【パジャマの素材&生地の種類一覧】それぞれの特徴は?夏や冬におすすめの素材も紹介
「パジャマを買い替えたいけど、どんな素材を選べばいいのかわからない…」
「季節に合った生地のパジャマで、もっと快適に眠りたい…」
そう感じている方は少なくありません。パジャマの素材や生地は、眠っている間の着ごこちを左右する大切な要素です。
この記事では、パジャマによく使われる素材や生地の種類をご紹介したのちに、季節ごとにおすすめのアイテムもピックアップしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
■パジャマ選びで重視するポイントは?
みなさんはパジャマを選ぶとき、何を基準にしているでしょうか?グンゼが行ったアンケートでは、パジャマ選びで重視するポイントとして「素材・肌ざわり」と回答した方が81.3%と、ダントツ1位の結果となりました!
多くの方がパジャマの「素材」や「肌ざわり」に強い関心を持っていることがうかがえます。パジャマに使われる素材は多岐にわたり、それぞれ吸湿性・通気性・保温性・肌ざわりなどの異なる特徴を持っています。
季節や体質に合わせて素材を使い分けることで、毎日の睡眠環境がぐっと整いやすくなるでしょう。ここからは、パジャマに使われる代表的な素材や生地の種類を詳しく見ていきます。
■【素材】パジャマによく使われる素材とその特徴
パジャマによく使われる素材は、大きく「天然繊維」と「化学繊維」の2つに分けられます。綿・シルク・麻などの天然繊維は吸湿性や肌ざわりがよく、ポリエステルなどの化学繊維は耐久性や速乾性の高さが持ち味です。それぞれ異なる特性があるため、用途やお好みに合わせて選んでみてください。
・綿(コットン)
・シルク(絹)
・麻(リネン)
・ポリエステル
それぞれ詳しく見ていきましょう。
・綿(コットン)
パジャマの定番素材として幅広い世代から親しまれているのが、綿(コットン)です。繊維の中心部分が空洞になっており、通気性と吸水性のバランスに優れています。寝汗をかいてもサラッとした肌ざわりが続きやすく、適度な保温性も備えていることから、季節を問わず着用しやすい素材です。
耐久性の高さも綿の魅力のひとつで、洗濯を繰り返しても生地がへたりにくく、長く愛用できます。化学繊維が苦手な方や、肌にやさしい素材にこだわりたい方にもおすすめです。吸水性があるので、夏はサラッとした着ごこちで蒸し暑い夜も快適に過ごすことができ、、冬は適度な保温性が冷えやすい就寝時をやさしくサポートしてくれます。
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・シルク(絹)
蚕の繭から取れる天然繊維のシルクは、なめらかな肌ざわりと上品な光沢が魅力の素材です。繊維が細くやわらかく、就寝中に肌へ吸い付くようにフィットします。静電気も起きにくいため、乾燥しやすい季節でも快適に着用しやすい素材です。
シルク自体に吸放湿性があり、夏はムレを抑え、冬はほのかなあたたかさを保ってくれます。価格帯はやや高めですが、上質な眠りを求める方や、特別な1着として長く愛用したい方にもおすすめです。
・麻(リネン)
麻(リネン)は、吸湿性と発散性に優れた天然素材で、夏場のパジャマの定番です。汗をすばやく吸って放出するため、サラッとした肌ざわりが長く続きます。独特のシャリ感があり、肌との接触面積が少ない繊維構造なので、暑い時季にひんやりとした涼感を得やすい素材でもあります。
繊維自体が丈夫で洗濯に強く、使い込むほどやわらかく肌になじんでいくのも麻ならではの魅力です。蒸し暑い夜も爽やかな着ごこちが続くので、夏のパジャマに取り入れてみてはいかがでしょうか。初めて麻に挑戦する場合は、綿との混紡素材から始めるのもおすすめです。
・ポリエステル
ポリエステルは化学繊維の代表格で、耐久性とシワになりにくさが持ち味の素材です。速乾性にも優れ、洗ってからの乾きが早いため、お手入れのしやすさを重視する方に向いています。型崩れしにくく、パジャマのシルエットを長く保てるのも特徴です。
一方で吸湿性は控えめなため、ポリエステル100%だと寝汗をかいたときにムレやベタ付きを感じやすい面もあります。綿との混紡素材なら吸湿性が補われ、より快適な着ごこちにつながります。配合比率で特性が変わるので、購入前に品質表示を確認しておくと安心です。
