2025.09.02

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パジャマの寿命はいつまで?捨てる基準は?正しいお手入れ方法&洗濯のコツを伝授

「最近、パジャマの着ごこちがなんだか悪い気がする…」「そろそろ買い替えた方がいいのかな…」そんなふうに感じていませんか?

パジャマにも寿命があり、見た目や肌ざわり、機能性の変化が寿命のサインです。

この記事では、パジャマの寿命や長持ちさせるお手入れ方法、快適な眠りを支えるおすすめのパジャマも厳選してお届けします。毎日の眠りをもっと心地よくしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

   

■パジャマの寿命は2~3年が目安!

パジャマの寿命は2~3年が目安!

パジャマの寿命は、一般的に2~3年が目安とされています。ただし、寿命は使用頻度や洗濯方法、生地の種類によって大きく異なります。

たとえば、綿素材は肌ざわりが良い反面、繰り返しの洗濯で徐々に生地が劣化していきます。一方、ポリエステルなどの化学繊維は比較的丈夫ですが、毛玉や静電気が気になることも。どの素材であっても、適切なお手入れをすることで、着ごこちの良さを長く保つことができます。

また、洗濯の際には表示を確認して素材に合った方法で洗い、しっかり乾かしましょう。特に就寝中は汗や皮脂がパジャマに吸収されるため、清潔を保つことも寿命を延ばすポイントとなります。

   

■【パジャマの「寿命」アンケート】捨てるタイミングは?

【パジャマの「寿命」アンケート】捨てるタイミングは?

「パジャマを捨てるタイミング」についてグンゼの公式Xアカウントでアンケートを行ったところ、「3年以上」と回答した方が80.3%と、圧倒的多数派となりました。一般的なパジャマの寿命が2~3年であることを踏まえると、多くの方が目安よりも長く愛用していることがわかります。

一方で、「1年~3年」は15.3%、「半年~1年」は4.4%に留まり、半年未満で捨てるという回答は0%でした。

多くの方がパジャマを長く使い続ける傾向が見て取れますが、快適な睡眠のためには、素材の劣化や機能性の変化にも注意を払い、適切なタイミングでの買い替えも大切です。買い替え時のサインや適切な洗濯の方法については、このあと詳しく解説していきます。

   

■【これが出たらパジャマの寿命かも】買い替え時のサイン6選

【これが出たらパジャマの寿命かも】買い替え時のサイン6選

「このパジャマ、そろそろ買い替えたほうがいいのかな?」と迷ったときは、いくつかのサインをチェックしてみましょう。

ここでは、見た目や着ごこち、機能性の低下など、パジャマの寿命を見極める6つのポイントをご紹介します。

・皮脂汚れなどで生地が変色してきた

長く使用しているパジャマは、汗や皮脂が徐々に繊維に染み込み、黄ばみや黒ずみといった変色が起こりやすくなります。特に首元や脇、背中など汗をかきやすい部分は、洗濯を重ねても汚れが落ちにくくなり、見た目に清潔感がなくなってしまいます。

また、これらの汚れは雑菌の温床にもなり、嫌なニオイの原因にもなるため注意が必要です。清潔感が損なわれたと感じたら、見た目だけでなく衛生面でもパジャマの寿命と考え、買い替えを検討しましょう。

・生地が硬くなり着ごこちが悪い・肌ざわりが悪い

パジャマは洗濯を繰り返すことで徐々に生地がくたびれ、繊維が硬くなっていきます。特に綿素材やダブルガーゼなどは柔らかさが魅力ですが、使用と洗濯を重ねるうちに肌ざわりが悪くなり、ゴワつきを感じるようになります。

この「着ごこちの悪さ」は、生地の劣化=寿命のサインといえるでしょう。「以前より快適に眠れない」と感じたときは、無理に着続けずに買い替えるのがおすすめです。

・洗ってもニオイが取れない

パジャマを丁寧に洗っても、ニオいが残るようになったら、それは買い替えのサインかもしれません。

汗や皮脂が繊維の奥に蓄積すると、通常の洗濯では完全に取り除くことが難しくなり、徐々に不快なニオいが染みついてしまいます。とくに首元や脇などの密着する部分はニオイが残りやすく、睡眠中の快適さを損ねる原因にもなります。

