをバッグに1枚入れておくと安心です。

・汗をかきやすい場所に汗取りパッドや汗をよく吸うガーゼを仕込む

脇下や胸の谷間、背中中央などの汗が溜まりやすい部分に、汗取りパッドや薄手のガーゼを挟んでおきます。ブラトップが吸収する汗の量を抑えられるので、ニオイにもつながりにくくなります。

使い捨てタイプは外出先で交換しやすく、常に乾いた状態を保ちやすいのもメリットです。汗をかいたらこまめに取り替えて、快適な状態をキープしましょう。

・着用後はなるべく早く洗濯&風通しのいい場所で早く乾かす

汗がしみ込んだブラトップをそのまま洗濯かごに放り込むと、繊維に残った湿気と皮脂をエサに、ニオイのもととなる細菌が繁殖しやすくなってしまいます。帰宅したらなるべく早めに洗濯し、すぐに形を整えて風通しのよいベランダや浴室乾燥機で陰干しをしましょう。

梅雨や花粉の季節で外干しが難しい場合は、扇風機や除湿機で風を当てるだけでも乾燥が早まり、生乾きのニオイが残りにくくなります。

・よく汗をかいた日やムレた日は手洗いで予洗いをする

汗をたくさんかいた日は、胸の谷間・脇・背中中央などのニオイが気になる部分を洗濯前に手洗いしておくと雑菌の増殖を抑えやすくなります。

40℃前後のぬるま湯に中性洗剤を溶かし、指先で軽く押し洗いしましょう。皮脂が気になるときは固形石けんを直接こすりつけ、泡立てて数分置いてからすすぎます。その後ネットに入れて通常コースで洗えば、ブラトップの繊維に汚れが残りにくく、乾いたときの不快なニオイを軽減できます。

・干す前に除菌消臭スプレーを吹きかける

生乾きの間に雑菌が繁殖しやすいので、洗濯後の干す前に除菌消臭スプレーを吹きかけておくと、ニオイの発生を軽減しやすくなります。ブラトップが乾いてからでも、スプレーをかけておくと雑菌の繁殖をおさえやすく、ニオイにつながりにくいのでおすすめです。

敏感肌の方は肌に触れにくい表面にのみシュッと軽くスプレーするのがよいでしょう。生地の内側にまで噴霧する場合は、スプレーの注意事項をよく確認してください。

・防臭機能付きブラトップや吸汗速乾のブラトップを選ぶ

防臭抗菌加工などが施されたブラトップを選ぶことで、雑菌の繁殖やニオイの発生をあらかじめ抑えやすくなります。また、吸汗速乾素材なら汗ムレしにくく、生地が乾くのも早いので、不快なニオイが残りにくいのが特徴です。

夏場や運動時など、特に汗をかきやすいときにはこうした機能付きのインナーを取り入れると快適に過ごせるでしょう。毎日のように着用するものだからこそ、機能性の高いブラトップを選ぶことで、ニオイ対策の手間も減らしつつ、清潔感をキープしやすくなります。

   

■【抗菌防臭機能付き】おすすめのクサくなりにくいブラトップ

ベタつきやジメジメを抑えるグンゼ最高クラスの汗解消技術を採用した、「アセドロン」シリーズの汗取り付きブラトップ。脇まわりの汗をしっかりキャッチして不快感を軽減します。吸収した湿気は素早く外へ逃がすので、ムレ感も少なく快適に着用できます。

抗菌防臭加工と吸汗速乾機能が搭載されているため、毎日の洗濯や着回しでも清潔な状態を保ちやすいのが魅力です。汗に悩む季節やアクティブなシーンなど、いつでもさらっとした着ごこちをキープできます。

   

グンゼが展開する「the GUNZE」シリーズの綿100%シームレスブラトップは、やわらかな肌ざわりと快適なフィット感が特長です。抗菌防臭加工を施しているため、汗をかきやすい日でも清潔感が続きます。

首元だけでなく、裾や脇部分からも縫い目をなくしてチクチク感を抑えているので、長時間の着用でもストレスを感じにくいのがうれしいポイント。本体は綿100%のため、肌が敏感な方でも試しやすいでしょう。

   

