2019.12.05

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【振袖の下着どうする?】覚えておきたい着物用下着の基礎知識

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もうすぐ成人式を迎える皆さん、おめでとうございます!
最近は女性でもスーツやドレスなど、振袖以外の装いで成人式に参加される方が増えていますが、まだまだ主流なのは振袖ですよね。そんな振袖をより美しく着るために、今回は着物用の下着についてお話させていただきます。

振袖を着る時の下着

「着物を着る時はいつもの下着じゃダメ」と聞いたことがある方もおられるのではないでしょうか。着物には着物用の下着があります。まずは着物の下着の基礎的な部分についてご説明します。

和装時に着る下着

着物などの和服を日常的に着ていた時代には、現代のようなブラジャーやショーツはありません。そのため、上半身に「肌襦袢」。下半身に「裾よけ」を身に付けて、「着物=下着をつけない」というのが一般的でした。また、現代においても、着物は一般的なブラジャーやショーツと相性があまりよくないこともあり、美しく着物を着るためには下着をつけない方が良いとされています。
しかし現在は下着も様々な機能を持ったものが販売され、和装に適した下着もちゃんとあります。

振袖を美しく着るためには下着の選び方が大切

ブラジャーと振袖の相性が悪い理由は、ブラジャーが洋服に合ったメリハリのあるボディラインに適したものであることに関係します。
洋服は生地を体の曲線に合わせて裁断しているので、メリハリのある体と相性が良いですが、着物は一枚の生地を直線に裁断し作られています。

どちらかというと平らで寸動型の体型のほうが似合うように作られているので、ブラジャーのように胸を盛り上げるタイプのものを着用すると着崩れてしまいますし、肩紐が肩から外れてずり落ちてしまうこともあります。着物は胸元をしっかり合わせて着るので、ズレてしまったブラジャーを直すことはできません。

そのため、和装の時にはできるだけボディラインを直線的にし、メリハリのない状態にすることで美しい着こなしができるのです。

普段ブラジャーをしているから「ないと不安…」と思われる方もいらっしゃりますが、そういった場合は、和装用ブラジャーを着用しましょう。和装用ブラジャーは一般的なブラジャーとは違い、胸を押さえて着物を着た時に胸のラインがなだらかになるように作られています。
もし和装用ブラジャーを持っていない場合は、スポーツブラやノンワイヤーブラのようなタイプであれば代用することが可能です。

ポイントとしてブラジャーを選ぶ時は
① 胸がなだらかになるもの(ボリュームアップ系のブラジャーはNG)
② 振袖の襟元から見えないもの
③ フリルやレース、ビジューなどの飾りがついていないもの
④ 襦袢や振袖に透けない色やデザインのもの
を選ぶようにしましょう。カップ付きのインナーなどもおすすめです。

また、和装は座ったりかがんだりすると、ショーツのラインが出やすくなります。
そのためショーツも飾りがないシンプルなシームレスタイプを選びましょう。抵抗がない方はTバックでもOKですが、やはり装飾は控えめなものの方が目立たないのでおすすめです。

和装用のブラジャーを買うのが面倒な方や、どこに売っているのか分からない方のために、普段から使えて和装用にも使える便利な下着をご紹介します!

グンゼのTuché(トゥシェ) 縫い目ゼロシリーズ

縫い目がなく、滑らかな生地とヌーディカットにより下着のラインが目立たないほか、洗濯表示も転写プリントされており、長時間ストレスなく着用できます。
また、ブラジャーは背中を広く、丈も短くしたことによって流行の肌見せファッションとの相性も良くなりました。
スタイリストの方が「アウターにひびきにくいから」とモデル撮影などで愛用されていることもあるシリーズです。

Tuché 縫い目ゼロ ハーフトップ
TB2555K

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Tuché 縫い目ゼロ ハーフショーツ
TV2370K

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TV2362K

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TV5570K

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襦袢や着物が透けない色・柄なら柄物もアリ!

Tuché 縫い目ゼロ ハーフトップ
TB2655K

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Tuché 縫い目ゼロ ハーフショーツ
TV2373K

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このシリーズなら普段使いもできて、振袖との相性もばっちりです!

振袖の防寒テク

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成人式は1月の寒い時期なので、振袖と襦袢だけでは寒いと感じる方もおられるでしょう。特に寒い地域に住んでいる方は心配ですよね。
ここからは振袖姿の時の防寒対策についてお話します

振袖って寒い?