■年中おすすめの素材・生地
季節を問わずオールシーズン活躍してくれる以下のような素材・生地は、1年を通して快適に過ごしたい方にぴったりです。
| 生地 | 特徴 |
|---|---|
| 綿(コットン)100% | 吸水性・通気性・耐久性のバランスが◎ |
| オーガニックコットン | 農薬の使用を抑えた有機農法で栽培される等の国際基準をクリアしたコットン |
| ガーゼ(Wガーゼ) | 薄くてやわらかく吸湿・通気性が高い |
| シルク | 上品な光沢となめらかな肌ざわり |
それぞれ見ていきましょう。
・綿(コットン)100%
綿100%のパジャマは、通気性と吸水性のバランスがよく、季節を選ばず着用しやすい生地です。やわらかな肌ざわりと適度な保温性を兼ね備え、洗濯にも強いので、肌へのやさしさを重視したい方にもおすすめできる定番素材となっています。
袖を通した瞬間にやわらかさを実感できる、綿100%スムース素材のパジャマです。伸縮性のある適度な生地厚のニット素材が幅広いシーズンに対応しており、大きなボタンと斜めのボタンホール設計で脱ぎ着のしやすさにもこだわっています。
袖口ゆったり設計・ウエスト調整機能・足口ゴム交換機能も搭載されており、毎日の就寝時間をそっとサポートしてくれる1着です。
・オーガニックコットン
オーガニックコットンは、認証を受けた農場で、農薬や化学肥料の使用を抑えた有機農法で栽培されます。通常のコットンと同じく吸湿性・通気性に優れ、やわらかな風合いも魅力。肌へのやさしさにこだわりたい方や、環境に配慮した素材を選びたい方にもおすすめです。
兵庫県北播磨地域の伝統的な織物「播州織」のWガーゼ素材を使用しており、やさしい風合いとやわらかな肌ざわりが特徴のパジャマです。和歌山の協力工場で丁寧に縫製された日本製で、品質と加工精度の高さに定評があります。
スタイリッシュなデザインも魅力で、上衣のポケットやウエストゴム取り替え口など、使いやすさへの配慮も充実しています。肌ざわりと品質の両方を大切にしたい方にぴったりの1着です。
・ガーゼ
ガーゼ生地のパジャマには、目の粗い織物を2枚重ねた「ダブルガーゼ(Wガーゼ)」がよく使われています。薄くてやわらかく、吸水性・吸湿性・通気性に優れているため、汗をかいてもムレにくいのが特徴です。
オールシーズン対応のアイテムが多く、洗うほどやわらかさと肌なじみが増していくので、長く付き合える1着を探している方にも向いています。
手頃な価格帯でガーゼパジャマを探している方は、こちらをチェックしてみてください。ダブルガーゼの布帛素材を使用したテーラータイプで、吸湿性と通気性に優れた着ごこちが続きます。
年間商品のため長い期間着用しやすく、シンプルなテーラーデザインがどんなスタイルにもなじむ実用的な1着です。胸ポケット付きで、ちょっとした小物の収納にも便利な設計になっています。
・シルク
シルク生地は、上品な光沢感と肌の上をすべるようななめらかさが特徴です。吸湿性・保湿性・放湿性を兼ね備え、1年を通じて快適に着用できます。静電気も起きにくく、冬の乾燥した季節もサラッとした着ごこちが続きます。
身にまとうだけで日常のひとときを豊かにしてくれる素材なので、大切な方へのギフトにもおすすめです。
上質な眠りの時間を大切にしたい方に選ばれているパジャマです。シルクならではの光沢感とやわらかな肌ざわりが毎晩の就寝時間を包み込んでくれます。
寸法設計を見直すことで着用時の窮屈感をより軽減しており、吸湿性・保湿性・放湿性にも優れたロングセラーのパジャマです。上衣の胸ポケットやウエストゴム取り替え口など、機能面も充実しています。
■春夏におすすめの素材・生地
気温が上がり寝汗をかきやすくなる春夏には、通気性や速乾性に優れた以下のような生地を選ぶことがポイントです。
| 生地 | 涼感のポイント |
|---|---|
| メッシュ | 衣服内に熱がこもりにくい |
| クレープ | 肌への接触面積が少ない |
| 楊柳 | 蒸し暑い夜でも肌に張り付かない |
| 布帛 | 型崩れしにくく通気性◎ |
それぞれ見ていきましょう。
・メッシュ