不衛生な状態で使い続けるのは、体にもよくありません。「洗ってもニオいが取れない」と感じたら、衛生面と快適さを保つためにも、思い切って新しいパジャマに買い替えることをおすすめします。

・毛玉やほつれ、破れが多くなってきた

パジャマを長く使っていると、生地表面に毛玉ができたり、縫い目がほつれたり、摩擦によって生地が薄くなって破れることがあります。これらの劣化は、生地が寿命を迎えているサインです。

綿やガーゼ素材は肌ざわりがやさしい反面、繊維が摩耗しやすく、毎日の使用や洗濯で徐々に傷んでしまいます。

毛玉や破れが目立ってくると、見た目の清潔感も損なわれ、着ごこちも悪くなってきます。無理に着続けるよりも、快適な睡眠環境を保つために、新しいパジャマへの買い替えを検討しましょう。

・襟元や裾などがよれよれになってきた

襟元や裾、袖口などがよれてくるのは、生地が劣化している明確なサインです。毎日の着用や洗濯によって伸びたり縮んだりを繰り返すことで、パジャマ本来の形状が崩れ、フィット感が失われていきます。

襟や裾がよれると、見た目にもだらしなく感じられるだけでなく、身体にフィットせず寝返りが打ちづらくなるなど、睡眠時の快適さにも影響します。よれが目立ってきたらパジャマの買い替えるのがおすすめです。

・吸汗速乾や保温性などの機能が失われてきた

パジャマに使用されている吸汗速乾性や保温性といった機能性素材も、長期間の使用や洗濯を繰り返すことで徐々にその性能が低下するものもあります。たとえば、以前は汗をすぐ吸って乾いていたのにベタつくようになった、保温性のあるはずなのに肌寒さを感じるようになった、といった変化は機能面の劣化のサインです。

快適な睡眠環境を保つためには、パジャマの機能性も重要なポイントです。こうした変化を感じたら、買い替えを検討するタイミングといえるでしょう。

   

■【パジャマの寿命は洗濯で変わる】 正しい頻度やポイント

【パジャマの寿命は洗濯で変わる】 正しい頻度やポイント

洗濯やお手入れの仕方によって、パジャマの生地の傷み具合は大きく変わります。洗い方を工夫すれば、お気に入りのパジャマをより長く快適に着続けることが可能です。

ここでは、パジャマを長持ちさせるための洗濯頻度や素材別のお手入れポイントについて紹介します。

・パジャマを洗う頻度は最低でも2~3日に1回

パジャマは寝ている間に汗や皮脂を吸収しており、見た目がきれいでも実は汚れが溜まりやすい衣類です。そのまま放置すると、生地の劣化やニオイの原因になることもあります。

睡眠中にかく汗の量は、コップ1杯分に相当するといわれています。とくに汗を多くかく夏場などは、毎日の洗濯が理想です。汗をかきにくい季節でも、2~3日に1回の洗濯を心がけましょう。

・【全般】パジャマを洗濯する際のポイント

パジャマを長持ちさせるには、正しい洗濯方法を知ることが大切です。まずは洗濯表示を確認し、素材に合った方法で洗うことが基本となります。

綿やガーゼ、シルクなど素材ごとに適した扱い方が異なるため注意が必要です。特に首元や袖口、脇など汚れが溜まりやすい部分は、あらかじめ軽くもみ洗いするのがおすすめです。

また、干す際にはシワをきちんと伸ばして形を整えることで、生地のヨレや縮みを防ぐことができます。丁寧なケアが、清潔さと快適さを保つポイントです。

・【生地別】気を付けるべきポイント&洗濯のコツ

パジャマに使われる生地には、綿100%やオーガニックコットン、シルク、リネンなどさまざまな種類があります。

ここでは、生地別に気を付けたいポイントと洗濯のコツをご紹介します。

綿(コットン)の場合

綿(コットン)素材のパジャマは、肌ざわりの良さや通気性の高さから人気がありますが、皮脂や汗を吸いやすく、放置すると酸化して黄ばみや生地の劣化につながります。そのため、着用後はできるだけ早めに洗濯するのが理想です。