振袖は厚みのある生地で作られていますが、足元や袖が開いているのでそこから冷気が入ってしまい、寒さを感じてしまいやすいです。そのため、冬に着用する場合は防寒対策も必須になります。

振袖は袖部分に長さがあるため、上半身の寒さ対策には裾がある防寒用の肌着を合わせるといいでしょう。特に五分袖や七分袖くらいの長さであれば袖がめくれても見える心配がないので、おすすめです。

足元の防寒対策

足元の寒さ対策は上半身のようにいきません。袴なら足元はブーツを履くことができますが、振袖の時は草履を履くので足元から冷気が入り込み、寒い思いをすることがあります。タイツなどを重ねると足元から見えてしまいますし、ストッキングも足袋の様につま先部分が分かれていないので履くことができません。

一般的なストッキングは足袋を履けないので使用できませんが、和装用のストッキングなら足袋と合わせることができます。和装用ストッキングは膝から足首までの長さのものが多いので、足袋を履く時にも邪魔になりません。足袋の邪魔にならない丈のスパッツやレギンスなどを履くのも有効です。つま先の冷えをどうにかしたいという方は、足袋のように親指部分と他の指が分かれているストッキングを着用しましょう。

発熱インナー

振袖の防寒対策用の肌着選びに悩む方用におすすめのインナーをご紹介します。

グンゼのKIREILABO(キレイラボ)シリーズから、8分袖ウォーマーと9分丈ウォーマーをピックアップしました。こちらはどちらも吸湿発熱に優れており、薄手で振袖はもちろん、洋服を着た時にも着ぶくれしにくいインナーです。
縫い目がなく洗濯タグを転写プリントしているので、着直しができない振袖の時もタグや縫い目でチクチクするといった心配も少なく、長時間着ても肌へのストレスを感じにくくなっています。肌に当たる内側は起毛加工で柔らかく、肌触りも抜群。吸湿性に優れているので室内の空調が暖かくても、ムレを感じにくくなっています。

KIREILABO 吸湿発熱8分袖ウォーマー
KL9846

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KIREILABO 吸湿発熱 9分丈ウォーマー
KL9861

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着付けの手順を追いながら必要なアイテムをおさらい!

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最後に正しい振袖の着付けの手順を簡単に確認しましょう!
着付けに必要なものも合わせてご紹介しますので、持っているものと持っていないものを確認してくださいね。

着付け手順

手順①「体型補整」
まずは着物が似合うような体型にするため、体型補整をします。和装ブラとや肌着と襦袢・裾よけ、足袋を身に付けたら、体の凹凸部分を減らすためにパッド(なければタオルでもOK)をお腹と腰に付けます。
この時、できるだけ体のラインが真っすぐで寸胴体型になるように気をつけて下さい。

手順②「長襦袢」
体型補整が終わったら、次に長襦袢を着ます。
まずは長襦袢の半襟部分に襟芯を入れてから長襦袢を羽織ります。この時、両袖を軽く引っ張るようにして背中の中心と長襦袢の中心が重なるようにします。
片手で衿先を合わせて持ち、空いた方の手で衣紋(えもん:着物の衿足部分のこと)を抜きます。衣紋の目安はこぶし1つ分くらいになります。
衿合わせが崩れないように注意しながらマジックベルトや伊達締めで長襦袢を固定します。固定できたら襦袢にできたシワを伸ばして整えましょう。

手順③「着物と帯」
振袖を背中に空気が入るように羽織ります。裾の長さはくるぶしが隠れるくらいの長さで調節しましょう。
シワを伸ばして腰紐で固定します。おはしょりを整えたらコーリンベルトや伊達締めをつけ、全体のシワを伸ばします。
次に帯を締めます。帯の先70cmくらいを取って左肩に預け、胴体に2回巻いて手先が上にくるように結びます。
振袖に合う華やかな飾り結びをしたら、完成です!

着付けに必要な物
着物(振袖)、帯、和装ブラ(振袖も普段使いもできるブラがおすすめ)、肌襦袢、裾よけ、長襦袢、腰紐(4本)、伊達締め(2本)、コーリンベルト、半衿、衿芯、伊達衿、前板、帯枕、帯締め、帯揚げ、飾り紐、足袋、草履、バッグ、ショール
※必要に応じて防寒対策用のインナーや、体型補整用のタオル、髪飾りなどの用意もしてくださいね!

まとめ

せっかく人生に一度の成人式なのに、寒さや着崩れで台無し…なんて嫌ですよね。下着選びをしっかりして、防寒対策と着崩れしにくいように気を付けて思い切り成人式を楽しんでくださいね!

【振袖の下着どうする?】覚えておきたい着物用下着の基礎知識

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