【夏のマスクは暑い!】暑さや紫外線、日焼けはどう対策する?
基本的な感染防止対策として重要とされているマスク。近距離で会話を行う場合はマスク着用を推奨されています。冬はまだしも夏のマスクは暑いですよね。「マスク着用により熱中症リスクが高まる」と環境省・厚生労働省も注意喚起している(※)ように、夏場は感染症以外のリスクにも注意が必要です。今回の記事では、マスクによる暑さを予防する方法や快適性を保つためのヒントをご紹介します。
(※)
【引用】
新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた熱中症予防のポイントをまとめました
【出典】
熱中症予防×コロナ感染防止で「新しい生活様式」を健康に!厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/content/000952909.pdf
夏場のマスクの悩み
マスクをつけると、息苦しくなってしまうという方は少なくないと思います。特に夏場はマスク内に呼気がたまって高温多湿になり、蒸れやベタつきが起きたり、汗をかきやすくなったりしてしまいます。また、顔まわりが暑くなるという悩みもありますよね。
このほか、マスクをするときの紫外線対策をどうするかという問題もあります。マスクによって汗をたくさんかくことで日焼け止めが落ちてしまい、紫外線対策がうまくできないという方もいます。
次項からは、このようなマスクによる暑さと紫外線対策についてご紹介します。
マスク着用時の暑さ対策
マスクが原因で顔周りの熱が籠ってしまう際の対処法をご紹介します。
1.首元やデコルテを冷やす
マスクをつけていて暑さを感じたときは、冷やしたタオルや保冷剤・冷感シートなどで首元やデコルテを冷やしてみましょう。これらの部分を冷やすと、汗もひきやすくなります。
2.放熱しやすい服装にする
マスクをすると顔から熱が逃げにくくなる分、服装で熱を逃がす工夫をしましょう。できるだけ首周りの締め付けが少なく、風通しの良い衣類がおすすめです。男性なら、半袖の開襟シャツ。女性なら風通しのよいシルエットのトップスやワンピースなどがおすすめです。
また、吸放湿性の高い素材を選ぶことも暑さ対策につながります。綿・麻・レーヨン素材などが吸放湿性が高く、夏場のインナーにおすすめです。
3.マスクの素材を見直す
暑さ対策として、マスクを冷感素材のものに変えてみましょう。顔につけるとひんやりするので、暑い日でも快適に着用できます。
マスク着用時の紫外線対策
夏場のマスクに関するもうひとつのお悩み、紫外線対策についてご紹介します。
マスクをしていても日焼け止めは必要?
マスクが紫外線を防いでくれるから、マスク部分の日焼け止めはいらないのでは?と思っている方は多いかもしれません。しかし、マスクは紫外線を完全に防いではくれません。「マスク焼け」「マスク越し焼け」をしてしまい、対策をしているつもりでも肌が紫外線にさらされている可能性があります。
▶紫外線がもたらす肌へのダメージなど詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください
マスク着用時の日焼け対策のポイント
マスクを着用しているときも、紫外線対策はぬかりなく行いましょう。
- 1)マスクで隠れている部分も含め、顔全体にムラなくたっぷり日焼け止めを塗る
- 2)2~3時間おきにこまめに塗り直す
- 3)塗り直してすぐは日焼け止めが落ちやすいので、乾いてから着用する
- 4)UVカット機能のあるマスクを使用する
中でもポイントは(3)と(4)です。塗布後すぐにマスクをつけるのではなく、少し時間が経って日焼け止めが乾いてからマスクをしましょう。また、マスク自体もUVカット機能がついているものを選ぶことをおすすめします。
まとめ
暑い季節は、無理してマスクを着用しないようにし、暑さ対策や紫外線対策をしっかりと行いましょう。マスクをしなければならない場合は服装に気を付ける事も大切です。インナーも涼しいものを選びましょうね。
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