■【吸汗速乾】おすすめの乾きやすくムレにくいブラトップ

アセドロン【アセドロン】ブラタンクトップ<MC0058P>アセドロン【アセドロン】ブラタンクトップ<MC0058P>

「アセドロン」のブラタンクトップは、通気性に優れた軽量カップを採用し、アンダーゴムがないので圧迫感を軽減します。背中上部は汗を吸収しやすい二重仕立てになっており、ムレを抑えやすく快適です。

素早く湿気を取り込み、外へと逃がす機能素材で、ベタつきが気になりにくいのも特長。汗ばむ季節でも快適に過ごしやすく、インナー選びに悩む方にも試してほしい1枚です。

同シリーズのキャミソールタイプはこちら↓
アセドロン【アセドロン】ブラキャミソール<MC0057P>

   
COOLMAGIC(クールマジック)【抜群の通気性】ブラキャミソール<EN2021H>COOLMAGIC(クールマジック)【抜群の通気性】ブラキャミソール<EN2021H>

抜群の通気性メッシュ素材を採用したこちらのブラキャミソールは、ムレやすい夏やスポーツシーンでも快適に過ごせる1枚です。汗をしっかり吸水してすぐ乾くので、1日中サラサラの着ごこちをキープできます。

軽くて動きやすい設計のため、肩まわりの負担も少なくラクに着られるのが魅力。暑い季節に欠かせない、「涼しさ」と「速乾性」を備えたインナーを、ぜひお試しください。

   
COOLMAGIC(クールマジック)【軽くて涼しい】ブラキャミソール<MB1158>COOLMAGIC(クールマジック)【軽くて涼しい】ブラキャミソール<MB1158>

身生地に吸汗速乾リブ素材を使ったブラキャミソールで、汗をかいても素早く乾くからベタつきにくいのが特長。やわらかい肌触りと軽量設計で、長時間の着用でも肩や肌への負担が少なめです。

多数の穴をあけた「涼かるカップ」により通気性が高く、ムレを放出しやすいのもうれしいポイント。暑い季節でも快適さをサポートし、肌に張りつく感じを抑えてくれます。

   
COOLMAGIC(クールマジック)【汗ベタOFF】ブラキャミソール<EN2015N>COOLMAGIC(クールマジック)【汗ベタOFF】ブラキャミソール<EN2015N>

「クールマジック」のブラキャミソールは、汗をかいてもすぐに吸い取って乾かすので、いやなベタつきを軽減できます。アンダー部分をメッシュ仕様にしているので通気性が高く、ムレを抑えやすいのが特長です。

動きに合わせて伸びやかにフィットし、ストレスフリーな着ごこちを実現。暑い時期の普段使いはもちろん、運動したいときにも使いやすい1枚といえます。洗濯した後の乾きが早く、お手入れも簡単です。

   
KIREILABO(キレイラボ)【さわやかメッシュ】ラン型インナー(パッド付)<KL7558N>KIREILABO(キレイラボ)【さわやかメッシュ】ラン型インナー(パッド付)<KL7558N>

「メッシュ素材で通気性と柔らかさを追求した「キレイラボ」のラン型インナーは、吸汗速乾性に優れているので汗ばむ季節でも快適に過ごせます。パッド付きでブラジャーなしでも着用でき、外出時やリラックスタイムにも重宝します。

肌に張り付きを感じにくいため、爽やかな着用感が長く続くのが魅力です。快適さを長時間キープできる設計で、さらりとした肌触りを求める方にぴったり。洗濯後も乾きやすく、部屋干し派の方にもおすすめの1枚です。

   

■自分でできる対策でクサいブラトップとさよならしよう!

自分でできる対策でクサいブラトップとさよならしよう!

ブラトップのニオイ対策は、汗をこまめに拭く、早めの洗濯、浸け置き洗いなど、原因に応じた工夫を組み合わせるのがポイントです。機能性の高いインナーを選び、お手入れ方法を少し見直すだけでも快適さはグンとアップします。

日々のちょっとした心がけが、気になるニオイを軽減し、清潔な着ごこちをキープする秘訣。この記事でご紹介した対策やブラトップを試して、ニオイのお悩みとはおさらばしましょう!

   
ブラトップがクサい…洗濯しているのになぜ?ニオイの消し方&予防対策を紹介

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