メッシュ生地は、網目状の編み方で風通しがよく、抜群の通気性が魅力です。衣服内に熱がこもりにくく、軽量で伸縮性があるため、寝返りなどの動きも妨げません。汗をかいてもすばやく乾くので、寝苦しい真夏の夜に重宝します。
単体でも使われますが、吸湿性の高い綿素材と組み合わせて機能性を高めたパジャマにもよく活用されています。
寝苦しい夏の夜にさらりとした着ごこちを届けてくれるパジャマです。吸汗速乾性・吸放湿性に優れた新構造機能原糸を編み込んだメッシュ素材を採用しており、暑い季節でも快適さが続きます。
・クレープ
クレープ生地は、強撚糸(強くよった糸)を使い、表面に細かいシボ(凹凸)を出した織物です。シボによって肌との接触面が減るため、ベタ付きにくくサラッとした肌ざわりが続きます。吸汗性と通気性にも優れ、汗ばむ季節のパジャマとして古くから親しまれてきました。
ひんやりとした涼感を得やすく、寝苦しい夏の夜に重宝する生地です。綿100%なら肌にもやさしく、夏場にヘビーローテーションしたい方にもおすすめです。
高島ちぢみの伝統的な製法で織られたクレープ素材が、暑い夏の夜にもべた付かないさらっとした着ごこちをもたらしてくれます。肌あたりのよい綿100%素材で、シボが肌への接触面積を少なくしてくれるため吸汗性と通気性に優れています。
パンツのウエストゴムは取り替え可能、前開きタイプという着ごこちの細部にまでこだわった仕上がり。伝統素材を日常のパジャマとして手軽に取り入れたい方にもおすすめです。
・楊柳
楊柳は、横糸に強撚糸を使って織り、仕上げ工程で縮ませることで縦じわを出した生地です。この凹凸が肌との接触面積を減らすため、サラッとした肌ざわりで、夏のパジャマとして人気があります。
クレープと同じく、汗をかいてもベタ付かず、ムレにくいのが特徴です。見た目にも涼しげで、寝苦しい夜でも肌に張り付かず、快適な着ごこちが続きます。
綿100%の楊柳素材が、夏の着ごこちにこだわりたい方の眠りをサポートしてくれます。シボのある生地が肌との接触面積を少なくするため、吸汗性と通気性に優れており、暑い夏の季節でもサラッとした肌ざわりが続きます。
やわらかな綿素材の風合いも楽しめる春夏の定番アイテムで、就寝時の動きやすさにも配慮した設計が嬉しいポイントです。
・布帛
布帛(ふはく)は、経(たて)糸と緯(よこ)糸を交差させて織る織物の総称で、Tシャツなどに使われるニット(編み物)とは別ものです。伸縮性は控えめですが、しっかりとした生地感で型崩れしにくいのが魅力です。テーラータイプのパジャマに多く使われ、シャツのようなきちんとした印象に仕上がるため、デザインの種類も豊富に揃います。
通気性に優れたものが多く、春夏向けの生地として広く親しまれています。洗濯を繰り返しても形が崩れにくいため、耐久性を求める方にもおすすめです。
暑い季節でも快適に眠りたい方のためのパジャマです。綿100%先染サッカー生地を使用しており、肌への接触面を少なくすることで通気性に優れた着ごこちが続きます。水分を吸収するとひんやりとした肌ざわりになる加工も施されているため、寝苦しい夏の夜に重宝します。
両脇の縫い目をなくした設計でゴロ付き感を軽減。起毛なし首ラベル・ウエストゴム交換機能など、細部にまで寝ごこちへの配慮が行き届いています。
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■秋冬~年間におすすめの素材・生地
肌寒くなる秋冬はもちろん、年間を通じて活躍してくれる素材・生地もご紹介します。気温が下がる季節に備えて、自分好みのあたたかさを叶えてくれる生地を見つけてみてください。
| 生地 | ポイント |
|---|---|
| ウール混 | ウールのあたたかさに、綿やポリエステルを混ぜて扱いやすくした生地 |
| 裏起毛 | 生地の裏側を毛羽立たせ、空気の層で体温を閉じ込める |
| キルト | 表地と裏地の間に中綿を挟んだ3層構造で、軽くあたたかい |
| スムース | 表裏どちらもなめらかに編まれたニット素材。適度な厚みとやわらかさで、肌当たりがやさしい |
それぞれ見ていきましょう。
・ウール混
ウール混は、ウール(羊毛)に綿やポリエステルなどを混ぜて織り上げた素材です。ウール本来の保温性と吸放湿性を保ちつつ、綿やポリエステルを加えることで、洗濯のしやすさや通気性も兼ね備えています。寒暖差のある季節にも対応しやすく、秋冬のパジャマ素材にも◎。