また、洗濯時は摩擦によるダメージを軽減するために洗濯ネットの使用をおすすめします。脱水後は時間をおかずに取り出し、シワをしっかりと伸ばして形を整えてから干すことで、縮みや型崩れを防げます。

リネンの場合

リネン素材のパジャマは、さらっとした着ごこちと通気性の良さが特徴ですが、適切な洗濯方法でお手入れすることが長持ちのカギです。

洗濯機の使用は可能ですが、中性洗剤または弱アルカリ性の洗剤を選び、繊維を傷めないようにしましょう。柔軟剤はリネンの吸水性を損なうため、使用を避けるのがベターです。

また、脱水のしすぎや乾燥機の使用はシワや縮みの原因になるため控えましょう。脱水後はすぐに取り出して形を整え、風通しの良い日陰に干すことで、風合いを保ちつつきれいに仕上がります。

オーガニックコットンの場合

オーガニックコットンのパジャマは、自然な風合いとやさしい肌ざわりが特徴で、敏感肌の方にも人気があります。この素材を長く楽しむためには、できるだけ無添加の洗剤を使って洗濯するのが理想的です。

合成洗剤に配合される漂白剤・増白剤・蛍光剤などにより、風合いが損なわれてしまう可能性があります。洗濯後はすぐに取り出し、しっかりと形を整えてから、直射日光を避けた風通しの良い日陰に干すことがポイントです。

シルク生地の場合

シルクは非常に繊細な素材のため、洗濯は手洗いが基本です。おしゃれ着用の中性洗剤を使い、やさしく押し洗いすることで風合いを守ることができます。

強くこすったり絞ったりすると、繊維が傷む原因になるため注意が必要です。洗濯後はタオルで水気を取ったあと、形を整えて陰干ししましょう。丁寧なお手入れが、シルクの美しさと肌ざわりの心地よさを長く保つポイントです。

   

■【上質で快適なパジャマならグンゼがおすすめ】人気アイテムを紹介

【上質で快適なパジャマならグンゼがおすすめ】人気アイテムを紹介

パジャマの寿命を迎えて買い替える際、せっかくなら上質で快適な1着を選びたいですよね。

ここでは、グンゼが展開するおすすめの人気パジャマを厳選してご紹介します。

肌にやさしく、見た目にも上品な1着をお探しの方におすすめしたいのが、オーガニックコットン100%を使用したシャツタイプのパジャマです。

伝統的な播州織のダブルガーゼ素材が使われており、自然な風合いとやわらかな肌ざわりが心地よく、素肌にそっとなじみます。ブラックのパイピングがデザインのアクセントになっており、シンプルながらも洗練された印象です。

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毎日の疲れをしっかりリセットしたい方におすすめなのが、医療機器メーカーと共同開発されたリカバリーウェアです。

遠赤外線を活用した特殊素材が血行を促し、筋肉のこりや疲労感の軽減をサポート。独自のウェーブパターン設計により、身体全体をやさしく包み込むような着用感を実現しています。

ただのパジャマではなく、「休養の質」を高めるための1着。日々頑張る自分への、少し贅沢なご褒美として取り入れてみてはいかがでしょうか。

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グンゼのオンラインストアで提供しているパジャマは、以下から一覧で確認できます↓
▶メンズパジャマ一覧
▶レディースパジャマ一覧

「自分にぴったりのパジャマはどうやって選ぶの?」とお悩みの方は、こちらもあわせてご覧ください↓
▶買い替えパジャマに迷ったら「パジャマの選び方入門」

   

■「寿命」を知って常に寝ごこちのいいパジャマを身につけよう

「寿命」を知って常に寝ごこちのいいパジャマを身につけよう

毎日を気持ちよく過ごすためには、質の高い睡眠が欠かせません。その睡眠を支えるパジャマも、使い続ければ少しずつ傷みが出てきます。パジャマの寿命を見極め、ちょうどいいタイミングで買い替えることが大切です。

愛着のあるパジャマでも、着ごこちが落ちてきたと感じたら、それは買い替えのサイン。毎晩の眠りがもっと心地よくなるように、自分に合った1着を選んでみましょう。

   
パジャマの寿命はいつまで?捨てる基準は?正しいお手入れ方法&洗濯のコツを伝授

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