2024.04.09

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季節の変わり目の肌荒れ、原因と対策とは?

季節の変わり目になると、乾燥やニキビ・赤みなどの肌荒れが気になる方は多いのではないでしょうか。肌が荒れていると、なんとなく気持ちも沈んでしまうものですよね。

そこで今回は、季節の変わり目に起こりやすい肌荒れの原因や予防・改善のための対策についてご紹介します。

季節の変わり目に起こりやすい肌荒れの症状

季節の変わり目に起こりやすい肌荒れの症状

季節の変わり目になると、こんな症状が出る方は多いのではないでしょうか。

・赤み
・かゆみ
・乾燥によるかさつき
・ニキビや吹き出物

このような肌荒れはなぜ起きてしまうのでしょうか?

季節の変わり目に起こりやすい肌荒れの原因

季節の変わり目に起こりやすい肌荒れの原因

季節の変わり目に上記のような肌荒れが起きやすいのには、以下の原因が考えられます。

急激な気温の変化

季節の変わり目は、気温が急激に上下します。冬から春への変わり目には、コートが必要なほど寒い日の翌日に、長袖のTシャツやシャツ一枚で過ごせるような暖かい日がくることもあります。こういった寒暖差によって、肌のバリアや保湿機能を保つために重要な酵素が減少し、肌荒れを引き起こすことが、資生堂の研究でわかっています。

【引用】
「寒暖差(温度低下刺激)により肌のバリア・保湿機能に重要な酵素のひとつであるカスパーゼ14が減少し、(中略)寒暖差が直接的に肌に悪影響をもたらす要因であることを解明しました。」

【出典】
著者名:資生堂(2019年04月15日リリース)
タイトル:「資生堂、寒暖差が直接的に肌荒れを引き起こすメカニズムを解明 | ニュースリリース詳細 | 資生堂」
Webサイト名:資生堂コーポレートサイト(ニュースリリース)
URL:https://corp.shiseido.com/jp/news/detail.html?n=00000000002670&rt_pr=trd59%EF%BC%882021%E5%B9%B401%E6%9C%8808(2021年01月08日アクセス)

花粉などの季節性アレルギー

花粉が肌荒れの原因になることもあります。春先から初夏にかけてはスギやヒノキ、夏の終わりから秋にかけてはブタクサなどが代表的です。季節の変わり目にバリア機能の低下した肌が花粉の影響を受けると、炎症やかゆみなどの肌トラブルにつながりやすいとされています。

紫外線によるダメージ

紫外線は肌に大きなダメージを与えます。肌表面は、角質と皮脂膜によって保護されていますが、この役割は、水分の蒸発を防いだり刺激から保護したりすることにあります。しかし紫外線を浴びると皮脂が酸化し、バリア機能の働きを弱めてしまいます。そのため、肌荒れを起こしやすくなるのです。

以下のグラフは、2019年の東京での紫外線量を示したものです。

東京での紫外線量 グラフ

※参照:国土交通省 気象庁「日最大UVインデックス(解析値)の年間推移グラフ 2019年 地点名 東京

このグラフからは、5月から9月にかけての紫外線量が特に多いことがわかります。そのダメージによって肌が傷んでいる状態のまま放っておくと、肌のバリア機能が低下し、秋~冬の肌荒れに繋がりやすいと考えられます。

また、冬場の紫外線量は夏に比べて少ないもののゼロではありません。冬場に紫外線対策を怠ると、肌が紫外線に対して無防備になり、それが春先の肌荒れにつながることもあります。

ストレス

ストレスは、肌の代謝機能やバリア機能を低下させるため、肌荒れを引き起こしやすくなると考えられます。特に春先は、生活の変化や環境の変化が多くストレスが溜まりやすいため、肌荒れが起こりやすいと言えます。

季節の変わり目の肌荒れ、改善・予防の対策

季節の変わり目の肌荒れ、改善・予防の対策

季節の変わり目に肌荒れを起こしている方は、以下のような対策をしてみましょう。また、肌が敏感で肌荒れしやすい方も、予防のために実践してみてくださいね。

低刺激のスキンケアアイテムで保湿を

季節の変わり目で肌が敏感になっている時期は、できるだけ肌に刺激を与えないことが大切です。アルコールや香料の入っていないスキンケアアイテムで優しく保湿しましょう。肌荒れを防ぐ有効成分が配合されているタイプもおすすめです。

メイクは最小限に。メイクが必要な場合は肌にやさしいアイテムを

メイクをしなければいけない場合は、肌にやさしいメイクアイテムを使用しましょう。低刺激処方のアイテムを選ぶと良いでしょう。油分が少なくて肌の刺激になりにくいもの・クレンジング不要で石鹸で落とせるタイプがおすすめです。

クレンジングをする場合は、刺激の強いオイルクレンジングではなく、ミルクタイプやバームタイプでやさしくおこないましょう。

初めて使う化粧品は避ける

肌が敏感になっている時期は、初めて使う化粧品は避けた方が良いでしょう。普段は問題なくても季節の変わり目で肌が敏感になっているときは、トラブルにつながる恐れがあります。

初めて使う化粧品は避ける

花粉対策をする

花粉によって肌荒れを起こしている可能性もあるので、花粉対策をしましょう。花粉を浴びないように、花粉が多い場所には近づかないことが大切です。また、帰宅後はすぐに洗顔をしたりシャワーを浴びたりして、花粉を洗い流すのも良いでしょう。

▶首元の花粉よけに

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メディキュア ネックカバー

顔だけでなく首まわりの花粉よけには、首を覆うネックカバーもいいでしょう。柔らかく蒸れにくい仕様なので、肌荒れしやすい時期に安心です。紫外線対策にもなりますね。

紫外線対策をする

年間を通じて紫外線対策をすることが大切です。外出時は冬も日焼け止めをしましょう。日焼け止め成分が配合されたベースメイクアイテムでも良いでしょう。また、特に紫外線の強い夏場は、おうちの中で過ごすときも日焼け止め成分の入った乳液やクリームを使うのがおすすめです。

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しっかりと睡眠を取る

すこやかな肌を保つために必要な肌細胞の代謝は、睡眠中に活発化するといわれています。しっかり睡眠をとることが大切です。心地よく眠れるように睡眠環境を整えましょう。着心地の良いパジャマを着るのもおすすめです。

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まとめ

季節の変わり目になると起こりやすい乾燥やニキビ・赤みなどの肌荒れは、スキンケアや紫外線対策・生活習慣の見直しなどで軽減できるかもしれません。今回ご紹介した対策をぜひ行ってみてくださいね。

季節の変わり目の肌荒れ、原因と対策とは?

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