ウール100%に比べて家庭でのお手入れが簡単なので、普段使いしやすいのも魅力です。ウール特有のチクチク感が苦手な方でも、綿との混紡なら肌あたりがやわらかいため、ここちよく着られます。
・裏起毛
裏起毛は、生地の裏面(肌に当たる側)を毛羽立たせる加工を施した素材です。繊維の表面積が増えることで空気を多く含み、保温性が高まります。肌に触れた瞬間のふんわりとしたあたたかさがここちよく、冷え込みの厳しい冬の夜もやさしく包み込んでくれます。
布団に入った瞬間のひんやり感が苦手な方にも心強い素材で、冷えやすい季節にあたたかさを重視したい方におすすめです。
・キルト
キルト生地は、2枚の生地の間に中綿を挟んで縫い合わせた3層構造が特徴です。中綿がたっぷり空気を含むため、軽いのにしっかりあたたかいのが魅力。厚みがあっても比較的軽く仕上がるので、寝返りの邪魔になりにくいです。
しっかりとした生地で丈夫なため、寒い季節のパジャマとして長く愛用できます。表裏ともに綿100%のキルトパジャマを選べば、あたたかさと肌へのやさしさを両立できます。
・スムース
スムース生地は、フライス編みを2重に重ねて編んだニット素材で、表も裏もなめらかな肌ざわりが特徴です。適度な厚みと伸縮性を兼ね備えているため、体の動きに自然に沿うゆったりとした着ごこちが魅力です。やわらかな風合いで保温性もあり、幅広いシーズンで活躍します。
伸縮性が優れていて寝返りのときにもつっぱりにくいので、動きやすさが気になる方にもおすすめ。1年を通して頼れる、オールラウンダーな素材です。
オーガニックコットン100%のスムース素材が、通年着用できるなめらかな着ごこちを届けてくれます。和歌山の工場で縫製された日本製で、品質と加工精度の高さに定評があるパジャマです。
適度な生地厚と伸縮性で幅広いシーズンに対応しており、肌へのやさしさにこだわる方にもおすすめ。1年を通してクローゼットに置いておきたい、頼れる定番の1着です。
■「パジャマ 素材」に関するよくある質問
パジャマの素材に関してよく寄せられる疑問にお答えします。素材選びのヒントとして、ぜひ活用してみてください。
・Q. 夏におすすめのパジャマの素材は?
A. 夏のパジャマには、通気性のよいリネン(麻)やガーゼ素材のほか、メッシュやクレープ、楊柳、布帛などがおすすめです。
これらの素材は、肌への接触面が少ない構造や、吸湿速乾性の高さによって、汗をかいてもサラッとした肌ざわりが続くのが共通の魅力です。天然繊維で選ぶなら、通気性と吸水性に優れた綿(コットン)も夏の就寝時に快適に過ごせる素材といえます。薄手の生地や、肌との接触面積が少ないものを選べば、暑い夜でも快適です。
・Q. 冬におすすめのパジャマの素材は?
A. 冬のパジャマには、裏起毛やウール混などのニット素材や、厚手のキルト生地などがおすすめです。
綿素材をベースにしたものであれば、あたたかさと肌へのやさしさを兼ね備えやすくなります。スムース生地は保温性がありながら通年着用しやすいため、寒い時季のパジャマとしても重宝するでしょう。
・Q. パジャマは綿とポリエステルのどちらがいいですか?
A. 肌ざわりや吸湿性を重視する方には綿がおすすめです。
綿は汗を吸収しやすくサラッとした着ごこちが続くほか、やさしい肌ざわりが特徴の生地です。一方、ポリエステルは耐久性や速乾性に優れており、お手入れのしやすさを優先したい方に適しています。
それぞれの長所を活かしたい場合は、綿とポリエステルの混紡素材を試してみるのもよいでしょう。
■季節や気分に合った素材のパジャマで快適に眠ろう!
パジャマの着ごこちは、素材と生地の選び方で大きく変わります。天然繊維は吸湿性や肌ざわりのよさが、化学繊維は速乾性や耐久性の高さが魅力です。織り方や加工によっても変わるため、季節に合った生地を選ぶことが快適な睡眠への近道になります。
この記事でご紹介した素材や生地の特徴を参考に、ぜひご自身にぴったりの1着を見つけてください。グンゼでは、さまざまな素材や生地のパジャマをご用意しています。お好みやライフスタイルに合う1着を、ぜひ今回ご紹介したラインアップから選んでみてくださいね。













