ブラジャーは洗濯機で洗っていいの?正しい【洗い方・干し方・収納方法】で長持ち&きれい!
女性にとってバストを美しい形に整えてくれるブラジャー。
洗濯は、洗濯機を使っても良いものか悩みますよね。レースや装飾があるデザイン性の高いものは、丁寧に扱わないと傷んでしまうことがあります。
今回はブラジャーの正しい洗い方、干し方、収納方法の3つをご紹介いたします。
是非ブラジャーの正しいお手入れ方法を習得して、きれいに長持ちさせましょう。
ブラジャーの正しい洗い方
まずは正しいブラジャーの洗い方についてご紹介いたします。
ブラジャーを洗濯する前に取扱い表示記号(洗濯表示)を確認
取扱い表示記号(洗濯表示)は基本となる5つの記号と付加記号で書かれています。
アイテムによっては、「洗濯ネット使用」「中性洗剤使用」などの付記用語(日本文での簡単な説明)も記載されている場合がありますので、チェックしましょう。
基本記号は『家庭洗濯』『漂白』『乾燥』『アイロン』『クリーニング』の5種類です。
ブラジャーを長持ちさせるために、洗濯のルールや注意事項をしっかりと確認しましょう。
取扱い表示記号(洗濯表示)の詳しい情報についてはコチラの記事もチェックしてください。
「洗濯絵表示を知れば衣類は長持ち」
洗濯方法
手洗いと洗濯機を使う洗い方の2種類をご紹介いたします。
<手洗いの場合>
ブラジャーは、レースやビジュー、ワイヤーなど繊細なパーツが付いているものが多いので、「手洗い」推奨の取扱い表示記号(洗濯表示)マークが付いていることが多く、水温40℃を上限にふり洗いなどの手洗いが必要です。
基本的には桶の中でふり洗いし、汚れがひどい場合は部分的につまみ洗いします。
手洗いは以下の順番で行います。
① 桶に洗濯洗剤小さじ1杯を入れる。
② 水かぬるま湯 1Lを入れ、洗剤を溶かし泡立てる。
③ ブラジャーは桶の中でふり洗いする。
④付属の挿入パッドは取り外し、もみ洗いする。
⑤ 2~3回きれいな水ですすぐ。
⑥ タオルで押さえて水分を取る。
「ふり洗い」の方法は下記の動画を参考にしてください。
タオルで押さえるようにして水分を取る方法は下記の動画を参考にしてください。
<洗濯機で洗える場合>
取扱い表示記号(洗濯表示)を確認して上記のようなマークが付いていれば洗濯機で洗うことができます。この場合は、洗濯ネットに入れ、水温40℃を限度に洗濯機で通常に洗えます。装飾など取り外しできるものがある場合は、取り外して洗濯すると良いでしょう。
ブラジャーは素材やデザインごとに洗い方が異なるため、取扱い表示記号(洗濯表示)をしっかり確認することが大切です。
洗濯機で洗えるブラジャーはある?
素材にレースなどが使われていない、ワイヤーなどが使われていない、洗濯時にかかる力で変形する心配がない設計等の場合は、洗濯機で洗えるブラジャーもあります。
忙しくて手洗いができない方も洗濯機で洗えると助かりますね。
■洗濯機で洗えるブラジャー
Tuchē(トゥシェ) フューチャーブラ ノンワイヤーブラジャー〈JB6013H〉
つるんとしたシンプルなシルエットでアウターにひびきにくく、ノンワイヤーでラクちんなのに、肉厚のパッドでキレイなバストメイクが可能。この商品なら、ネットに入れて洗濯機で洗えます。
干し方
正しい干し方
洗い終わったら、タオルドライもしくは脱水後にすぐ陰干しします。
ワイヤー有り無しに関わらず、どんなブラジャーでも乾燥機での乾燥は型崩れの原因となるのでNGです。
湿っている状態で繊細なレースや生地を手のひらで挟み丁寧に伸ばし、カップの形を整えてブラジャーが左右どちらかに力がかからない均等な形に干します。
おすすめのブラジャーの干し方は3種類です。
【1】中心をハンガーなどにかけ、2つ折りで干す
【2】アンダー部分の左右を洗濯ばさみでつまんで干す
【3】平干し
ポイントは、必ず風通しがよく直射日光の当たらない場所でしっかりと乾かすことです。
しっかり乾かさないと、ニオイやカビの原因になります。直射日光は黄ばみや色あせの原因になる場合もあるため注意が必要です。
また、冬場などあまり汗をかいていない日でも必ず着用した日はブラジャーを洗うことで、皮脂汚れの蓄積を防ぐことができます。
こんな干し方はNG!
洗濯後の干し方によって、ブラジャーの型崩れや、ワイヤーの変形につながる恐れがあります。
型崩れや、ワイヤーの変形はブラジャー本来の補整力がなくなり、胸の形をキレイにキープする力がなくなってしまいます。
【1】片方のパワーネットをつまんで干す
左右どちらかに力の加わる干し方や、無理な力の加わる干し方はパワーネットが伸びたり、型崩れの原因になります。
【2】乾燥機で乾かす
先述した通り、どんなブラジャーでも乾燥機に入れて乾かすのはご法度。
理由は、ブラジャー自体の型崩れだけでなく、フックやワイヤー、肩紐の金具等、金属を使っているので、乾燥機の回転で引っ掛かり、レースを破ったり、ワイヤーが変形したりする可能性があるからです。また、一緒に洗う(乾燥機に入れる)別の衣類を傷めることも考えられます。
自宅のみでなく、コインランドリーをよく利用されている方も、注意してください。
【3】ストラップに物干し竿を通す
左右対称の干し方でも、この干し方はカップ部の重みでストラップに負担がかかり、ストラップが伸びてしまう原因となります。
【4】両方のストラップを洗濯ばさみでつまんで干す
こちらも【3】同様ストラップに負荷がかかり、ストラップが伸びてしまう原因となりますので、お控えください。
ブラジャーの正しい収納方法
ブラジャーをしっかり乾かしたら、最後に正しく収納しましょう。
ブラジャーの正しい収納方法
<ブラジャーの正しい収納方法>
ブラジャーを正しくタンスに収納する方法をご紹介いたします。
① カップ部分の形を整え、カップ部分を写真のように重ねましょう。
② このままタンスに収納します。
できれば写真のように下着専用のケースに収納しておけば、タンスの中での型崩れを防止したり、使うときに取り出しやすかったりと大変便利です。
ブラジャーをつめ込みすぎてしまうと、カップの変形やシワの原因になるので、ゆとりを持たせることが大切です。
■新しいブラジャーが欲しくなったら、こちらのブラジャー特集をご確認ください。
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まとめ
ブラジャーの正しいお手入れ方法を知っていれば、形が崩れにくくなり、長持ちさせることができます。
今まで間違ったお手入れをしていた方も、これからは正しいお手入れをしてブラジャーを傷ませないようにしましょう。